うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

名残の庭

2011-04-03 03:19:50 | 旅行
チェックアウトした後、荷物を宿に預け近くの寺などを散策してきました。長い石段を登ると林の中にひっそりと御堂や石塔などが立っていました。
疲れたのでロビーで休んで其処から中庭を眺めていました。渡り廊下が見えます。春とはいえまだ寒く庭は少し寂しい気がします。しかし程なくして花も咲き始めると思います。そんな季節が移った頃また来たいと思いました。
いい旅でした。帰るときそう思うのはいい旅館だった証拠でしょう。見方を変えると気持ちはもう仕事に戻っているのかもしれません?
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丸窓と障子

2011-04-02 20:06:06 | 旅行
旅館の楽しみは、日常の雑事を忘れることにあります。
老舗旅館の趣のある館内でのんびり温泉に浸かり、部屋で上げ膳、据え膳でお酒を頂きながら、おいしい食事を頂く、それ以外はしないと言うのが正しい過ごし方ではないでしょうか? 
しかし、こういった丸窓と障子が部屋にあったりすると落ち着けないのです。木工を勉強していると指物としてどのように作られているか気になって仕方ありません。だからこうして写真を撮ったりしてしまいます。
この障子を含めて心地よい空間をただ楽しめばいいのですが。ちなみに私にはこの障子は作れません
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山間の老舗旅館

2011-04-01 21:47:22 | 旅行
せっかく旅に出たんだから、旅館で一泊しようかと考え、直前にインターネットで予約したのですが、よい結果でした。
車で駅から小さな川に沿って宿に着くと城郭のような蔵が出迎えてくれました。由緒ある古い旅館のようで期待が膨らみます。宮大工が作ったという建物は,中庭を中心に棟が、渡り廊下で繋がれ水車あり池ありで場所ごとに景色が変わります。大きな旅館のようですが、震災の影響か泊まり客は少ないように思います。落ち着いてゆっくり出来そうです。
灯りが着きました。そろそろ夕食です。
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ワタスゲ

2010-07-30 20:05:56 | 旅行
ワタスゲは花が終わると写真のような白い綿毛をつけます。果穂(カスイ)と言うそうですが、尾瀬ヶ原ではやはり桁が違い、大群落となります。猫じゃらしというとエノコログサとなりますが、ワタスゲのほうが猫が喜ぶ気がします。それくらいかわいいと思います。
綿毛のような花は、高山植物ではもう一つ有名なエーデルワイスがあります。日本ではウスユキソウといわれる花と近縁だそうです。葉が、綿毛で覆われ小さな白い星の形でどちらかといえば目立たない花です。昔、私がユースホステルを泊まり歩いていたときエーデルワイスの歌を知りそれ以来,憧れでぜひ見たいと思いました。しかし湿原では見られず、山の岩場にあるようで、尾瀬では、至仏山に見られるようです。そのときは、アルプスの花の代表でビロードのような綿毛に覆われているため、枯れない花として有名だと聞きました。私に体力があれば登山して花を探すのですが、至仏山に上るだけの元気がありません。確か北海道の礼文島まで行けば、標高が低くても見られると聞いたことがあります。果たしてこの先、出会えるでしょうか?
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ニッコウキスゲ

2010-07-25 18:59:22 | 旅行
尾瀬を訪れる人の多くが春の水芭蕉か、夏のニッコウキスゲを見るために訪れると思われます。それだけ人気があり尾瀬を代表する花と言われています。
私は1回目の尾瀬の訪問で、こんな美しいニッコウキスゲに出会えたことを嬉しく思います。確かに今までブログに書いたようにチューリップや桜の美しい景色を見てきました。しかし、それはあくまで栽培されたものです。このニッコウキスゲは国立公園の自然の姿です。ですからまったく次元が違います。尾瀬ヶ原の空間の広がりと花の一体感はとてつもなく広い花の絨毯であるにもかかわらず、あるがままであることが、静かにしかも、力強く心に響いてきました。 
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