Sasat's lane

カレーにラーメン、それに酒の日々。そしてたまには旅なんかも。

ブランデー Hennessy Fine de cognac

2006-01-09 | 狂水(酒)の泉

もう5年くらい昔だろうか。友人の家に遊びにいったとき、初めてブランデーを飲んだ。最近になって、「あれ、どの銘柄だった?」と聞いてみたところによると、HennessyのX.Oらしい。ウマイとは思ったけど、あんまり覚えていないのが悔しい。今飲もうと思っても、Hennessy X.Oとなると1万近くて簡単には手が出ない。

でもHennessyは我が家のブランデーストックには加えたい。
V.Sでは失望するかもしれず、VSOPプリビレッジは、なぜか値段がVSOPスリムボトルとの違いがわからないうちは手を出したくない。うーんうーんと悩んでいたところ、楽天の河内屋でなんかちょっとめずらしげなのを見つけた。それが Hennessy Fine de cognac.なんかウンチクたれてたページがあったような気がするけど見当たらない。

まず、なめてみる。
ん?なんかちょっと味が薄い?
アルコールの刺激はあるものの、ブランデーとしての香りは弱いように感じる。うーん、トップセラーでも高くないクラスだとこんなもんなのか。

そう思ってグラスを居間に置いて風呂に入る。
30分ほどしてから、グラスを口に近づけると・・・
違う!香りが違う。甘い香りがグラスいっぱいにひろがっており、ずっと嗅いでいたいような誘惑にかられる。

きっと、風呂上りで手が温まっていたことにもよるのではないだろうか。ブランデーを飲む姿にありがちな、「暖炉の前でバスローブ」というのには、ブランデーを楽しむための適温で飲む、それなりの理由があるのかもしれない。

いまさらながら、そんなことに気づいたのでした。
ブランデー飲むのには、きっと温度が超大事なはず。