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50代のひきこもり 脱出の道、親が真っ先にやるべきは

2021-04-18 15:30:00 | 日記

下記の記事は日経グッディからの借用(コピー)です  記事はテキストに変換していますから画像は出ません

ひきこもりは苦しい コロナ禍でようやく進んだ理解
――2020年は新型コロナウイルスの影響で、多くの人が自粛生活を余儀なくされました。この間、ひきこもり当事者にも何らかの影響はあったのでしょうか。
ひきこもり問題に長く関わってきた筑波大学・医学医療系教授で精神科医の斎藤環さん
斎藤さん 世界中が自粛生活に入り、ひきこもり当事者は楽になったかというと、そうでもなく、彼らの苦しい状況は相変わらずだったと感じています。自粛期間中は路上に人がいなかったので、世間体を気にせず外出しやすくなった人はいました。しかし、四六時中親がいるような状態では、家族間の摩擦も増え、以前より強いストレスを感じていたはずです。
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私が一つだけよかったと思えるのは、今回、ひきこもり生活を大勢の人が体験したことです。実際のひきこもり対応でも、親御さんがひきこもっている子に対して、共感的に理解する・接することが非常に重要です。
「コロナうつ」という言葉がはやったように、行動が制限され、誰とも会えない状況は誰にとっても苦しいものです。あなたなら、何年もの間、そのような孤立状態に置かれることに耐えられるでしょうか? 多くの人が、当事者の置かれている状況をリアルに想像できたり、共感しやすくなったことは、唯一よかったことだと思います。
真っ先に取り組みたいのは、安心してひきこもれる関係づくり
――いわゆる8050問題ですが、高齢の親御さんにとってはすぐ目の前にある危機です。斎藤さんの経験から、家族が取り組むべき対処法を教えてください。
斎藤さん すぐに就労させよう、自立を促そうと思って、本人に受診や職探しを無理強いしてもうまくいきません。厚生労働省のガイドラインでは、ひきこもり問題への段階的対応が推奨されています。
ひきこもっている人の多くは、世間と関わることや治療を拒む人も多いため、最初の段階では、当事者に一番近い親が、精神科医や専門窓口に相談することになります。
ひきこもりそのものは病気ではありませんが、精神科も相談できる場所の一つです。ただ医療機関の場合、本人抜きで家族だけの相談を受け付けていないところもあるので、あらかじめ確認が必要ですし、まずは各都道府県の「ひきこもり地域支援センター」や「精神保健福祉センター」の窓口で相談するとよいでしょう。
親御さんは家族会などに参加することで、社会との接点を増やしていきます。同時に、適切な対応術を身に付け、本人と関わるようにします。
●ひきこもり地域支援センターの設置状況(厚生労働省)
https://www.mhlw.go.jp/content/12000000/000515493.pdf
相談に行った段階から、そのことは本人にも伝えます。本人がやめてくれと言っても子の心配をするのは親として当然のことなので、親のわがままで押し切っても結構。相談内容もそのまま伝えてかまいません。
そうしたことを続けているうちに、本人も少しずつ変化してきて、受診につながり、個人療法、次いで集団療法(当事者グループが集まる場所でデイケアや自助グループへの参加など)へと進みます。ここまでくれば、ソーシャルワーク(就労など具体的な社会参加の試行段階)も可能になっていきます。こうした段階的対応が本来望ましい支援の方法です。
――親の「適切な対応術」とはどのようなことでしょうか。
斎藤さん 共感的に接すること、対話を続けること、そして、高齢化問題に対しては、恥や世間体を恐れず、障害者年金や生活保護の受給も視野に入れて、親と子でお金の話をきちんとしておくことです。言ってみれば、「本人が安心してひきこもれる関係づくり」をすることが、親御さんの役目です。
こう言うと、「安心させるだって? 逆効果ではないのか」と思われるかもしれません。ですが、多くの家族はそれと逆のことをして失敗してきています。これまでも「お金がなくなったらどうするのか」「親が死んだら生きていけないぞ」と、本人の不安をあおってきていないでしょうか。しかし、本人の気持ちとすれば、最初はひたすら「放っておいてほしい」「構わないで」に尽きます。誰よりも本人自身が、恥じているのです。
現代人にとって働きたいと思うのは、基本的に「他者から尊敬されたい」という承認欲求のためです。マズローの欲求段階説では、生理的欲求(食べていけることなど)、安全欲求(批判・非難されないなど)、関係欲求(孤立しない・家族関係の安定)を、満たしてあげなければ、承認欲求(就労動機)につながりません。だからこそ、「安心してひきこもれる関係」が必要なのです。
軽いおしゃべりでいい 対話が関係性を変えていく
――親御さんの接し方としては、共感と対話が大事なのですね。進め方のポイントはありますか?
斎藤さん ひきこもりが長期に及んでいる場合、親御さんの夫婦関係にも問題が生じていることが少なくありません。難しいかもしれませんが、夫婦関係の修復をし、基本的対応を共有して協力し合うことが大事です。
また、共感的に接するということは、ひきこもり状態を丸ごと受容すること、否認しないことです。説得・議論・叱咤(しった)激励、アドバイスなどは、逆効果でしかないのでやめること。そして「対話」を試みることが重要です。特に「対話」は、非常に有効な手段になり得ます。対話を続けただけで、ひきこもりの解決につながった例もあります。
親御さんは、言い聞かせたい気持ちを抑え、当人が生きづらさと孤立の中で日々葛藤していることに思いを寄せながら、共感的に接することや対話をすることを忍耐強く続けましょう。このステップは、「最初の地ならし」として、どうしても避けて通れない手続きだと思ってください。
――対話は、通常の日常会話とは違うものなのでしょうか。長い間、断絶に近いような関係性だった場合、声をかけるのも難しい。そんなときは何から始めればよいでしょうか。
斎藤さん 不自然さやぎこちなさを恐れず、やり取りを続けていきましょう。挨拶、頼み事、相談などをきっかけにするといいですね。ディスカッションではないのですから結論は出さずに、軽いおしゃべりという感じで続けていくほうが対話的と言えます。以下の「良い対話の条件」を参考にしてみてください。
【良い対話の条件】

●対等であること
●安心・安全であること
●(できれば)3人以上であること
●話をしっかり聴き応答すること
●話題は、不要不急の、役に立ちそうもない、くだらなくてすぐに忘れてしまうようなことが望ましい
●主観的な感想を伝え合うだけでいい
●結論を出してしまわないこと
●目的は対話を続けることにある
こうした働きかけをしていくと、最初は「こうなったのは親のせいだ」といううらみつらみや反発が出てくることもあります。しかし、それは表面的なことで、裏には「苦しい」「助けてほしい」という本音が隠れていたりします。十分に耳を傾け、本人はどんな気持ちを味わっているのかに関心を向けましょう。
弱音を吐けるような関係性というのは、責められたり、拒否されたりしない、安心してそこにいていいと思える関係です。信頼関係ができてくれば、本人も少しずつ変化してきます。「助けてもらえるなら、受診してもいいかもしれない」と、当人の気持ちが変わってきたら、一歩前進です。
◇   ◇   ◇
ひきこもり対応における親の役目は、本人が安心してひきこもれる関係づくり。子が親に弱音を吐けるような関係性になってこそ、ひきこもっている子の傷ついた心が癒やされ、凍った心が溶けていく。そして、次のステップである受診や支援機関へつながる段階へと進むことができる。そのための具体的な対応の一つは対話を続けることだが、もう一つは「親亡き後のお金の話をきちんとしておくこと」だ。

斎藤環さん
精神科医、筑波大学医学医療系社会精神保健学教授。1961年生まれ。筑波大学大学院医学研究科博士課程修了。医学博士。専門は思春期・青年期の精神病理学、病跡学、「ひきこもり」の治療、支援ならびに啓発活動。著書に『中高年ひきこもり』(幻冬舎新書)、『オープンダイアローグとは何か』(著訳、医学書院)、『新版ひきこもりのライフプラン「親亡き後」をどうするか』(共著、岩波ブックレット)ほか多数。テレビゲームやアニメなど、サブカルチャーにも造詣が深い。


生理の悩みを解消、国産吸収型サニタリーショーツができるまで

2021-04-18 13:30:00 | 日記

下記の記事はビヨンドヘルスからの借用(コピー)です

「生理の日にナプキンがいらなくなる」──。人生のうち40年余りで毎月、生理と付き合う女性たちにとって、これは聞き逃せない朗報だ。生理日の新たな選択肢として、人気を集めつつある「吸収型サニタリーショーツ」。経血をショーツ自体が吸収するため、1日に何回もナプキンやタンポンを取り替える煩わしさから解放されるという製品だ。女性の健康に関する課題をテクノロジーで解決する「フェムテック」のひとつとしても注目されている。
多くのブランドが参入しつつある中、いち早く開発を進め、機能性の高さで人気を集めているBé-A (ベア)のCEO、山本未奈子氏に開発の背景やフェムテックの今後について聞いた。さまざまな課題の解決につながる「八方よし」のフェムテックとは?(聞き手は米川 瑞穂=日経BP 総合研究所)
Bé-A Japan代表取締役CEOの山本未奈子氏(撮影:齋藤 暁経、以下同)
コロナ治療の最前線もサポートする、生理日の新たな選択肢
 3月8日にはファーストリテイリング傘下のジーユー(GU)も販売を開始するなど、注目を集めている「吸収型サニタリーショーツ」。機能性の高さで人気を集めている「Bé-A (ベア)」は、2020年にクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE(キャンプファイヤー)」で、9000人以上から1億円を超える支援金を集めてスタートした国産ブランドだ。この支援者数と支援総額は当時、「CAMPFIRE」のビューティー・ヘルスケア部門で歴代1位の記録だったという。その後、昨年7月末に発売を開始した「ベア シグネチャー ショーツ」(7590円)は、8カ月間で約4万枚を売り上げた。
 「開発にあたって私たちが最もこだわったのは、120mLという吸収量です。最も量が多い2日目の平均は30~50mLとされていますが、現在、4人に1人がかかるといわれている子宮筋腫や、子宮内膜症によって量が増えてしまっている女性たちを無視できないと思いました。今年3月に発売した新製品では横漏れを防止するテープを追加。漏れるという心配やストレスから、女性が完全に解放されることを目指しています」(山本氏、以下「」内は全て山本氏)
 Bé-Aでは医療現場で働く女性たちを支援するため、ショーツの寄贈活動も行っている。
 「新型コロナウイルスの治療にあたっている女性たちは、何重もの防護服に身を包んでいるため、頻繁にトイレに行きナプキンを替えるのが難しい状況にあります。またユニフォーム自体、白や薄い色が多いため、長時間の手術の際など経血漏れが気になっていたという方も多く、たくさんの感謝の声をいただきました」
ジュニアラインも開発、「40年間続く嫌なこと」を変える
 2月5日にはジュニアラインの「ベア ペティート シグネチャー ショーツ」(7150円)の販売も開始した。これもユーザーからの要望に応え、開発を急いだものだという。
 「娘にもはかせたい、という声をたくさんいただきました。自社調査によると、生理にまだ慣れていない小・中学生は、トイレに生理用品を持って行ったり、ナプキンのシートを剥がす音を友人に聞かれたりすることを恥ずかしく感じており、“ナプキンの交換が嫌だ”と答える子どもが8割を超えるという結果が出ました。今も昔も何も状況が変わっていないのだと感じずにはいられませんでした。その結果、下着や服を汚してしまい、さらに落ち込んでしまうこともあるでしょう。こうした子どもたちの悩みを解決し“生理=40年間続く憂鬱なもの”という認識を変えていければと思っています」
再生紙を使ったシンプルなパッケージのベア ペティート シグネチャー ショーツ(7,150円)
 ジュニアラインでは、量や吸収位置を確認できるよう、吸収帯は黒ではなくあえて薄いグレーの生地を採用。これは自分の身体について、きちんと学んでほしいという願いが込められている。
 「生理についてオープンに話すのは恥ずかしいという風潮が、まだ日本にはあります。男の先生だけでなく、父親や兄弟にも生理のことを知られるのが恥ずかしいという声も聞きました。性教育も不十分で、男子は生理について学ぶ機会が少ない。男女の身体の違いを知り、それによってどんな負担が生じるか、男女を差別するのではなく、“性差”についての理解をもっと深めるべきだと思います」
「生涯で1万2000枚のプラスチックごみ」の削減も
 「吸収型サニタリーショーツは新しい選択肢なので、まだまだ批判が多いです。同じショーツを1日中はいて蒸れないのか、気持ち悪くないのかといった声や、洗濯が面倒だという声も聞かれます。けれど、私たちは2年以上、試行錯誤して開発を進めてきた中で、抗菌・防臭機能と、洗濯のしやすさにもこだわってきました」
 開発のきっかけは、COOを務めるビジネスパートナーの髙橋くみ氏が、約3年前、アメリカで吸水型サニタリーショーツを購入してきたことだった。
 「これは素晴らしい、と試してみたのですが、すぐに横漏れするし、生地の劣化も激しい。これでは納得できない、自分たちで作ってみよう、ということになりました」
 コンセプトを固め、生産する工場を探して20社あまりに声をかけたが、返事があったのは半数程度。実際に話を進めると「技術的に難しい」「そんな製品、どうせ売れるわけがない」と、ことごとく断わられた。
 「日本の縫製技術は世界一といっていいと思いますが、私たちが求める吸水量をショーツで実現することはハードルが高かったようです。最終的には、尿漏れ用ショーツの生産技術をもつ工場のみが引き受けてくれました。ただ尿漏れ用とは異なる点も多く、途中、何度も暗礁に乗り上げそうになりましたが、120mLという吸水量もなんとか実現しました。5層構造で、吸水体の部分は職人さんがひとつひとつ手作りしています」
 腹部には、テラヘルツ波を放出する鉱石を砕いてプリントした生地を採用している。テラヘルツ波とは、毎秒1兆(テラ)回振動する電磁波で、遠赤外線よりも物質への浸透性が高いという。生地を二枚重ねにしているのも、腹部をじんわりと温めて冷えを防ぐための工夫だ。
 「普通の下着の3倍以上の製造工程があります。それが価格を押し上げているのは事実ですが、しっかりと作られているので、安心して長く使える。また、プラスチックごみを削減できるのもメリットです。生理用ナプキンは80%以上が吸水ポリマーのため、ナプキン1個がビニール袋約1枚に換算されるプラスチック製品です。女性は生涯で1万2000枚のナプキンを使用するといわれていますが、その量を減らすことは、プラスチックごみ問題の解決にも貢献できます」
性の悩みを解決する製品で世の中を変えていきたい
 ボクサータイプのデザインにもこだわった。無駄な装飾は省き、シンプルで安心感があることを第一に考えたことで、ナプキンを買いに行くのに抵抗があったセクシャルマイノリティーの人から、感謝の声が寄せられたという。
 「性の問題でコンプレックスを抱えていて、誰にも相談できないと悩んでいる人はたくさんいます。それを解決できる製品を世の中に送り出していきたい。今、フェムテックという言葉は急速に広がりを見せており、2025年までに5兆円市場になるという試算も出ていますが、私自身はそんな言葉が必要ない、女性の身体的な課題が当たり前に解決される世の中になればいいと思っています。ただ現状では女性のほうが、身体的な問題を無意識のうちに諦めていることが多いのではないでしょうか。それをひとつひとつ拾い上げ、女性がもっと生きやすくなる製品を作り出すことで、世の中を変えていければいいですね」
 ブランド名のBé-Aも、そんな思いを込め「Girls be ambitious」から名付けたという。
 「これも、いずれはGirlsという限定を外せればいいと思いますが、まずは女性にフォーカスして行動していきたい。既成概念はなかなか変えられないと思いがちだけれど、5年前の非常識が今の常識になっていることって、結構あるのではないでしょうか。自分たちが行動に移すことで、時代は徐々に変わると思っています」
速水 由美=ライター
 2021.4.9


これでモヤモヤ解消! 小室圭氏「反論文書」3つの肝どころ

2021-04-18 11:00:00 | 日記

下記の記事はNEWSポストセブンからの借用(コピー)です

秋篠宮家の眞子内親王と婚約が内定している小室圭氏は、4月8日に28枚におよぶ「文書」を公開し、母である佳代さんと元婚約者の「金銭トラブル」について反論した。「理解してくださる方が1人でもいらっしゃいましたら幸いです」というメッセージに対して、宮内庁の西村泰彦・長官は「非常に丁寧に説明されている」「理解できた」と応じたが、説明された経緯が複雑だったこともあり、いまだ一般国民が理解したとは言えない状況だ。天皇と秋篠宮皇嗣が求めたのは「多くの人が納得して喜んでくれる状況」であるから、小室氏には引き続き、国民の理解を求める努力が必要だろう。
 とはいえ、文書は非常に詳細に、丁寧に問題の発端から直近の元婚約者との交渉の経緯まで明らかにしていることは間違いない。弁護士を交えた交渉の詳細や、証拠となる録音テープの存在も明らかにしていることからみても、ここに書かれた「事実」について、大きな間違いはないと推測できる。万が一、この説明に明確な嘘があれば、眞子内親王との結婚の道は完全に断たれるし、協力してきた弁護士の倫理も問われる。密室の話でもなく相手のあることだから、そのリスクを冒してまで自分から嘘を発表するメリットはない。
 今回の文書から何がわかったのか、どんな問題が残っているのか、あの長文を国民一人一人が読んで理解しろというのはあまりに乱暴だ。多くの国民が小室氏の主張を「理解」できるのか、「納得して結婚を喜ぶ」ことができるのか、改めて3つの論点で整理したい。
【1】「400万円の借金を返さなかった」の真相
 小室氏と佳代さんが国民から不審の眼を向けられることになったのは、ひとえにこの問題からだった。佳代さんの元婚約者の男性A氏は、後述する『週刊現代』に「圭氏の大学の入学金を貸し付けた」「授業料を貸し付けた」と述べて、それを返していないと主張した。それについては、今回の文書で全くの事実無根であると小室氏は主張した。
〈まず、入学金は私が自分の貯金(アルバイト代)から納付しましたから、入学金について元婚約者の方から貸し付けを受けた事実はありません。入学して最初の学期(秋学期)の授業料も同様に私の貯金から納付しました。第二学期(冬学期)以降の授業料については奨学金で賄いたいと考えていたので、私は入学した後の9月21日に大学に奨学融資制度の利用申請をしました。この制度を利用できることが決まったので、同年10月12日に金融機関と契約を締結したところ、11月24日に奨学金45万3000円が振り込まれ、これを11月26日に第二学期分の授業料として納付しました。それ以降(初年度第三学期から卒業まで)の授業料については、すべて融資型の奨学金と給付型の奨学金の両方を利用して納付しました。ですので、入学した翌年の春に授業料について元婚約者の方から貸し付けを受けた事実もありません。〉(小室氏が公表した文書より。以下、〈 〉内は同)
 A氏が入学金を貸し付けたとする日時は、すでに小室氏の入学後であり、つじつまが合わない。また、奨学金を受けたか受けないかは大学にも金融機関にも明確に記録が残っていることであり、そこで小室氏が嘘をつくことはできないはずなので、この点に関しては小室氏の説明通りである可能性が高い。またA氏は、後に小室氏がカリフォルニア大学に留学する際の費用についても渡したと主張していたが、文書ではこちらも留学支援の奨学金を受けたと説明されている。
 ただし、入学と留学のタイミングでは、A氏から「入学祝い」として半期の授業料に相当する45万3000円を、さらに「留学に際して預金残高が必要だった」という理由で200万円を受け取っていたことを小室氏は明らかにした。A氏がそれらを「入学金」「授業料」「留学費用」と思い込んでいた、もしくは記憶違いでそう語った可能性は十分ある。それらの金銭についてA氏は後に「返してもらうつもりはなかった」と小室氏と佳代さんに話し、その会話は録音もされていることが文書で明かされている。「借金を踏み倒した」と非難された問題については、小室氏が言うようにA氏の主張は正確ではなく、返済を求めない意向も示していたと思われるから、その点では、これまでの世間の認識は間違っていた可能性が高そうだ。
 しかし一方で、少なくとも245万3000円をA氏から受け取ったままになっていることについては別の疑問が残る。それは後述する。
【2】『週刊現代』記者とA氏の不可思議な関係
 今回の文書で初めて明らかになった事実としては、これが一番、目を見張るものかもしれない。今回の文書では、いわゆる「金銭トラブル」が明らかになったのちに、小室氏と佳代さんがA氏と問題解決の交渉をした経緯が詳しく明かされているが、2019年1月に弁護士を通じてA氏に話し合いを申し入れてから、2020年11月と12月に『週刊現代』がA氏の告白を掲載して交渉が決裂するまでの間、交渉の多くは弁護士と『週刊現代』の記者B氏との間で進められていたというのである。
 弁護士以外が法律問題の「代理人」になることは弁護士法で禁じられているため、A氏もB氏も、その立場はあくまで「窓口」にすぎないと説明していたようだが、一般市民の民事上のトラブルの交渉窓口を週刊誌記者が務めるというのは異様な光景である。文書で明らかにされた範囲では、弁護士がA氏に直接面談できたのは交渉初期の2019年7月と8月の2回だけであり、その後は弁護士はB氏から間接的にA氏の意向を伝えられるだけの関係になり、文書には〈元婚約者の方から記者を通じて〉というフレーズが続く。
 たとえB氏が真摯にメッセンジャーを務めるよう努力したとしても、これではA氏と小室氏側が正確に意思疎通できたとは思えない。それどころか、A氏側からB氏を通じて弁護士に伝えてきた内容には、問題解決への話し合いが全く進まないのに、その経緯を世間に公表したいという要求まであったという。
〈令和元年(2019年)9月26日に元婚約者の方と面談する予定になりましたが、当日会うことができたのは記者だけで、上記の3(※編集部注=話し合い内容を途中で公にしないよう小室氏側から申し入れたこと)については応じるつもりはないという元婚約者の方からの回答が書かれた文書が、記者から手渡されたにとどまりました。
 元婚約者の方が書かれた文書によると、その理由は、話し合いの進捗や内容を秘密にするのではなく、むしろ定期的に正確な情報を公開した方がいたずらに事態をゆがめたり煽ったりするような報道を減ずることになると思う、個人的な問題なので公にすべきではないという考え方も理解はするが、既に国民的な関心事となってしまった本件については国民に対しても誠実に事の経緯を公表する方がお2人の結婚にも近づくと思う、と考えているからだということでした。〉
これ以降の交渉は一歩も進まないまま、最終的に『週刊現代』にA氏の告白が掲載された。2020年に入ってからは、A氏の意向を確認することも難しくなっていたという。
〈代理人は、連絡を取って又は面談をして、元婚約者の方が納得できる解決方法を見つけるべく、元婚約者の方のご意向について記者に尋ね続けました。記者からは、解決したかったら400万円をポンと払えばよいという発言などもありました〉
 これらの経緯がその通りであるなら、小室氏側は解決を模索していたのに、それができる状況になかったということになる。A氏と『週刊現代』は、文書内に小室氏の誤解や事実誤認があるのかないのか、きちんと反論することになるだろう。それを公平に見比べて、国民は正しく「理解」する必要がありそうだ。
【3】それでも残る「小室家」の課題
 今回の文書を見る限り、事細かに弁護士のアドバイスを受けて対処していることもうかがえるだけに、小室氏側の対応に法的不備はないように見受けられ、むしろA氏側が問題解決に消極的だったことや、交渉過程での主張が『週刊現代』が報じた内容とは隔たっていることが印象づけられる。しかし、そうだとしても小室氏や眞子内親王が目指す「多くの人が納得して結婚を喜んでくれる状況」を得られるものとはならないのではないか。
 A氏と佳代さんの恋愛関係がどのようなものであったか、なぜ破綻したのかや、それにまつわる金銭の授受については極めてプライベートな問題であり、その手のトラブルの常であるように、双方の認識に違いがあることも想像できる。しかし、たとえ小室氏側が主張するようにA氏から一方的に婚約破棄されたのだとしても、だから婚約期間中に受け取った金銭については“チャラ”であるという解釈は乱暴だ。眞子内親王と小室氏の婚約が発表されたのちにトラブルが報じられ、それから問題解決に動き出した経緯を見れば、批判を受けなければそのままでよいと判断していたと取られるのは当然で、そうした振る舞いが将来の天皇の娘一家、もしくは天皇の姉一家としてふさわしいかどうか国民が厳しい目で見ることは当然である。
 A氏との話し合いを始める直前の2019年1月に小室氏が最初に公表した文書では、金銭トラブルについて「母も私も元婚約者の方からの支援については解決済みの事柄であると理解してまいりました」としていたが、今回の文書では、返すつもりはあったと説明し、そうしなかった理由は、借金ではないことを確認せずにお金を払えば、借金であったことを認めることになるから払わなかったとしているが、やや苦しい言い訳に見えてしまう。贈与であれ借金であれ、返す意向があるなら供託すればいいだけで、婚約破棄の翌年(2013年)にはすでに弁護士に相談していたのだから、その選択肢がわからないはずもない。また文書によれば、佳代さんはトラブルが報じられるまで贈与税を支払っていなかった。贈与があったと信じ込んでいたならば、その時点で納税すべきだと思わなかったのはなぜなのか。
 また、上記の「解決済みの事柄であると理解してまいりました」という言葉について、今回の文書ではわざわざ注釈をつけており、それは今も解決済みだと思っているという意味ではなく、トラブルが報じられた時点までは解決済みだと思っていたということを言いたかったのだと説明した。〈現在完了形ではなく過去完了形としての表現として書いたものです〉というのだが、それなら普通は「(その時までは)解決済みの事柄であると理解しておりました」などと書きそうなものだ。実際には、A氏との交渉が始まる直前の2019年1月の段階では、「解決済みの問題だが、相手がそう思っていないなら何らかの対応をする」という気持ちだったと解釈するのが妥当なのではないか。そうだとすれば、今回の文書には真実でないことが含まれていることになる。
 そうした弥縫策に見える部分が残ること、なぜか不自然な「記者」との交渉を1年以上も続けてきたことなど、いまだ小室氏が正直な気持ちを語っていないように感じさせる点がある。そうした国民の疑問を進んで明らかにする姿勢を見せることが、真の解決につながるのではないか。今回の文書は、法廷に提出するなら十分な説得力があるかもしれないが、天皇や皇嗣が求める「国民の納得」には不十分だと言わざるを得ない。


人間関係で悩んでいる人の共通点

2021-04-18 08:30:00 | 日記

下記の記事はnoteからの借用(コピー)です

職場や家族との人間関係や
店員さんやチャットでのやり取りなどで
他人と揉めたり
また他人の言動に悩まされたりする人は
結構いると思います。
私も時々
患者さんにナースコールで呼ばれて
「カーテンを開けて欲しい」
と言われて
(それぐらいは自分でやって欲しい…)
と思ってモヤモヤしたこともあります。
ケンカにまで至らなくても
相手の言動に感情を
悪い意味で揺さぶられてしまうことって
必ず1日1回はありませんか?
もっと言えば
自分が当事者ではなく
第三者として
当事者のやり取りを見て
腹を立てたりすることもある。
芸能人の不倫ニュースや
スポーツで応援しているチームが負けた時に
自分とは全く関係のないことなのに
イライラしてしまう人もいると思います。
そして
気持ちの切り替えがうまくいかず
モヤモヤした気持ちを引きずり
その後にちょっとしたことで
イライラしてしまって
結果として自分が損をしてしまう。

そういう人の共通点は一体なんでしょうか?

それは他人に期待をしてしまうことです。
他人に対して
ああしてほしい
こうして欲しい
という思いがあるからこそ
自分の思い通りにいかないときに
イライラしてしまう。
・妻は料理を作って欲しい
>・夫は家事を手伝って欲しい
>・人を傷つけることを言って欲しくない
>・店員さんには愛想よくして欲しい
>・コメント欄を荒らさないで欲しい
などの期待を
無意識に持ってしまっているから
期待外れの行動をされた時に
受け入れられなくて
「なんで?」
「普通はこうするでしょ!」
と腹を立ててしまうんですね。

最初から期待をしていなければ
相手の行動にイライラすることはないわけです。

都合の良い解釈をしている
私はストレスの原因は
全て解釈だと思っています。
・お土産をあげたらお返しをしてくれるだろう。
>・結婚式に招待したのだから
> 相手が結婚式をあげる時には
> 招待してもらえるだろう。
>・自分は家事をしているのに
> 夫(妻)がゴロゴロしているのはおかしい。
という都合の良い解釈をしているから
ストレスが生まれているのであって
相手や周りの行動が
ストレスの原因ではないのです。

期待しない=無関心ではない
昔、私は
周りに期待しないようにした結果
他人の言動や行動に対して
〝どうでも良い〟
という感覚になって
周りに無関心になったことがあるんですね。

他人に期待しないことを
完全に履き違えていたわけですが
どちらかと言えば
他人に期待しないからこそ
他人のちょっとした行動に
感謝することができて当たり前だと思っていたことが
当たり前じゃなかったと
気付くことができたんです。

私は家事をする時
妻は何もしていなくても
何とも思いませんが
妻が洗濯や掃除をしてくれた時に
自然と
「ありがとう!」
と口から出るようになりました。
もし
「妻は家事をして当然」
くらいの期待を持ってしまっていたら
きっと感謝の気持ちも
芽生えなかったでしょう。

だから周りの人が
良いことをするとか
悪いことをするとか
関心を持たないのではなく
期待をせず
やってくれることは有難い
という感覚を持てると
人間関係で悩むことは無くなります。

もし人間関係や
他人の言動で悩んでいるとすれば
それは他人に対する期待が
かえって自分を苦しめてるかもしれないよね
というお話でした️

玲/精神科ナース