
いよいよ今日から織り始めました。
4月は先生も忙しそうでしたが、今日はじっくり織り始めの調整、糸の選び方、道具の使い方など丁寧に教えてもらいました。
そして高価な道具がたくさんあります。つづれ織りの櫛もネットで見ると1万円くらいしますが、大学のはもっとしっかりしたステンレス製。それが20個くらいあります。柘植のつづれ織り用の櫛はもう生産していないそうで、破損しないようにとの注意書きが。
怖くて触れません。
メモ
曲尺10羽の50㎝幅の筬。
経糸は18/20のタコ糸。169本。緯糸は8/20を4本撚糸。

織り機は私の勘違いで、ほんとはこちらでした。いずれにせよ京都のメーカー。しっかりした作りです。ボルト、釘など使わず、ほぞなどで組み合わせているのが素晴らしい。木は時間が経つと湿気を取り込み、しっかりと噛み合って丈夫になるのではないでしょうか。
織り機は分解して保管したりしますが、再び組み立てようとしてもうまくいかない話をよく聞きます。移動も、分解せずにした方がよさそうです。
今年で創立30周年。中四国で唯一、公立の芸術学部のある大学です。
外国からの男子留学生も、私の隣の隣の織り機でつづれ織りをしています。
右下に自分の名前をカタカナで織り込んでいるのが素晴らしい。
彼は絨毯を織るようなとても大きな機はたで織っています。
秋にはもう一人留学生がくる話を今日聞きました。どんな学生さんでしょうか。ばあちゃんも楽しみです。