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「初めて切断した患者さんの足を持った時は…」 手術室看護師“オペ看”の仕事が想像以上に壮絶だった件

2021-04-23 15:30:00 | 日記

下記の記事は文春オンラインからの借用(コピー)です

「小学校の頃、通学路の途中に動物の死骸があって。それが日に日に腐っていったんです。ずっと片付けられず、ハエとかがたかっていて…その臭いが頭の中にずっと残っていた。初めて糖尿病の患者さんのアンプタ(※四肢切断術)のオペに付いて、切断した足を持った時、その重さに驚いたり、患者さんのことを考えて切ない思いが浮かんだ一方で、その臭いもリアルにフラッシュバックして。『あ、あの時と一緒だ』って思ったんですよね」
 そんな風にかつての経験を語ってくれたのは、現在ヤングマガジン(講談社)で漫画『オペ看』を連載中の人間まおさんだ。人間まおさん 
 同作のタイトルにもなっている「オペ看」とは、手術室看護師のこと。多くの人が「看護師」という言葉で想像する外来や病棟で患者のケアをする病棟看護師とは異なり、仕事のフィールドは医療の最前線でもあるオペ室の中だ。
 では、実際にオペ室の中ではどんなことが起きているのだろうか? また、オペ看の仕事とはどんなものなのだろうか? コロナ禍の中で注目が集まる医療業界の知られざる分野について、自身もオペ看として働いていたまおさんに話を聞いた。
オペ室を希望した新人はひとりだけ!
――もともとまおさんがオペ看を目指した理由は何だったんでしょうか?
まお 専門学生の時にいろんな病棟を実習で回るんですけど、担当してくれた看護師さんに怖い人が多くて、自分が病棟で看護師をやっていけるのか不安になっていました。だけど、手術室の見学に半日だけ行ったとき、ついてくれた看護師さんがすごくいい人だったんです。自分は結構グロいものへの耐性もあったし、「普通の病棟よりもそっちの方が自分の性に合っているのかな」と思ってオペ室を希望しました。 
――いきなりオペ看を志望する人は少ないのでは?
まお その年は新人が50人入ったんですけど、オペ室を希望したのは私ひとりだけでした。まずは病棟で看護師の「一般的な仕事」を身に着けてからオペ室に行く、という流れが多いんだと思います。オペ室での作業に関しては、私が通っていた専門学校ではほとんど学ぶことがありませんでした。実際に手術をやりながら覚えていくしかないんです。みんなそういうことも分かっているので、いきなりオペ室みたいな情報の少ないところには行かず、学生時代の知識を活かせる病棟から始めるという人が多いですね。
 ただその分、私は現場で手厚く指導してもらえたと思います。その日、その日で毎日勉強して、調べて…。責任がすごく重いなって思いましたね。オペ室に入るというのは自分の動きが患者さんの命に直結するし、何か一言言わなかっただけで大事件になったりもする。すごくプレッシャーはありました。
最初の現場は「ドクターにめちゃくちゃ怒られた」
――いきなりこれまで経験したことのない業務に入るんですね。最初に経験したオペはどんなものだったんでしょうか?
まお まず見学させてもらったのは心臓の手術でした。そこで初めて生の心臓をみたんですけど、その時は感動しましたね。なんというか…人間の身体って凄いなって思いました。心臓とかって、「ドクンドクンと動いている」くらいのイメージしか頭になかったんですけど、実際にこんなに力強く動くんだ。本当に生き物みたいな感じで動いているんだな…と思いました。
――実際に現場に出た最初のオペも覚えています?
まお 腸の癌の患者さんの手術だったんですけど、それもよく覚えていますね。ドクターにしょっぱなからめちゃくちゃ怒られたんです。先生に器具を取るように言われたんですけど、緊張しすぎてその器具を探すのに必死になっちゃって…。そしたら「ちゃんとわかったなら返事してよ!」と怒られましたね。
――最初でも容赦ない! なかなか怖いですね。
まお でもウチにいた先生は、まだ優しい方かもしれないです。他の病院から来た人に聞くと普通に「死ね」とか言ってくるドクターもいると聞きましたから(笑)。その先生の手術は「公開処刑」って呼ばれていて、モノが飛んでくることもあったらしいです。まぁ先生はそれだけプレッシャーがかかっているんだと思います。
オペ看の仕事は「器械出し」と「外回り」
――まさに戦場なんですね…。オペ看の皆さんは実際に術中、どんな仕事をされるんですか?
まお 大きくわけると仕事は2つあります。1つは、よく医療モノのドラマや映画でやっているような、メスやセッシなどの器具をドクターに渡す「器械出し」と言われる作業。もう1つは「外回り」と言われる作業です。大まかに仕事内容を説明すると「器械出し」以外の部分ですね。患者さんは手術中に喋れないので、体に神経障害が起こっていないか、患部は圧迫されてないか、出血量はどうか…といったことを確認します。だいたいその二手に分かれて、二人一組でつくことが多いですね。
 ちなみに「器械出し」の方が普通の人にはイメージしやすいでしょうし、器具も100種類以上あって確かに簡単ではないんですけど、本当に難しいのは「外回り」の方だと思います。外回りは判断力や経験がすごく必要なので。
いまだに夢に出てくる「切断された足」
――冒頭でも仰っていましたが、漫画の中では糖尿病の患者さんのアンプタ(四肢切断術)で、初めて切断された足を持った時の衝撃を描かれていました。
まお いまだに夢に出てきたりとかしますよ。臭いもすごかったですし、組織が壊死しているのでブニョっとした独特な感触で、脛から下の部分だけを持ったはずなのにずっしりと重かった。かなりの衝撃でした。Twitter とかでも同じオペ看をやっているという人からコメントをもらいましたけど、「このオペはずっと慣れない」と言っている人が結構いました。漫画『オペ看』より
――他に印象に残っているオペはありますか?
まお 妊婦さんのカイザー(帝王切開)は何回ついても緊張するし、感動しましたね。カイザーって、出るまでがすっごい早いんですよ。5分ぐらいで、もうパッと出てきて。だからこっちも「赤ちゃんだ!」とか感動している時間がないんですよね。「出たらすぐ止血!」みたいな感じなので。
 首にへその緒が巻きついていたりすると、泣き声が聞こえなかったりするのですごく心配になったりするんですけど、気にしている暇もない。とにかくこっちはバーッと器械出しをして、ふっと「大丈夫かな…」みたいな。そういう風にドキドキしながらオペについていました。
心臓外科のオペ前日に行った誕生日デートは…
――ちなみにまおさんが一番大変だったオペは何ですか?
まお 心臓外科のオペが一番、苦手で…。時間も長くて手順を覚えるのが大変だし、器械の種類も多い。ドクターもめちゃくちゃ怖い(笑)。血流を止めるので部屋もものすごく寒いし、重圧もすごいので、とことん疲弊してしまうんです。「お金払うから代わってほしい!」と思うぐらいで。だいたい心臓外科のオペの予定が1週間ぐらい前に決まるんです。そうなるともうそこから毎日、憂鬱でした。どれだけ準備しても足りない気がしちゃうんです。
 1回、自分の誕生日の次の日に心臓外科のオペが入っていた時があって。当時、付き合っていた彼が誕生日デートに連れて行ってくれたんですけど、もう気持ちが全然入らない。「こんなこともういいから家に帰って予習させてよ…」みたいな感じでした。せっかくサプライズ演出までしてくれたのに、オペのことで頭がいっぱいで「夜景どころじゃない!」みたいな(笑)。手順書とか全部写真で撮っていって、ちょっと空いた時間にもずっと予習して…そのぐらい心臓の手術は苦手でしたね。ただ、その分手術が終わって患者さんを無事病棟へ送り出した時の達成感は大きかったです。
リアルドクターXには「 使えねぇな、本当に」
――心臓は特に生死に直結する臓器なので、重圧もすごいんですね。ドラマの『ドクターX』のように「失敗しないので」とはなかなかいかない。
まお あ、でも似たような感じの脳外科の先生はいました。体がでかくてどしどし歩くタイプの女医さんで。しかも「あの先生には新人はついちゃいけない」っていう決まりがあるくらい、新人が大っ嫌いなんですよ。1回、新人時代にその先生のオペを見学しに行ったことがあったんですけど、ちょうど先輩が抜けちゃった時に「この器具出して欲しいんだけど」って話しかけられて。「まだ入ったばかりで今日は見学なので、できないんです」と言ったら「これだから新人は嫌いなんだよ! 使えねぇな、本当に」とか言われて(笑)。「怖ぇ…」って思いました。「そんなのシャっと出せばいいじゃん!」とか言われました。
――毎回、そんな感じだとスタッフも心労がすごそうです…。
まお でもみんなが思っている程、雰囲気は暗くないんですよ。そうじゃないと逆にやってられない部分もあるのかもしれません。「非日常」が「日常」になっていく感じで…。だから医療ドラマの手術シーンを見ると「空気重いなあ」とか思いますね(笑)。もちろんそういうオペもあるんですけど、もうちょっとこう、サバサバとしている。やわらかくてあったかい感じです。
 私は病棟も経験があるんですけど、そういう意味では断然、オペ室の方がよかったですね。なんというか…「チーム」という感じがすごく強かった。1人の患者さんに対して、スタッフ全員が「お願いします」と言って始まって、みんなで手術して。部活とかで一致団結するときに似ているかな。みんなで協力して「私これやります」「これ取ってきます」「●●先生呼んできて」「ハイ」みたいな。すごいチーム感が強くて好きでした。️
漫画を通して、オペ看の仕事がどんなものなのか知ってほしい
――オペ室の「チーム」みんなで必死に患者さんを助けようとする…というのは、とても熱量がありますね。
まお 一般的に病院の「花形」ってオペ室だと思うんです。ドラマとかテレビとかで取り上げられることも多いですし、本当に最前線。でも、私も最初は看護師の仕事としてオペ看を知らなくて、「救急とかカッコいい!」とか思っていました。
 実際、オペ看は患者さんをケアしつつドクターとも対等に渡り合って行かなきゃいけない。そんなすごいところで働いている人たちがいるのに、このまま誰にも知られずに、「メスを渡すだけの人」みたいな印象で終わらせるのはもったいないなと思って。だからこそ、この『オペ看』という漫画を通して、オペ室で働いている看護師の仕事がどんなものなのか知ってほしいですね。


がんを告知されたシングルマザー 入院中に娘をどうすれば…

2021-04-23 13:30:00 | 日記

下記の記事は日刊ゲンダイデジタルからの借用(コピー)です

Nさん(34歳・女性)は4歳の娘、ゆいちゃんと2人で暮らしています。毎朝、保育園にゆいちゃんを預けてから、近所のスーパーで働いていました。

 3カ月前から時々不正出血があり、B病院の婦人科を受診しました。すると、担当医から「子宮頚がん」と告げられ、手術を勧められたのです。

「え! 入院ですか……」

 Nさんは絶句しました。1週間後の外来診療の際、返事をすることにして、承諾書などの書類をもらって帰ることにしました。

 診察室を出たNさんの頭の中は、自分の病気のことよりも「入院中に娘をどうするか」が占めていました。病院を後にして、お迎えのため保育園に向かう途中では、「仕事を休んだら収入がなくなる。治療費はどれくらいかかるのだろう……」といった不安が頭に浮かんできます。

 保育園に着くと、ゆいちゃんが走ってきて「ママー」と言いながらスカートに抱きついてきました。その瞬間、ホッと緊張が解けたのか、どっと涙があふれてきました。

 自宅アパートに帰ってきてから、「それにしても、これからのことを考えるための情報が少な過ぎる」と思いました。娘をどこに預けるのか。手術してどのくらい入院期間が必要なのか。退院してからはどうなるのか。いつからまた働けるのか。完治するのか。今の仕事は辞めなければならないのか……。たくさんの疑問があります。

 とりあえず、B病院のホームページをネットで調べてみました。すると、「がん相談支援センター」という窓口が設置されていることがわかりました。そこには看護師、医療ソーシャルワーカーなどの専門相談員がいて、がんに関する治療法などの一般的な情報提供、療養生活、就労に関する質問や相談に、対面や電話で対応してくれると書かれてあります。

 さっそく、翌朝に電話をかけてみました。Fさんという女性が対応してくれて、2日後の夕方4時に面談に行く予約を取りました。

Nさんは頭に浮かんだ知りたいこと、相談したいことをメモにまとめて面談に出向きましたが、そのメモ書きの項目ごとに、Fさんは整理しながら答えてくれました。

 Nさんの病気について次回の診察時に担当医に質問する項目をはじめ、医療費に関して差し当たり準備する金額や、高額療養費制度、高額療養費貸付制度などの説明も受けました。

 そして何よりも気がかりであるゆいちゃんのことについては、入院中に自治体が指定する児童福祉施設のショートステイ利用が可能とのことで、自治体のファミリーサポートセンターに電話して相談することにしました。それでようやくNさんは少しホッとして帰ることができたのです。

 夜になって、秋田の田舎でひとり暮らしをしている父に電話をかけ事情を報告しました。入院する時は上京してくれるとの返事でした。父は病気の説明を十分に聞かないうちに、「ゆいちゃんと電話を代わってくれ」と言います。娘が手にした受話器の向こう側からは、「しばらくはジージと一緒に暮らそうね」と、何だか少しうれしそうな声が聞こえてきました。

 がんと診断された直後から、あるいはその前から、患者とその家族は大きな不安を抱えます。その中で、治療法の選択や場合によっては医療機関の選択をしなければなりません。

 がんという病気のことだけではなく、仕事や生活に関してもいろいろな問題に直面します。

 医療機関は、患者が的確に対応できるよう、まずはがんに関する正しい情報の提供が必要です。患者や家族がそれぞれのニーズに合った相談窓口に速やかにつながり、不安や悩みが軽減、解消されること。正しい情報提供や患者及び家族への就労支援などにより、社会で自分らしく生活を送ってもらえることを目指す――そのために「がん相談支援センター」があるのです。

 がん拠点病院には、玄関の近くに「がん相談支援センター」の看板が設置されているのですが、訪れる方はそれほど多くはないようです。悩み、不安、疑問があれば、遠慮なく利用されるのがいいと思います。他の病院にかかっている患者や家族でも大丈夫です。

佐々木常雄
東京都立駒込病院名誉院長
東京都立駒込病院名誉院長。専門はがん化学療法・腫瘍内科学。


「悠仁さまに子供が生まれなかったら……」なぜ、いつまでも“女性天皇”への道は開かれないのか?

2021-04-23 11:00:00 | 日記

下記の記事は文春オンラインからの借用(コピー)です

「専門家不在」の皇室有識者会合
「安定的な皇位継承の確保や皇族数の減少などの課題を議論するため、政府は6人の有識者による会議を新たに設置し、3月23日に首相官邸で初会合を開きました。これは上皇陛下の退位を可能にした『天皇の退位等に関する皇室典範特例法』の法案採決に当たって、『政府は女性宮家の創設など安定的な皇位継承のための諸課題について、皇族減少の事情も踏まえて検討を行い、速やかに国会に報告する』とした附帯決議に基づくものです。いよいよ愛子天皇誕生の可否が議論の俎上に載せられる可能性が出てきたのです」
 ある元宮内庁職員はこう喜びを語る。
 6人の有識者とは、上智大学の大橋真由美教授▽慶応義塾大学の清家篤前塾長▽JR東日本の冨田哲郎会長▽俳優で作家の中江有里氏▽慶応義塾大学の細谷雄一教授▽千葉商科大学の宮崎緑国際教養学部長だ。清家氏と宮崎氏はともに上皇陛下の退位について諮問された有識者会議のメンバーだったが、ただし専門はそれぞれ経済学と国際政治学。法律の専門家は大橋氏のみで、皇室制度の専門家はいない。

 皇室担当記者が話を継ぐ。
テーマは「皇位継承範囲の拡大の是非」と「皇族の減少」
「有識者会議が議論するテーマは大きく分けて2つです。1つは秋篠宮家の長男・悠仁さまの世代で皇位継承権があるのは悠仁さまだけであることを踏まえ、皇位を継承できる範囲を拡大することの是非。もう1つは皇族方の高齢化が進む上に女性皇族が婚姻により皇籍を離れることから、皇族の減少にどう対応するかです。2020年11月14日、秋篠宮皇嗣殿下御誕生日に(宮内庁提供)
 前者の場合、男系男子の継承を死守するのか、女性天皇を認めるのかの2択です。そして男系男子を死守する場合に検討されるのは、国民の支持は得られにくいとは思いますが、戦後に皇籍を離れた11の旧宮家の男性子孫に皇位を与えることの是非です。
 女性天皇を認める場合は天皇家の長女・愛子さまを皇位継承順位1位とする長子優先か、悠仁さまを1位のままとする男子優先かです。そして愛子さまが即位可能となる制度の場合、女系天皇となるその子供にも皇位継承の道を開くのかどうかでしょう。
女性宮家創設は問題の根本的な解決にはつながらない
 一方、皇族の減少問題については民主党政権でも論点整理が行われた女性宮家創設の是非が議論となります。ただ、『女性宮家は女性天皇や女系天皇につながりかねない』と警戒する保守層を支持基盤とする国会議員を中心に、自民党内では女性皇族が婚姻によって皇籍を離れても『皇女』と呼ばれる特別職の国家公務員となり、公務を継承する案を議論すべきという声もあります。2017年、眞子さま小室圭さんの婚約内定記者会見 
 ただ、この制度は一般国民となる元皇族を職業上、特別扱いするものとして問題視する声がすでにあるほか、皇族の減少問題の根本的な解決にはつながらないと言われています。コロナ禍のために、一連のお代替わりの儀式を締めくくる立皇嗣の礼の開催が延期になったとはいえ、附帯決議からは4年が経過し、退位が実現してからももうすぐ2年です。政府による検討は今となっては到底『速やか』とは言えません。政府が本気で議論をしようとしているとは、到底思えないのです」
「生まれなかった時に考えればいい」という政府の無責任さ
 そうなると、愛子天皇実現に向けた議論が進むかもしれないという見方は楽観的過ぎるということなのかもしれない。附帯決議がある以上、政府としては形だけでも何かやったという事実を残さなければならないということだろう。アイコン、カンバンにも 「第12回子どもノンフィクション文学賞」表彰式にオンラインで出席された秋篠宮家の長男悠仁さま(2021年3月20日) 
「政府の本音は『悠仁さまに子供がなかなか生まれなかった時に考えればいい』といった無責任なものなのではないでしょうか。政府は年内の意見集約を目指すとの方針を示していますが、明確な結論の提示は見送るだろうとの観測が早くも流れているからです。
 しかし、皇室が先細りしていくことは確実です。還暦を過ぎていない皇族は57歳の皇后陛下をはじめ、愛子さま、秋篠宮ご夫妻、ご夫妻の長女・眞子さま、次女の佳子さま、悠仁さま、故寛仁親王の長女・彬子さま、次女の瑶子さま、高円宮家の長女・承子さまの10人のみです。このうち愛子さま、眞子さま、佳子さま、彬子さま、瑶子さま、承子さまの6人は現在の皇室典範のままでは婚姻によって皇籍を離れられるのです。
本当にタイムリミットが迫っている皇位継承問題
 悠仁さまが大学を卒業される頃には、還暦を過ぎていない皇族は悠仁さまのみになっておられる可能性も十分にあるのです。また、女性宮家を創設するとしても、民主党政権で論点整理が行われた『内親王』のみにするのか、彬子さまや瑶子さま、承子さまのような『女王』にも宮家創設を認めるのかといった課題もあります。さらに、論点整理で示された1代限りの女性宮家は、皇族減少対策の切り札にはなりえないという実態もあるのです。2020年10月24日、学習院大学に初登校された愛子さま JMPA
 やはりここは皇位継承問題という『本丸』に踏み込んで、過去に10代8人がいた女性天皇は認めて男子優先とするのか、それとも長子優先とするのか、男系男子継承を死守するのであれば旧宮家の男性子孫に皇籍を与えるのか、本格的に議論を進めるべきなのです。
 女系天皇も認めるのかどうかはその後でいいはずです。皇位継承問題についての議論は本当にタイムリミットが迫っている喫緊の課題だということを、政府には自覚していただきたいところです」(同前)新年をお迎えになった天皇ご一家 宮内庁提供
 新型コロナウイルス対策に翻弄され続けている菅義偉政権にとって、安定的な皇位継承の問題は二の次、三の次なのかもしれない。しかし、世界から尊崇を集める日本の皇室の未来は、政権の本気度にかかっていることを忘れてはなるまい。


追記:「戦後に皇籍を離れた11の旧宮家の男性子孫に皇位を与えることの是非です。」と記述されていますがそれで、その牡丹餅天皇で国民の尊敬を受けられるでしょうか。
櫻井よしこさんまで男系男子継承にこだわっているように聞いていますが、悠仁さまに側室(第二婦人)を置いて万一に備えるのでしょうか。(憲法と人権の問題をクリアーできるかどうか)


「ゴキブリが嫌う家」はココが徹底されていた

2021-04-23 08:30:00 | 日記

下記の記事は東洋経済オンラインからの借用(コピー)です

まずは侵入経路や住みかを徹底捜索
当記事はマイカジスタイル(運営:花王)の提供記事です
「家の中でゴキブリに遭ってしまったら、『殺す』もしくは『追い出して他所へ行ってもらう』しかありません。家の中でゴキブリを見つけたら、新たに繁殖して増えてしまわないためにも、まずその侵入経路や住みかを徹底捜索! ゴキブリの好きな環境をなくしてゴキブリの嫌う家にし、さらに呼び込まないための対策が必要です」と藤原さん。
■遭遇現場No.1はキッチン。揚げ油やビールの空き缶に注意
冷蔵庫やレンジなど、真冬でも家電の排熱で暖かく、ゴキブリにとって年中居心地のいいキッチン。
「生ごみ処理は意識している人も多いようですが、盲点なのは空のビール缶やジュースのペットボトル。ゴキブリは、アルコールや発酵臭が大好物なので寄ってきます。ゴミの日まで、ゴミ袋を密閉しておきましょう」
また、油汚れもゴキブリの大好きな場所なんだとか。
「換気扇の中や調理台の油ハネ、電子レンジの裏の汁やホコリの溜まった場所も、こまめに掃除しておきましょう。調理家電の基盤近くなども注意が必要です」
食べかけのパンやスナック菓子を密封せず放置したり、オイルポットにフタをせず放置したり、食器を洗わずに溜めたりするのはNG。

意外にもベッドも危険箇所
人やペットの抜け毛やフケ、ホコリに含まれるダニやカビなども好んで食すゴキブリ。「ダニがいる場所にはゴキブリもセットでいる」と疑ってもいいと藤原さん。
「布団を干して、掃除機を掛けて……、とこまめに布団をケアして清潔にするのを心がけると、ダニやカビ対策だけでなく、結果的にゴキブリを寄せつけないことにつながります。万年床や放置は要注意!寝るときに布団に足を入れて、ヒャッとするかも」
さらに、ゴミはまめに捨て、シーツや枕カバー、脱いだ服など汚れものは放置しないなど、清潔な環境を保つ事も大事。
狭い場所で出会うと焦る!トイレ、風呂、洗面所
水が豊富なトイレ、風呂、洗面所は、暖房便座、残り湯、乾燥機なども、ゴキブリの恰好の住みか。これらの昼間でも暗い場所は、夜行性のゴキブリには好環境です。

ゴキブリの寄り付かない家にするポイント
●トイレマット、タオル等が湿ったままにならないようにする。
●ランドリーボックスの中に汚れものを溜めない。
●ゴミ箱の中身やトイレのエチケットボックスのゴミはマメに捨てる。
●化粧品のクリームもしっかりフタをする。
●日頃から、できる限り照明をつけて暗くしない。
●『毒餌(食毒剤)式殺虫剤』を仕掛けておく。

狭い場所なので、気に入って住み続けてしまわないよう、日頃の対策が必須です。
■出会ってしまったとき、どうする?
「家に入れない」「繁殖させない」「殺す」が基本のゴキブリ駆除法です。丸めた新聞紙やスリッパの裏で叩けるのは、よほど敏捷性の高い人。また、つぶれたゴキブリの内臓が飛び散るので、雑菌も多く衛生的にもおすすめできません。
そこで、藤原さんの実践している方法がこちら。
「ゴキブリに遭遇したら〈比較的高濃度のアルコール(消毒用エタノール)スプレー〉を噴射します。ゴキブリの敏捷な動きを封じるのに効果的で、他の食品や食器を害せず安心です。その後、ティッシュなどで捕獲、ビニール袋などに密封して廃棄すれば、中のゴキブリも見えません。すぐに揮発するので、人に害はありません。ただし、キッチンで火を使っているときには火事になるので使用不可です」
丸腰でも、逃げ先だけは見届けよう
では、家にひとりでいるとき、スプレーもない状態でゴキブリに対峙してしまった場合、どうしたら良いのでしょうか?
「何もできないと思いますが、逃げ先だけは見届けましょう。“そっち”の方向に、1匹ならず何匹か……いてもおかしくないですから、あとでその周辺の暗くて狭いところに食毒剤やトラップを仕掛けると良いというヒントになります」
肌に触れる寝具のある寝室や小さなお子さんのいる家庭では、有機リン系やピレスロイド系のエアゾール式殺虫剤は使わずおきたいもの。お手製のアルコールスプレーでかなり多くのケースをのりきれるそうです。
昨今の住宅・家電事情から、寒い冬でも弱らず、温かな家の中でむしろ遭遇しやすくなったゴキブリ。家の中で湿気や暖かさのある場所には、普段から気を配り、日頃から寄せ付けないための清潔な環境作りを心がけ、なんとかやりすごしたいですね。
(文:羽生田 由香)