本日午後、岡山県の奈義町議会の議員さんと事務局員全員で、精華町議会に「議会基本条例」の視察に来られた。
特に、事前にポイント質問がなかったため、概要を説明し、その後1時間半ほど質問や意見交換をさせていただいた。
いろんな議会があるが、よく事前学習をされての視察だと感心した。
さて、地方議会は文字通りそれぞれの地域の議会である。
だから、1つの議会で成功したことが、すべての議会で成功するものではない。基本理念は共有できても、個々の事例まで共有することは難しいのだ。
また、ものごとは、複数の側面があることが多い。
一面ではあまり好ましくないことでも、違う面ではまた違う顔を見せることもある。また、好ましくないことが仮に法制化されて導入しなければならないことになったとして、その好ましくない要素をいかに小さくすることができるかの工夫をすることも必要だ。
とにかく、「地域住民のための議会」であり続けるために、「前例」にとらわれず、さまざまな実践を展開する議会が増えて欲しいものである。
そして、やってみてどうだったか、他の議会にも情報発信してほしい。
なお、佐々木は23日から奈良市で開催される「自治体学校」で、2日目24日の第14分科会「地方議会」のレポート報告者となっています。
ご一緒に地方議会のことを考えたい方は、ぜひともご参加ください。
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