うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

蘭の魅力

2011-02-14 20:40:33 | 
花は普通その季節にならないと出会えないものです。その喜びを最も味わえるのはおそらく桜でしょう。しかし、その場所に行けばいつでも出会えるのも嬉しいものです。
機会があれば、その花に会いに訪れる場所があります。エレガガーデンです。この温室の2階には、数多くのランが集められています。時期によって違いますが、カトレヤやファレノプシスなど多くの華が出迎えてくれます。以前、シンガポールに行ったとき、大きな植物園に行きました。そこにはオーキッド・ガーデンがあり桁違いの数のランが咲いていました。印象に残っているのは、人の形をしたかわいい黄色い花があったことです。ここにもあるオンシジウムの仲間だったのかもしれません
そのように、様々な有り様の花ですが、私は、大きめで存在感がある花が好きです。その色と形から、神秘的で何か艶麗と言える印象が感じられます。これはおそらく、多くのランのふるさとである熱帯雨林の奥地の薄暗い樹木や岩肌に着生している生い立ちからくるのではないでしょうか?そんな思いを巡らせながら一つ一つ眺めていました。でも、もしかすると、そんな魅力の源は花弁の唇弁(リップ)にあるのかもしれません?
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コスモスの波

2010-10-11 22:30:20 | 
前回書いたピンクの絨毯を見に、となみ夢の平スキー場に行ってきました。天気も良く広いスキー場を覆い尽くすように薄紅で満たされていました。花の背丈も思いのほか高く自分の身長ほどの花の間をゆっくり巡りました。その圧倒的な量に心浮き立つ気分でした。同じコスモスでも前回とはまったく違う表情です。気がつくと、秋風にそよぐコスモスが波のように揺れていました。
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土蔵とコスモス

2010-09-30 22:01:01 | 
散居村の昔ながらの民家では、かいにょ(屋敷林)とともに土蔵も不可欠の要素です。コスモスもこの時期、畑の脇などの陽だまりに多く見られ、秋になったことを告げています。ですからこの風景は、今このあたりの最も普通の風景ということになります。コスモスは昨年書いたように近くのスキー場に大量に植えられています。ピンクの絨毯のようで、迫力が違います。花が好きならこちらのほうがいいかもしれません。しかし、このような普通の風景が私は好きです。年のせいかもしれません。
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夏水仙

2010-08-21 21:36:32 | 
今の時期、強い日差しのためか花は少ないようです。ですから、目立つのは百日紅(サルスベリ)くらいかと思っていました。しかし美しい花を見つけました。夏水仙というそうです。名前は水仙とついていますが、彼岸花の仲間だそうです。
猛暑の中、背も高く優雅で力強く咲き誇るさまは、ほんの少し見習いたいものです。
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ラベンダー

2010-07-07 19:12:59 | 
仕事場にラベンダーが生けてあります。いつも漆の匂いに囲まれているので、ラベンダーの甘い香りはなんともいえず嬉しいものです。近くのハーブ園にあるというので出かけてみました。
ラベンダーといえば北海道の富良野が有名です。学生時代、夏に2回、北海道を旅しました。もちろん富良野にも行きました。一面の紫の畑は、北海道の雄大さを象徴するものの一つだと思います。そんな北海道が好きで、特に2回目はユースホステルなどを利用しながら20日ぐらい一人旅をしました。あまり長いので父親から「もう帰って来なくていい」と言われてしまいました。若い頃の苦い思い出です。
7月の北海道はラベンダーが満開でした。
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