うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

コスモス(秋桜)

2011-10-17 19:32:41 | 
また今年も夢の平スキー場にコスモスを見に行きました。最近はライブカメラという便利なものがあり、満開のタイミングで出かけることが出来ます。
小雨が時折降るもう一つの天気でしたが、コスモスは満開で一時、花畑の散策を楽しむことが出来ました。
しかし、何故、コスモスは秋桜と書くのでしょう。桜とコスモスはまったく違う花だと思いますが・・・
何か定説があるのかもしれませんが、私はこう思います。まずピンクが代表的な色であること、そして、春の桜のように、秋に最も親しまれている花であること、この二つの理由だと思います。
コスモス畑を歩いてそう思いました。
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思い出の積み重ね

2011-08-17 22:43:20 | 
私の人生の師である玉村豊男先生は本(田舎暮らしができる人できない人)のなかで書いておられます。
”若い頃は、サクラの花を見てもさほどの感慨は催さないものです。それが歳をとると、花の盛りを見ても、散り際を見ても、なにかしらものを想うことが多くなる。それは、年を重ねるごとに、サクラをめぐる思い出も積み重なっていくからです”
私もホームページのなかでサクラの花について、こんなことを書きました。
「後、何回この綺麗な櫻を見ることが出来るのだろうと思いました」
そのときは気がつきませんでしたが、先生の言われるように思い出が毎年積み重なっているのですね。
そんな風に、サクラだけでなく、花の風景はその時々の思い出と結びついているようです。
私が大学に行っていた頃、自転車で通う途中の長い街路樹の植え込みにマツバキクが植えてありました。濃いピンクの光沢のある花でした。丈夫なのでしょう、春から夏にかけて長く咲きかなり繁茂していたので印象に残っています。もちろんそのときはこの花の名前も知りませんでした。
思えば四十台半ばから学生をやり直しました。親子ほども違う他の学生と一緒に学ぶのは不安でしたが、私なりに頑張ったつもりです。そんな4年間の思い出がこの花とともに重なっています。
この花を見るとそんな学生時代を思い出します。
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向日葵

2011-07-31 21:40:57 | 
河北潟干拓土地改良区のひまわり村へいってきました。写真のように、ひまわり真っ盛りです。35万本あるそうです。
子供の頃ひまわりを育て木のように大きく大きくなりました。力強く、夏の暑さのそのパワーを体現しているような花でした。
この広いひまわり畑をゆっくりと散策しました。やはり今でも身の丈より高く見上げるようで中にいるとひまわりの林です。花が見えないくらいです。今でも子供の頃の印象と変わっていません。夏の顔です。
南フランス、アルルの広大なひまわり畑に行ってみたくなりました。
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ラレ(Lale)

2011-05-11 18:47:31 | 
連休中、となみチューリップフェアが開かれていました。この時期はフェア会場だけでなく、畑でも庭でも私のアパートのベランダでも、チューリップがいっぱいで心浮き立つ景色が広がります。
チューリップは、栽培が割りに簡単で色数も豊富で品種も多く大きい花であるにもかかわらず、形もかわいらしく幅ひろい層に愛されている代表のような花だと思います。
また愛されている重要な要素に花の名前があると私は思います。チューリップとはなんと愛らしくキュートなネーミングでしょう。もともと英語でしょうが、この名前を聞いただけで顔がほころぶ気分になります。そんな名前の重要性を認識しているのは私だけでしょうか?
チューリップの名前も一説には、よくあるように勘違いからついた名前のようです。もともとはトルコで昔からラレ(Lale)と呼ばれていたようです。しかしラレと聞くと何か、この花の魅力が半減したような気に、なりませんか?
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再訪、向野江戸彼岸

2011-04-25 19:41:34 | 
昨年、初めて見たときその孤高な姿に感銘を受け毎年訪れたいと思っていました。また、その桜に会うことが出来ました。
実は、先週も見に来ていました。しかしながら満開には少し早かったので今年二度目の訪問になりました。やはり、気高くそして力強い姿です。
以前にも書いたように、東京にいるときは青梅の梅岩寺のしだれ桜を毎年見に行っていました。
何故、毎年同じ桜を見に行きたいのか最近、考えます。
美しいのも、春を迎えた喜びもあるでしょう、ですが別の理由がある気がします。
桜を基準に、自分の歳の重ね方を確認しているのかも知れません。
桜におよばないにしても、いい年の重ね方をしたいものです。
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