
仙台で行なわれた音楽祭の風景。大学生のアカペラ音楽祭。
人種差別の発言は許すことの出来ないものです。フランスサッカー界に対する不満を、日本代表、日本選手への人種差別発言で茶化そうとする質の悪い評論です。根底にある抜きがたい彼らから見た日本人(外国人)への差別意識です。
11年3月に起きた福島第一原子力発電所事故で避難している日本人、東北の人々に冷水を浴びせるような報道です。合成写真は、手を4本付けた川島選手を載せています。人種差別意識が根底にあるのですが、核保有国、原発大国であるフランスで、良くこのような暴言を報道機関が行ったと思います。日本の原発事故は、自らの国フランスでも政治経済の重要課題であることを無視しています。このようなマスコミの報道姿勢が、遠いアジア日本での原発事故と他人事にしているのだと思います。結局は、フランスに、フランス国民に降りかかる災難です。
<川島選手で合成写真、仏TV「原発の影響」 日本大使館は抗議>
フランス国営テレビ「フランス2」が放送した情報バラエティー番組で、サッカー仏代表と対戦した日本代表のゴールキーパー(GK)、川島永嗣選手に腕が4本ある合成写真を映し、司会者が「福島(第1原子力発電所の事故)の影響ではないか」とやゆする発言をしていたことが15日、分かった。
在仏日本大使館は16日未明、同テレビに「(東日本大震災や原発事故の)被災者の心情を傷つけるもので遺憾。強く抗議する」との文書を送った。欧州メディアの間でも「行き過ぎ」と問題視する見方が広がっている。
13日夜に放送された番組の司会者、ローラン・リュキエ氏は、12日に日本が1―0で勝利した試合に触れ「日本には素晴らしいGKがいた」と述べた。直後にスクリーンに川島選手の合成写真が映し出され「私は福島の影響ではないかと思う」と発言。スタジオの一般参加視聴者から拍手と笑いが起きた。
川島選手が普段プレーするベルギーの有力紙ルソワールは「行き過ぎ発言か?」と報道。仏インターネットメディアも「趣味の悪い冗談」と批判的に取りあげた。
