7月23日の全体会、記念講演 24日分科会会場、県立大学
昨日24日は分科会の日程。
佐々木は、写真右にある県立大学が会場の「地方議会」分科会に参加した。
レポート内容は、名古屋市議会、大阪・熊取町議会そして精華町議会とも基本条例に関する内容であった。
が、基本条例を作るかどうかとか、作り方という段階での議論のみをしている事態ではないと感じている。
民主党政権や橋下大阪府知事らが、本来の地方政治のあり方・仕組みを、大きく変更させようとしているからだ。
地方政治、いわゆる自治体の政治構造は、国会と内閣のような関係とは異なる。だから、同じような議論は本来成立しないものだ。
また、民主主義というものは、ある意味めんどくさく、時間を要するものであるが、「英断即決」のような政治風潮がある。
それらに「本来の民主主義」「本来の自治体における自治のありよう」をきちんと対峙させ、今の風潮がかつての非民主的な政治体制に逆戻りする危険性を示すためには、地方議会自身が実践的に住民に示す必要がある。
全国の地方政治関係者は、仕組み作りとともに、仮にその仕組みが整備されていなくても、まず「実践」することが肝心だと思う。