精華よもやま話   佐々木まさひこ議員のつぶやき

京都・精華町会議員佐々木まさひこのローカル日記

運動会

2009年09月27日 10時32分28秒 | イベント
 昨日の土曜日は、町内5小学校で一斉に運動会が開催された。天気にも恵まれ、少々暑かったりもしたが、子ども達は元気に取り組んでいた。
 朝一番は、地元の川西小学校の運動会に参加する。20分足らずの開会式では、暑さのためか緊張のためか3人ほどが医務室に移動した。全校児童380人程度なのでかなりの確立かもしれない。
 その後、今年は「障害を持った子ども達が、どのように運動会に関わっているのか」を見たくて、5年生に在籍する精北小学校と、町外だが1年生に在籍するお隣の州見台小学校の運動会を見て回った。2人とも車イス利用だ。その他にも、「玉入れ」なのに自分の体操服の中=要するに服の下・お腹のところ=に玉をたくさん入れて籠には入れようとしないお子さんもいた。どの子達も精一杯、楽しそうに競技をしていた。
 1つ気になること。運動会には、教育委員会や学校は大々的に案内するし、地元の老人ホームのお年寄り達を招待している。だが、同じく通常秋にある「文化祭」には、さほどの案内もない。議員にも「運動会」の案内は欠かさずあるが、「文化祭」はたまにしかない。「文武両道」という言葉があるように、文化面と運動面のバランスも大切である。ぜひ地域に知らせてオープンな行事にしてほしいものである。
 それにしても、今の中学校では文化系のクラブが衰退している。20年程前には演劇部などもあったが、今では吹奏楽部程度になっているようだ。私たちが中学・高校の時には、ESS部、新聞部、演劇部、軽音楽部、無線部、歴史研究部、社会研究部、落語研究部などなどがあったように記憶しているが・・・今は文化部は人気ないのか、タブー視されているのか・・・若干不満である。
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保険会社の不払い

2009年09月27日 01時38分06秒 | 各地・分野の動向
 以前にコンプライアンスのことで、保険の不払いを例に挙げた。これに対して、「誤解がある」としている方があるので、もう少し具体的に述べておきたい。
 保険会社すべて、またすべての職員に悪行があるとは思っていない。しかし、不払いが多数発生しているのは事実であり、その中には悪質なものも多々ある。前述の方は「保険会社のスタッフがよく分かっていないので、保険加入者が分かるのは困難だ」という趣旨のことを書かれているが、そんな無責任な会社なのかと驚いている。自分の会社が売っている商品の内容を十分知らずに、善意の第三者に売りつけるなら、詐欺に近い。有害農薬がたっぷり使われている食品を「安くて良い物ですよ」と売りつけているようなものである。この場合、「安いのは農薬を多用しているからです。リスクと比較して選んでください」というのが良心的な企業であり職員だろう。
 保険不払いの事実は、私自身が当事者だったのだから間違いない。担当者がコロコロ代わったり、雑談的な会話を後日「正規の提示だ」と言い換えたり、一旦確認してその上に立って話を進めてきたのに(担当者のコロコロ変更に伴い)「これは何だ」と再確認を求めてきたりと極めてたちが悪い。また、すぐ怒り脅迫的な言動を示す方もいた。根競べをして被害者があきらめることを狙っているかのようだった。今は具体的な保険会社名や担当者名は書かないが、本当は明記したいくらいである。
 これが一部の「不良的バグ」なのかその会社の体質なのかは断言できないが、同じ会社が同じようなことをしていることがこの間の金融庁の調査で判明している。ということは、何らかの基準・マニュアルにそって対応していると考えるのが自然だろう。
 もちろん、代理店や営業の大半は、良心的にコツコツ努力している方が存在することも承知している。その方たちに「非」はないと思う。
 ただ、繰り返しになるが「第三分野の保険が開発されたから」とか「職員も十分理解していない」ということは、商品を売る立場の者として何の釈明にもならないし合理性がない。単なる「責任放棄」「責任転嫁」である。
 それぞれの方が関わってきたことを否定したくないという心情は理解するが、そのような心情が、JR西日本の社長に事故調査委員会のメンバーが(同じ国鉄OBという関係もあり)事前に情報漏えいしたようなことにつながっていくのではないか?似たような感覚を感じている。
 とにかく、事実を直視して、公平・公正な評価をしてもらいたいものである。
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議会の役割とは

2009年09月27日 01時21分25秒 | 各地・分野の動向

 世間の流れに乗ることは悪くはないが安易でもある。この間、精華の議会で「事業仕分け」について主張が目立ってきている。そのものを否定したり、提案したりすることを否定するつもりはない。しかし、よく考えてほしい。地方議会の役割は何かということだ。精華の議会も含めて、残念ながら町長提案に対して、イエスかノーかが役割と思い込んでいる節がある。だが、選挙でさまざまな公約や提案をして、住民から支持された公人として、それだけではお粗末だろう。
 「事業仕分け」でいう「仕分け人」は、議会そのものであるはずだからである。議会には予算編成権はない。しかし、予算修正権はある。ということは、不要不急の予算を凍結することも可能なのだ。多すぎると思えば減額修正すればいい。また、条例制定権があるのだから、行政側が遅々として動かなければ条例提案をすればいい。
 この間の主張を聞いていると、その本来議会に与えられた権限を使わず錆らせているとしか聞こえない。予算審議・決算審議などを通して、決算不認定や付帯決議、委員会の意見などできることも沢山ある。
 「環境分野の条例制定」についても、繰り返し一般質問している議員もいらっしゃる。しびれを切らしているような雰囲気が伝わってくる。しかし、この議員や会派から「この条例について検討しませんか」とか具体的な条例案を各会派・議員に提示されたこともない。しびれを切らしているならば、自分達が持っている権限を最大限生かす努力が必要だ。
 私たちの会派は、他の会派の抵抗で実現率は低いものの、おかしな条例や予算提案には、修正案などを積極的に提案して「代案」を示してきた。100%完璧かどうかは断言しないが、少なくともその時点での住民の声や実態を踏まえて提案しているものだ。
 町長や行政側の答弁を嘆いたり批判するものもいいが、より積極的な議員活動を求めたい。

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