除染廃棄物減容化へ 仙台の企業6社が実験 福島・川内
除染の実証実験です。この方式がセシウム吸着に効果があれば、除染残土の減量化などに効果を発揮することが出来ます。残土の保管場所、物理的な広さも削減することが可能となります。
また、セシウムが雨などで移動するのを遮断することも可能となります。核廃棄物の管理、密封対策がいかに難しく、大変かを物語っていることを示してもいます。
<除染廃棄物減容化へ 仙台の企業6社が実験 福島・川内>
福島第1原発事故で、建設資材商社の東日化研産業(仙台市)など6社の企業グループが11日、放射性物質の拡散を防ぐ実験を福島県川内村の観光施設「いわなの郷」で始めた。
施設敷地の斜面の下に土砂と水を受け止める柵を設け、放射性セシウムを吸着させるゼオライトを含有するシートを土中に敷いた。水路でも砕石を積み上げて間にシートを10枚程度挟み、流水に含まれるセシウムの除去効果を検証する。
シートは凸版印刷(東京)の開発でゼオライトの含有率は80%。水を通す化学繊維に貼り付けているため、水に溶けたり、破れたりしない。ゼオライトをシート化したことで、土と混ざらずに回収でき、除染廃棄物の減容化につながる。
施工費は110万円で企業グループが負担する。東日化研産業の二木一成社長(58)は「放射性物質拡散防止策を低コストで実証したい」と話した。
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除染の実証実験です。この方式がセシウム吸着に効果があれば、除染残土の減量化などに効果を発揮することが出来ます。残土の保管場所、物理的な広さも削減することが可能となります。
また、セシウムが雨などで移動するのを遮断することも可能となります。核廃棄物の管理、密封対策がいかに難しく、大変かを物語っていることを示してもいます。
<除染廃棄物減容化へ 仙台の企業6社が実験 福島・川内>
福島第1原発事故で、建設資材商社の東日化研産業(仙台市)など6社の企業グループが11日、放射性物質の拡散を防ぐ実験を福島県川内村の観光施設「いわなの郷」で始めた。
施設敷地の斜面の下に土砂と水を受け止める柵を設け、放射性セシウムを吸着させるゼオライトを含有するシートを土中に敷いた。水路でも砕石を積み上げて間にシートを10枚程度挟み、流水に含まれるセシウムの除去効果を検証する。
シートは凸版印刷(東京)の開発でゼオライトの含有率は80%。水を通す化学繊維に貼り付けているため、水に溶けたり、破れたりしない。ゼオライトをシート化したことで、土と混ざらずに回収でき、除染廃棄物の減容化につながる。
施工費は110万円で企業グループが負担する。東日化研産業の二木一成社長(58)は「放射性物質拡散防止策を低コストで実証したい」と話した。
