日記

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振袖、まだあった

2023年12月31日 | 着物

それはこちらです。

昨日の千總に似てなくもないけど、やはりデザインは負けるかな。天下の千總様に。

千總、行ったことあります。たまたま泊まったホテルの近く、前もってお茶会の予約して、着付け、着物ができるまでの仕組みの説明、小さな博物館の見学などもありました。

今はしているのかどうか。

この振袖ですが、たまに覗くネット上のリサイクルの店で、セール品、八割引きとかだった。着るのではなく、タペストリーがわりにお正月などに掛けたら華やかかなと思って購入。

値段ですか・・・恥ずかしくてとても言えない。ユニクロのセーター2枚分くらい。

まさか孫娘が着物好きになるって知らなかったので、知ってたらもっといいもの買うんだったけど、だいいち長襦袢も、合う帯もないので、どうするかなあ~本人に聞きましょう。

姑のタンスに義妹の振袖用の帯が残っていたけど、汚れていたような気がする。後で確認。


小物も、今回は手持ちのもので。

ああ、着物のこと考えるだけで、なんでこんなに楽しいのでしょう。

女の子、欲しかったなあ。

2人でもよかったのだけど、3人目に掛けて、3人目も息子で、近所の人に笑われた。いえ、気を悪くしてませんよ。明るい笑い。私も一緒に笑う。


小さいころは犬コロのようにそこらで転げまわって遊び、手のかからない子でした。勉強は全然しなかったけど、3人目になるとさせるのも面倒で放置していたら、中二の中頃から人が変わったように勉強始めて、一浪したけど、自分の思う学校へ。

入学後は、自由の校風か何か知りませんが、めちゃくちゃな話ばかり。一時はサークルの部室で暮らしていたそうで、親が持たせたカーテンが部室の窓にかかり、持たせた電気釜でご飯炊いて・・・全然帰省しないので、サークルのホームページで確認していたのです。

部室には赤ちゃんもいましたね。うちの息子の赤ちゃんじゃないけど。なんか生理が来ないなと思っていたら妊娠していたというその先輩の方は、今は東京で作家になっているようです。素晴らしい。

明日は夕ご飯までに帰るそうですが、無事帰って来れますように。


またまた話がそれまくりました。

上前の裾模様。

扇がやがて青海波に。地紋入りの生地もどっしりとして染もしっかり、いい品物。

長襦袢がないので外へは着ていけないけど、肩に掛けるくらいなら。


本、いろいろ。

お正月にはNHKテキストと串田孫一を読む予定ですが、私ったら、新古今と間違えて買いました。古今集は定番すぎて、新古今の方が好きです。

自分の自我と向き合っているところが。高3の今頃、秋の遠足でコクられたよそのクラスの男の子と文通(昭和のコミニケーション)していて、お互い、その頃習っていた新古今がどうのこうのと。

文学少年は西行の歌について熱く語るのでした。新古今と言えば、受験勉強と、寒さと、あの男の子を思い出す。ばあちゃんに青春あり。


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