写真は、男子トイレである。
見れば分かるというものだが、どこか不自然だと思いませんか?
手前の左は、洗面所。右側は個室である。左奥は、小便器(少し見えている)なのだが、3人分並んでいるのに2人目3人目の便器が見えないのです。
なぜなら、小便器も仕切られていて、半個室状態になっているからです。
こんなトイレ初めて見ました。男性の小便まで、プライバシー保護とでも言いたいのだろうか?
仕切りがなく並んでいるのが、コミュニケーションもとれ、ある意味いい関係が作れるような気もするが・・・
ちなみに、ここは、5月にオープンした大阪駅にあるデパートのレストランフロアーにあるトイレです。
写真は、富山県の高岡駅前から日本海側に向かって走っている「万葉線」というLRT=軽快電車である。
昔風に言うと「路面電車」だが、大きく違うのは、バリアフリーであること。
電停までもスロープになっているし、車内も段差がない。
この線は、高岡市街地では道路と一緒に路面を走るが、少し離れた郊外的なところでは、専用軌道(下の写真のような)を走る。片道の所要時間は35分程度で、ほとんど遅れることはない。
ソフト面ですごいと思ったのは、ダイヤの管理である。
この線は、どちらかというと単線区間の方が長いと思われる。ということは、行き違いが発生するということになる。昼間は15分ごと、ラッシュ時は10分ごとに運行されている。もちろん、ダイヤは行き違いを考慮して組まれているのたが、道路を走るということは信号もあるし他の車の関係で遅れることがある。そんな時は、指令室からの指示で行き違い駅を柔軟に変更して、単線の弱点であるダイヤの乱れを最小限に抑えている。
郊外になるとさほど人口密度は高くないと思われるが、案外利用者は多い。
学研都市にも、このような交通弱者も利用しやすく、環境に優しい交通機関の誕生が必要ではないか。