デフレがなぜ続くかは、この前に書きました。このデフレがなぜこれほど続き、解決しないのか。また、中央銀行に金融緩和、市中への現金供給100兆円を超えるところまでやらせしまったのか。しかも、国債の買い上げを日銀が行っている。
資産デフレ、消費デフレの循環を止めることが出来ていない。財政による景気対策、公共投資を行った結果、膨大な赤字国債が自公政権時代に積み上げられこの20年間で天文学的な1000兆円(税収の25年分の相当している)に達しっている。個人の借金であれば破綻しているのと、法的な制限を受ける領域に達してしまった。その原因をあいまいにし、責任をまったく取らない自民党、官僚機構が堂々と存在し続けている。このことこそが元凶であり、異常で無責任な政治経済を作り出している。問題の本質は生活保護受給者でもないし、高齢化社会でもない。まして、大手企業の輸出が円高で減少することでもない。
日本企業は今まで、大量生産、大量消費の時代にのって、海外輸出を行い、生産規模を拡大し、過剰な生産設備を抱えてしまった。大手家電企業、自動車産業を見ても明らかである。自動車も一社存在できるかどうかの人口しかない日本で、トヨタ年間1000万台、ホンダ、日産、マツダが2000万台近い生産能力を有していることが異常なのだと思います。日本人が1.2億人でその7割が自家用車を持ったとして、4000万台が上限です。耐用年数8年として、1年間で自動車購入台数は500万台が上限です。机上ですが日本の自動車産業の能力は日本国民の購買力の少なくても2-4倍の生産能力を持っていることになります。海外生産もあり、現実には2倍程度になると思います。したがって、このような産業構造が日本の社会構造、人口構造と合致していないことからくるデフレであると考えられます。このことは、鉄鋼、家電、パソコンなどでも同様にいえると思います。
この点では、各業界でいくつかの企業が廃業するしか解決策はなくなることと思います。人口の減少、少子高齢化に見合った生産能力に調整される局面が必ず来ます。家電などはそのことが現実に進行しているのだと思います。また、韓国、中国、東南アジア各国が経済的な発展をして、生産能力を有して、消費国としても発展しています。安い労働力を使った大量生産、大量消費型の製品、産業は海外の新興国産業の圧力を受けます。国内外の影響を受けています。
日本でしか生産できない技術、産業を育てる以外に道はないと思います。環境保護、高度医療、再生可能エネルギー産業、高齢化社会向けの設備、産業などです。また、世界的な食料不足に対応した一次産業の構築などです。世界各国から歓迎され、他国を支援できるような産業育成、構造こそが課題です。
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資産デフレ、消費デフレの循環を止めることが出来ていない。財政による景気対策、公共投資を行った結果、膨大な赤字国債が自公政権時代に積み上げられこの20年間で天文学的な1000兆円(税収の25年分の相当している)に達しっている。個人の借金であれば破綻しているのと、法的な制限を受ける領域に達してしまった。その原因をあいまいにし、責任をまったく取らない自民党、官僚機構が堂々と存在し続けている。このことこそが元凶であり、異常で無責任な政治経済を作り出している。問題の本質は生活保護受給者でもないし、高齢化社会でもない。まして、大手企業の輸出が円高で減少することでもない。
日本企業は今まで、大量生産、大量消費の時代にのって、海外輸出を行い、生産規模を拡大し、過剰な生産設備を抱えてしまった。大手家電企業、自動車産業を見ても明らかである。自動車も一社存在できるかどうかの人口しかない日本で、トヨタ年間1000万台、ホンダ、日産、マツダが2000万台近い生産能力を有していることが異常なのだと思います。日本人が1.2億人でその7割が自家用車を持ったとして、4000万台が上限です。耐用年数8年として、1年間で自動車購入台数は500万台が上限です。机上ですが日本の自動車産業の能力は日本国民の購買力の少なくても2-4倍の生産能力を持っていることになります。海外生産もあり、現実には2倍程度になると思います。したがって、このような産業構造が日本の社会構造、人口構造と合致していないことからくるデフレであると考えられます。このことは、鉄鋼、家電、パソコンなどでも同様にいえると思います。
この点では、各業界でいくつかの企業が廃業するしか解決策はなくなることと思います。人口の減少、少子高齢化に見合った生産能力に調整される局面が必ず来ます。家電などはそのことが現実に進行しているのだと思います。また、韓国、中国、東南アジア各国が経済的な発展をして、生産能力を有して、消費国としても発展しています。安い労働力を使った大量生産、大量消費型の製品、産業は海外の新興国産業の圧力を受けます。国内外の影響を受けています。
日本でしか生産できない技術、産業を育てる以外に道はないと思います。環境保護、高度医療、再生可能エネルギー産業、高齢化社会向けの設備、産業などです。また、世界的な食料不足に対応した一次産業の構築などです。世界各国から歓迎され、他国を支援できるような産業育成、構造こそが課題です。
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