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「俺は税理士になる」68歳の母を悩ませる44歳子供部屋オジサンの人生設計

2021-04-20 15:30:00 | 日記

下記の記事はプレジデントオンラインからの借用(コピー)です

第2の職場のリタイアを控えた女性(68)は、息子(44)と同居している。息子は約10年前に勤務先が倒産。簿記の資格を持っていたことから、「俺は税理士になって、開業する」といって資格取得を目指したが、10年間結果が出ていない。ファイナンシャルプランナーには「このままでは84歳の頃には生活ができなくなる」と忠告されたが――。
実家の母へ娘が経済的援助を続ける理由は「兄が同居しているから」
都内在住の女性(42)から、地方にある実家の家計について相談がありました。
実家は、第2の職場をそろそろリタイアする母(68)と、失業して10年たった兄(44)の二人暮らしです。年金も貯えもあり、母一人なら老後も何とかなるはずですが、母の退職後は兄との暮らしが破綻するのではないかと心配になってきたそうです。
女性は結婚していて、夫(46)と小学生の子ども2人と暮らしています。パート勤めではあるものの、薬剤師のため時給は高めでしっかり自分のお金を持っています。その中から、盆暮れには母にいくらかを渡して援助してきたのですが、上の子ども(小6)が私立中学を受験することになったので、今後はこれまでと同じような援助はできそうもありません。
夫の定年時に下の子(小2)が大学を卒業するので、自分たち夫婦の老後生活費の準備を考えると、教育費の負担が終わったとしても実家にお金を融通することは難しい状況です。これまで夫からは何も言われていませんが、そろそろ夫の目も気になってきました。実家への援助は数年間の限定だと思っていたのに、すでに10年もたってしまったからです。
兄と自分が小学生の頃に両親は離婚。子ども二人を女手一つで育ててくれた大切な母への援助はあたりまえのことで、数年間であれば大きな負担感もなく、迷いはありませんでした。自分の稼ぎから援助できることがうれしくもありました。
けれど、援助開始から10年がたち、女性は先の見えない不安を抱き始めています。後日、お母さまにも同席してもらって詳細をうかがいました。
母ひとりの老後なら大丈夫だが、兄もいるので家計破綻のリスク
家族の情報は次のとおりです。
【家族構成】
母:68、定年退職後の再就職先で勤務中
兄:44、男性、無職
妹(相談者):42、結婚して夫と子ども2人、パート勤務、上の子が私立中学受験予定
父:兄妹が小学生の頃に母と離婚、交流なし
________________________________
【資産状況】
自宅:分譲マンション、離婚時の財産分与で母名義に
預貯金 母:1200万円
兄:不明だが、持っているとしても10万円程度と推測
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【家計状況】
収入 母:給料180万円(2年後に退職勧奨ありそう)、年金144万円、
個人年金60万円(7年後まで)
兄:1カ月あたりのアルバイト収入は数万円程度、家計には入れない
支出:336万円(月平均28万円)
30代半ばで勤務先が倒産した兄「俺は税理士になって独立開業する」
現在無職の兄は大学卒業後、正社員として就職して一人暮らしをしていましたが、勤務先が倒産。30代半ばで失業してしまいました。同じようなことが起きるのはイヤだと考えて再就職はせず、簿記の資格をバージョンアップして、税理士として独立開業を目指しています。
母は、資格取得までのしばらくの期間であればと久しぶりの息子との暮らしを歓迎し、一人暮らしの母を心配していた女性も兄の実家暮らし(子ども時代の自分の部屋)を歓迎したのでした。
それなのに、兄は独立開業どころか、いつまでたっても資格を取得できていません。就職先で簿記の資格を取得した兄は、さらに税務の知識があると仕事に役立つと勉強を続けていたのですが、失業を機に税理士資格の取得を思い立ちました。

税理士の資格取得には5科目の試験に合格しなければなりませんが、一度に全科目ではなく、1科目ずつ合格していけばいいので、女性にも母親にも税理士取得は現実的なプランに感じられたと言います。
勉強に支障があるからという理由で、兄は定期的なアルバイトをしたことはありません。時々、単発のアルバイトで小遣いを稼いでいるようですが、家計にお金を入れることはありません。資格取得のための学校は、最初の1年間通っただけで、以降は在宅で勉強しています。おそらく手持ち資金が底をついたのだろうと、女性は推測しています。
友達と遊びに出かけることもないので、女性と母は、このままひきこもりになってしまうのではないか、いや、これはもうひきこもりになっているのではないかと危惧しています。
兄は不定期バイトで月数万円収入も、家計に1円も入れていない
母は離婚前からの勤務先を60歳で定年退職しました。母一人の老後であれば、それまでのたくわえと年金で生活は何とかなりそうでしたが、楽しみにしていた旅行資金をゆとりあるものにするために、再就職して65歳までは収入を得る計画でした。
それが、今では息子2人との生活を支えるものとなっていて、65歳を過ぎても仕事を辞めることができずにいます。
現状、母の手取り収入は月15万円、年金が月12万円、これに個人年金が月5万円あり、計32万円。兄は不定期のアルバイトで月数万円あるようですが、家計に1円も入れていません。支出は、母と兄の食費や水道光熱費などで月28万円。よって、母は仕事を辞めることはできません。
ただ、勤務先の都合で2年後には退職を勧められる可能性が高く、収入が途絶えてしまいそうです。体力的な理由やいまさら新しい環境に慣れることへの不安から、再々就職は現実的ではありません。
兄が当初の計画どおりに独立開業できるのが理想ですが、資格の取得がいつになるのかわかりません。それならば、少しでも早く就職して安定した収入を得てほしいというのが、今の女性と母の願いです。
自分たちの願いを伝え、兄の将来のこと、お金のことなどを話し合いたいと思うけれど、その気配を察すると本人の機嫌が悪くなって室内にこもってしまうので、きちんと話し合えずにいます。
母は「子供部屋おじさん」の兄との暮らしを何歳まで継続できるか
母娘は「独立開業という大きな夢をかなえることができずに、一番つらい思いをしているのは本人だろうねぇ」とため息をつくばかりです。兄は自身の失業について「自分が悪かったわけじゃない」と思っているフシがあり、現実から目を背けているようです。このためどのように話しかければいいのかわからずにいます。
そこで、筆者は実家の家計のシミュレーションをつくりました。母は、何より娘に迷惑をかけずにどこまで自分が息子を支えられるかを知りたいとのことでした。
母が予定どおり2年後に退職して平均的な生活費で暮らしていくと、母84歳時点で家計は赤字に陥り、平均余命である90歳の赤字額は600万円を超えてしまいました(グラフの緑ライン)。つまり、84歳からは生活が成り立たなくなってしまうのです。
退職後の生活費を毎月1万円節約することができると、赤字になるのは85歳。90歳時点の赤字額は366万円です(グラフの黄ライン)。毎月の少しの努力で、赤字を減らせることがわかります。
2年後の退職をあと2年延ばすか、再就職をして4年後まで今と同じ年間180万円の収入を得ることができれば、赤字になるのは87歳。90歳時点の赤字額は260万円です(グラフの青ライン)。
毎月1万円の節約で赤字が大きく減ることに母は目を見張りました。「努力や工夫をすることで、生きながらえることができそうな気がする」。そんな感想をもらしました。
母が健康で過ごすことができれば、このシミュレーションをたよりに、息子との暮らしを成り立たせる可能性は十分に残されています。けれど、母の介護費用がかさむなど予想外の支出が生じれば赤字はふくらみます。母亡き後の息子の生活がどのようなものになるのか。母は「このままでいいはずはない」と思いを新たにしたようで、「近いうちに息子と話してみる」と言ってくれました。
母としては、息子に自身の財布のシミュレーションを見てほしいそうですが、ファイナンシャルプランナーへの依頼は息子自身にさせるべきでしょう。筆者は息子から声がかかるのを待っているところです。
菅原 直子ファイナンシャル・プランナー


「旦那デスノート」とは?妻から死を希望される夫の特徴

2021-04-20 13:30:00 | 日記

下記の記事は日刊ゲンダイデジタル&https://allabout.co.jp/からの借用(コピー)です

「『夫に早死にしてもらいたい妻たち』は…意外といます」――。14日、ネット上に掲載された読売新聞社の「ヨミドクター」で、こんな過激なタイトルが付いた記事が注目を集めた。大阪大学人間科学研究科未来共創センター招へい教授で、内科・循環器・性機能専門医の石蔵文信氏のコラムだ。

<離婚もできない上に、夫からのストレスにさらされている妻が、夫の早死にを望むのは、ある意味、自然なことかもしれません。>

 石倉医師は出版社のアンケート調査結果などを踏まえ、子供の親権や財産分与の問題などから離婚したくてもできない妻が少なからずおり、結果として夫の死を望むようになる――などと“解説”している。

 この記事がネットのランキング記事の上位に入る状況自体が夫にとっては複雑な心境だろうが、コラムの中に出てきたネットサイトを見ると、さらに背筋が凍る思いがするに違いない。月間サイト利用者が18万人突破――などとある、「だんなDEATH NOTE(旦那デスノート)」だ。


トップ画面には<夫に今すぐ死んで欲しい。毎日思っている。お願いだから死んで。世の中にはお前より素晴らしい人達が生きられないとか不公平だ。>などとあり、夫の早死にを望むような書き込みが多数ある。

<旦那は今日も生きている。ゲンナリしてしまう。本当にしんどい。死んでくれ、今すぐに死んでくれ。私の精神の安定と幸せの為に、今すぐに死んでくれ。>

<旦那愛用の太田胃散(粉末)にシテロンパキシル混入。見事、胃の中へ成功。 朝のお見送り笑顔で、いってらっしゃい。>

「DEATH NOTE(デスノート)」(大場つぐみ原作、小畑健作画)は2000年代初めに「週刊少年ジャンプ」(集英社)に連載された漫画で、ノートに名前を書かれた人は必ず死ぬというストーリー。「だんな―」の書き込みは死を望む相手の名前こそないものの、書き込んでいるであろう妻の夫に対する恨み、憎しみの感情や言葉がこれでもかとストレートにつづられている。

夫に早死にしてほしい妻…背筋も凍る「だんなDEATH NOTE」
旦那デスノートの過激さ..……妻にとって望ましくない7つの夫事例
1:家事・育児への不参加夫
こんなときになぜ、手伝ってくれないの!?
もともと「だんなデスノート」というサイトは30代がユーザーの中心であるため、やはり夫の家事・育児への不満が多く見られます。妻が40代、50代になると夫への要望も変わってくるのですが、子供が小さく、なおかつ共働きの多い30代では、やはり「家事・育児をしない夫」への不満があちこちで爆発しています。

さらには「ゴミ出し程度で『俺はやってるぞ感』を押し付けてくる」といった、旦那様の「いい夫アピール」に対しても、辛辣な攻撃が展開されています。旦那様は、家事育児は折半してやっているようで実は妻の負担が8割ということを念頭においてください。

2:浮気夫
浮気夫には極刑を!?
浮気をした夫に対してももちろん「だんなデスノート」は過激に斬ります。浮気発覚……妻のプライドは鋼のハンマーでぶち砕かれたごとく。怒りレベルはエベレストの山頂まで駆け上がる。お相手は一般人もあれば、水商売や風俗ありとさまざま。

だいたいの場合は、旦那様の方はバレていないと思っていたり、しらばっくれているのに、しっかり妻には証拠を握られていたりするケースのようです。どの面下げて家に帰ってくるんだ。他の女と遊んでしまった下半身には視線を向けたくない。けがらわしいパンツなんか洗濯機に入れたくない。この煮えたぎる妻の気持ちを理解しましょう。

3:妻への感謝やいたわりの態度がない夫
「俺は仕事で疲れている」「誰が食わせてやってるんだ」という態度……
妻も仕事をしているのに「俺は仕事で疲れている」と知らん顔。家事や子育てに奮闘する妻に対して「誰が食わせてやってるんだ」的な態度。これらも頻繁に指摘されています。妻たちが「家事や育児の大変さをわかってくれない」「妻を家政婦としか思っていない」という不満を持つのは、夫側に妻への感謝の言葉、いたわりの態度がないことの証拠です。

たとえ、毎日残業で家事育児に参加できないとしても、家の中のことを頑張ってくれている妻にねぎらいや感謝の言葉、いたわりの態度があれば、妻だって「自分の大変さをわかってもらっている」と思えます。そう思えれば、家事不参加の夫への不満も減っていくはずです。家事・育児をしないだけでなく、その苦労をわかっていないという二重の過ちが、妻たちを激怒させているのです。

4:金銭面で問題ありな夫
金の切れ目が縁の切れ目?
妻の必死のやりくりを台無しにするような浪費癖やギャンブルといった、旦那様の個人的な話から、ビジネス上の負債や連帯保証人になったことでの借金、さらには夫の実家の借金を背負い込んだなど、さまざまなパターンの「お金のトラブル」が書き込まれています。

お金の話こそ、生きていく上での根幹にかかわる大切なことであり、夫婦できちんと話し合い、理解をしあうことが必要。しかし、多くは「無断で」「突然」「ダメと言ったのに」など、独断でお金を使う夫のトラブルが妻を激昂させているのです。妻が日々、どれだけ節約に注力しているかを見ていないという背景があります。妻のライフスタイルをちゃんと見てください。お金より妻の気持ちを優先してください。

5:性欲ありすぎ夫
大嫌いな夫から求められることは苦痛
「セックスレスカップル」が既婚者の半数以上といわれる現代は、「夫の性欲がないこと」「スキンシップがないこと」で悩む妻の皆様が多いのですが、このサイトに限っていえば「セックスレス」はむしろ「望ましい状態」。嫌悪している夫に求められることは身震いする出来事のようです。したがってこのサイトでは夫からの誘いが「ありすぎて嫌だ」「触ってくるのが気持ち悪い」というお悩みになっているのが特徴です。

最近、夫婦仲がいまいち、と思っている旦那様方。義務セックスの直後に妻がデスノートに向かって、今したばかりのセックスへの不満をぶちまけていたらどうしますか? 恐ろしいことです。「お前だけイッてんじゃねえよ、この腐れ……」。こちらではこのへんで止めておきます。

6:DV夫
DVは力による暴力はもちろん、言葉による暴力も
そんなに数は多くなさそうですが、家族に対して「手を出す」夫の事例も書き込まれています。そして、力による暴力だけでなく、言葉による暴力やモラハラなどの被害も見受けられます。

7:不潔夫
大前提として、夫への不快感が……
手を洗わない、寝る前に歯磨きしない、洗濯を極端にしないなど、そもそもの衛生感覚に問題がある指摘とあわせ、加齢臭の言葉も頻出します。ただこれについては、実際の「被害」というよりは、大前提としてパートナーへの不快感があり、相手への悪口の象徴として使われているようなところもあるのかもしれません。付き合い始めの頃は「あなたの香りが好き」と背中に頬をピトっとくっつけていた……あの頃の想い出は、遠い昔の物語に。

「旦那しねよ」旦那の死を願う、妻たちの心の中
ネガティブ感情の主な原因は「妻への感謝やいたわりの欠落」では
まだまだ他にもさまざまな「死んでほしい夫」の例が出てきますが、さまざまなネガティブ感情の主な原因は、3つ目の「妻への感謝やいたわりの欠落」にあるのではないでしょうか。長年一緒に暮らしていると、妻が洗濯してくれて当たり前、マグカップを洗ってくれて当たり前、抱かせてくれて当たり前……などと、マヒしてきがちなのは事実です。

もちろん、借金やDVなど、妻との関係が原因とは考えにくいものもありますが、もっと妻側に「感謝やいたわりの気持ち」が伝わっていれば、「死んでほしい」とまでは言われなくて済んだかもしれません。
「旦那の死を願う」という書き込みは果たして真実の気持ちなのか? もちろん、真実をそのまま吐露している妻もいます。匿名ならではの「ノリ」による誇大表現もあるでしょうが、憎しみは確実に持っています。

少なくともそこには、「もっと理解してほしい」「もっと認めてほしい」「もっと助けてほしい」「もっと向上して欲しい」「もっと稼いで家族を楽させてほしい」「もっと身なりに気をつけてかっこいい夫でいてほしい」「もっとセックスのことを考えててほしい」、そして「夫への怒りを分かち合える妻友達がほしい」という妻たちの悲痛なSOSが隠れているように思えます。

ぜひ、世の中の旦那様方は、このサイトの「死を願われる夫たち」をもしかして俺のことかも?と、自分自身にあてはめて考えてみてください。気づかぬまま、他人事と受け流さないこと。妻がデスノートを1年間毎晩書き続けているとしたら……夫婦としては終わっています。はやく妻の叫びに気づくことが、長寿時代の愛ある老後を約束します。100年生きる時代です。あと50年、60年と妻が夜な夜なデスノートに向かうなど、精神的にもよくありません。般若顔のおばあさんになってしまいます。

未婚の若い世代が「だんなデスノート」を読むと、単に笑うだけで終わるでしょうか。「マジ? やばくね? 結婚したらこんなドロドロになるんだ」などと、結婚ネガティブ思考がインプットされることになったら、結婚に夢が持てなくなります。成就しない恋とセックスでいいや、と割り切ってしまうと寂しいことになります。

「セックスするけど結婚はしないよ。どうせデスノートに書かれるようなるんだからさ」と合理的な発言をする男子が出てくるのは寂しいことです。少子化はますます加速。彼氏いない女子急増。

気づいていないオノレの否を確かめるためにも、われわれの子孫が恋と結婚に夢を持てるよう後押しするためにも、世の旦那様方には、「だんなデスノート」を参考書として読んでいただきたいのです。殺されてはいけません。生まれ変わって、妻とラブ交換ノートを書き合うくらいの勢いで、妻を大切にしてください。 


眞子さま「理解してくださる方がいらっしゃれば…」 小室圭さん28枚文書で結婚が“前進”したわけ

2021-04-20 11:00:00 | 日記

下記の記事は文春オンラインからの借用(コピー)です

 4月8日午前、小室圭さんが、代理人である弁護士を通じて、母親である小室佳代さんと元婚約者の男性との金銭トラブルについて、経緯を説明した文書を公表した。計28ページにわたり、小室圭さんの見解がぎっしりと綴られた文書だ。
 翌9日、眞子さまも「文書を読まれていろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」とのコメントを発表した。
今回の文書で世間に訴えたかったこと
 小室さんは「事情説明を行った文書」の最初の段落に、「私と眞子様の気持ち、そして結婚に対する思いに変わりはありません」と記した。「この文書で結婚に関する具体的な事柄に触れることはしていません」とことわりながらも、自らだけでなく、眞子さまも登場させて、両思いであることを宣言したのだ。2017年9月3日、婚約内定記者会見で見つめ合う眞子さまと小室圭さん 
「結論から言えば、この冒頭部分こそが、今回の文書で世間に訴えたかったことなのでしょう」と、2人を知る宮内庁関係者は言う。
「一般的に、世間を騒がせた案件について話す場合には、その内容を説明した上で、最後に理解を求めるのが『大人の対応』です。今回の文書の目的は、金銭トラブルについての事情説明とうたっています。それならば、小室佳代さんと元婚約者との話し合いの経緯や、周囲からの疑問点に言及したあとで、終わりに結婚への了解を求めるのが筋です」
 昨年11月13日、宮内庁を通じて眞子さまが発表した文書でも、お二人の結婚の意思に変わりはないことを強調していた。しかし、ある秋篠宮家関係者は、「お二人とも、そもそも愛し合っている者どうしがなぜ結婚できないのか、という疑問をお持ちのようなのです」と嘆く。
「もう結婚を認めてあげよう」という声
 実際に、この文書を速報した複数のマスコミは、“結婚の思い変わらず”という見出しで速報ニュースを配信した。SNSの反応を見ても、「もう結婚を認めてあげよう」という声が少なからず上がっており、効果てきめんだったと思う。
 今回の文書を出した理由を、小室さんは文書の中でいくつかあげている。まず一つ目は、秋篠宮さまが昨年11月の誕生日会見で、金銭トラブルについての対応が「見える形になるというのは必要なことではないか」と述べたことだ。そして二つ目の理由として、元婚約者との話し合いが終わっていないにもかかわらず、元婚約者の一方的な話が記事になったり、更にその内容の多くが残念ながら事実ではなかったと主張する。これらを受けて、「このまま否定や反論を一切することなく穏やかに話し合いを続けることは困難であると判断し」たという。2020年1月、新年一般参賀での秋篠宮ご夫妻と眞子さま、佳子さま 
 また、沈黙を続けてきた理由についても、元婚約者のプライバシーをさらすことになる可能性や、きちんと話し合って理解を得たうえで解決したいとも考えたという。そのため、「世の中に出回ってきた誤った情報を積極的に否定することも、それに積極的に反論をすることもしてきませんでした」と説明した。
 小室さんの文書だけを読むと、小室さん親子が、元婚約者をいたわり、あくまで話し合いによって和解の道を懸命に探してきた、と思う人もいるだろう。
 しかし、秋篠宮ご夫妻をよく知る人物は「私の知る限り、それは必ずしも事実ではありません」と明かす。
事前に打ち合わせた“できレース”
「『報道が過熱するとは思いませんでした』と文書にあった通り、小室さんは、時間がたてば金銭問題が話題になることもないだろう、と考えていたのではないでしょうか。
 小室さんにとって大きなターニングポイントは、秋篠宮さまの昨年11月の誕生日会見で『目に見える形』での説明を求められたことです。
 この時点で、秋篠宮さまも、結婚に強く反対していた紀子さまも、結婚を容認する姿勢にかわっていたそうです。そして、眞子さまが相談に乗られて、今回の文書が作成されました」眞子さま
 文書が報道各社に送られた4月8日の午後には、宮内庁長官の定例会見があった。この小室さんの文書について、長官は「非常に丁寧に説明されている」と評価した。
 さらに翌9日には、皇嗣職大夫が定例会見で、文書について「今回発表された文書を読まれて、いろいろな経緯があったことを理解してくださる方がいらっしゃればありがたい」とする眞子さまのコメントを発表。金銭トラブルが報道されたタイミングで眞子さまは小室さん側から相談を受けており、これまでの対応も、眞子さまの意向が大きかったと続けた。そして秋篠宮ご夫妻についても、「小室家側が、この問題を解決するために行ってきたいろいろな対応が、“見える形”になるよう努力したものと受け止めて」いらっしゃるようだとした。
 8日の午前に文章発表、その日の午後に長官会見、そして翌日の皇嗣職大夫の会見で秋篠宮ご夫妻のご様子に触れるなど、あまりに流れがよく、宮内庁担当記者からは「事前に打ち合わせた“できレース”だ」という声も聞こえた。
 近く、小室さんの代理人弁護士は、宮内記者会に、文書について説明をする予定だという。宮内記者会にも結婚を容認する雰囲気ができつつあり、今後は結婚の日取りをめぐって取材が過熱しそうだ。


世界初 アルツハイマー病を「治す薬」が日本でも承認申請へ

2021-04-20 08:30:00 | 日記

下記の記事は日刊ゲンダイデジタルからの借用(コピー)です

 昨年末、アルツハイマー病の進行へ直接介入することを目的に開発された「アデュカヌマブ」が、米国などに続き日本でも承認申請された。承認されれば、アルツハイマー病の世界初の根本治療薬(疾患修飾薬)となる。日本認知症学会理事長で、東大大学院医学系研究科脳神経医学専攻神経病理学分野教授の岩坪威医師に話を聞いた。

 アルツハイマー病で従来承認されている薬は症状を緩和させるが、病気の進行は止められない。しかも、効果がある期間は限定的だ。

「一方、アデュカヌマブはアルツハイマー病の原因物質であるアミロイドβの脳内レベルを下げる働きがあります」

 アミロイドβは健康な人の脳にもあるタンパク質で、通常は短期間で排出される。ところが何らかの原因でアミロイドβが脳内に蓄積するようになると神経変性が起こり、神経細胞が死んで脱落。アルツハイマー病の症状が出てくる。アミロイドβの蓄積は、アルツハイマー病と診断される20年前から始まるといわれている。

「アデュカヌマブがアミロイドβの脳内レベルを下げ、神経変性を抑制し、アルツハイマー病の進行を遅らせます。2つの臨床試験のうち一方では、78週投与で認知機能低下がプラセボ群より22%抑えられました」

 もう一方の臨床試験では主要評価項目をすべて達成できなかったが、アデュカヌマブを開発した米バイオジェンとFDA(米食品医薬品局)の解析で最高用量を一定回数以上投与された人だけを抜き出すと、2つの臨床試験とも同様の認知機能低下の抑制効果が見られた。

 厳密には臨床試験は2つとも評価項目をすべて達成しなければならないところ、1勝1敗の結果。FDAはポジティブな面を重視しようとしているが、“肩入れし過ぎなのでは”との批判もある。昨年11月のFDAの外部諮問委員会では、承認すべきでないとの意見が大差で出た。アデュカヌマブは承認されるのか?

「FDAが追加のデータをバイオジェンに要請して、承認か否かの期限を当初の3月7日から3カ月先に延ばしました。日本でもアデュカヌマブの審査が始まっていますが、米国の結果を踏まえた上で承認か否かが決まるでしょう。どういう判断になるかは現時点では想像がつかない。承認されたとしても、薬を臨床で使える時期は予定より遅れることは確かです」

■ごく早期に発見できる検査法も確立

 ただ、アルツハイマー病の治療薬として開発が進んでいるのは、アデュカヌマブだけではない。エーザイ主導でバイオジェンがパートナーとなって開発された「レカネマブ」の第3相臨床試験(最終段階の臨床試験)がすでに開始されている。

 スイス・ロシュの「ガンテネルマブ」も第3相臨床試験中。米イーライリリーの「ドナネマブ」は第2相臨床試験(第3相臨床試験の前の試験)でポジティブな結果が出ている。

「アデュカヌマブやレカネマブは、何割かがアルツハイマー病に移行する軽度認知障害(MCI)やごく早期のアルツハイマー病が対象です。これらの治療薬が有効に使われるためには、MCI以前の段階でアルツハイマー病の原因物質アミロイドβの蓄積をチェックし、アルツハイマー病に移行するリスクが高い人を見つけ出すことが必須。そのための検査法も確立されつつあります」

 岩坪教授は、認知症発症の危険度を予測する方法の開発を目指す「J-TRC」も実施。ホームページ上(https://www.j-trc.org)ではインターネットを介した簡単な検査で認知機能をセルフチェックできる。

 高リスク群に根本治療薬をより早く投与できるようになれば、アルツハイマー病を発症せずに寿命を全うできる可能性も出てくる。やがては、「アルツハイマー病は根治可能な病気」となるかもしれない。