精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

許せない議員の発言

2009年09月19日 23時16分55秒 | 議会・地方自治
 新聞報道によると、公明党の大阪市会議員が、議会の場で右耳が聞こえにくい市長に対して、「耳が聞こえないので、分からない(理解できない)のか」という趣旨の発言をしたとのこと。
 この記事を見て怒り心頭である。
 私自身は、長年聴覚障害者の分野で活動してきた。そして、20年ほど地方議員をしている。その2つの面からも到底理解できる発言ではない。というより、許せない発言である。
 この公明党市議の発言を解釈すると、「耳が聞こえない者は、ものごとを理解する能力に欠ける(低い)」と聞けるのである。現実の聴覚障害者はそんなことはない。きちんと情報を提供すれば、健聴者並いやむしろ健聴者より理解して、相手の心情を察知する能力を持っている方もいる。
 長年議員をしていると、議場や委員会室で各議員の建前と本音が見え隠れする。冷静な時はまだましだが、議論が白熱したり冷静さを欠くときは、つい本音を出す議員もいる。ましてや、休憩中や若干アルコールの入った時などは、聞くに聞かれないような発言をしている議員もいる。そういう本音の意識が、発言こそしないが、各議案への態度となって現れるときもある。
 今回の定例議会に、私たちは4つの意見書を各会派に打診している。「高校授業料の無償化」「給付型奨学金の創設」「難病救済」などである。はたして、すんなり賛成してくれるのか、いつものように難癖をつけて反対に回るのか・・・・ぜひ、これを読んだ住民からも各議員に自分達の意見を伝えて下さい。

         
コメント
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