朝一番は、地元の川西小学校の運動会に参加する。20分足らずの開会式では、暑さのためか緊張のためか3人ほどが医務室に移動した。全校児童380人程度なのでかなりの確立かもしれない。
その後、今年は「障害を持った子ども達が、どのように運動会に関わっているのか」を見たくて、5年生に在籍する精北小学校と、町外だが1年生に在籍するお隣の州見台小学校の運動会を見て回った。2人とも車イス利用だ。その他にも、「玉入れ」なのに自分の体操服の中=要するに服の下・お腹のところ=に玉をたくさん入れて籠には入れようとしないお子さんもいた。どの子達も精一杯、楽しそうに競技をしていた。
1つ気になること。運動会には、教育委員会や学校は大々的に案内するし、地元の老人ホームのお年寄り達を招待している。だが、同じく通常秋にある「文化祭」には、さほどの案内もない。議員にも「運動会」の案内は欠かさずあるが、「文化祭」はたまにしかない。「文武両道」という言葉があるように、文化面と運動面のバランスも大切である。ぜひ地域に知らせてオープンな行事にしてほしいものである。
それにしても、今の中学校では文化系のクラブが衰退している。20年程前には演劇部などもあったが、今では吹奏楽部程度になっているようだ。私たちが中学・高校の時には、ESS部、新聞部、演劇部、軽音楽部、無線部、歴史研究部、社会研究部、落語研究部などなどがあったように記憶しているが・・・今は文化部は人気ないのか、タブー視されているのか・・・若干不満である。