うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

鴨南蛮蕎麦

2023-01-09 15:50:21 | グルメ
新年を迎えたなら、初詣ぐらいはしなければいけません。混雑が緩和された頃を見計らい近くの神社に出かけました。
天気も良く、思いのほか積雪のあった12月の雪も残ってはいますが、参拝に支障は無く人も多くありません。
毎年、運試しにおみくじを引くのがお約束、ただ、今回は小吉、これは喜ぶべきか悲しむべきか私には分かりません!確かに、おみくじはただの当たり外れでないことぐらいは分かっているのですが・・・
外に出たついでにランチ、おせちに飽きた頃はそばぐらいが丁度良い。
こちらも縁起担ぎの鴨南蛮蕎麦。果たして今年は鴨が葱を背負ってくるなんて事があるのでしょうか?少なくとも、美味しいお蕎麦だった事は間違いがないのですが。さて?
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シュトーレン

2022-12-23 22:47:17 | グルメ
シュトーレンというお菓子があります。
ドイツのお菓子で、クリスマスを待ち望むアドベントの期間、毎日少しずつ食べるという習慣があるようです。
しかしながら、私には保存性を優先している為か重たくおいしいと感じたことはありませんでした。価格も高めなので、某会員制小売チェーンの割引になった時に買った記憶があります。
そのシュトーレンが、私の好きなパン屋で売られていました。ハーフサイズにしても値が張るのですが、この時期なので買ってみました。そうしたら大正解。それまでのシュトーレンの概念を覆してくれました。
重く濃厚な味の中に、ドライフルーツ、洋酒、スパイスの香りがそれぞれ際立っており口の中に味わいの調和として広がってくる。
あまりに美味しいので、気になって原材料を確認してみました。そうしたら、本場のシュトーレンでは入っていないだろうと思われる「あんぽ柿」の文字がありました。恐らくドライフルーツとして地場の材料を使ったのでしょう。
また、改めてこの店のパンの素晴らしさを味わう事になりました。脱帽です!
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天使のはしご

2022-11-20 17:51:20 | グルメ
越前へ蟹を食べに行ったといえば、普通ズワイガニ、それも雄と思うでしょう。しかし今回の目的は雌のセイコガニです。
雄はとにかく高すぎます。3年前食べた時の倍以上だと思います。
その点、セイコガニは小さいですがリーズナブルです。また、雄にない内子、外子と言う部位があり、特に内子の濃厚な旨味は忘れ難い。
その内子の紅色、みその海松色、身の白等、彩り良く盛られた丼が一番の食べ方。このセイコガニを食べると冬の始まりです。
海岸沿いのカフェで食後のコーヒーを飲みました。丁度、天使のはしごが迎えてくれました。
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鮎とクロワッサン

2022-11-03 16:25:34 | グルメ
毎年、一度は鮎を食べに行く事にしています。最近は子持ちの時期に食べることが多くなっています。鮎の料理も様々ありますが、私は塩焼きのみ、それに甘すぎないキレの良い日本酒を共にする事にしています。
この鮎の美味しさをどんな文字にすればいいか私には分かりません。香魚と呼ばれてスイカの香りがするとも言われますが、そのように感じた事はありません。
ただ遠火で焼く事によって水分を飛ばして、サクッとした食感と、その後にくる滋味は何物にも変え難い魅力であると思います。そして私が連想したのはクロワッサンです。層になった生地の食感とその後にくるバターの香りは、種類は違っても味わいは共通する構造であると思います。
焼きたてのクロワッサンが食べたくなりました!
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栗蟹のビスク 和風ロワイヤル

2022-09-27 13:43:53 | グルメ
旅館に泊まり楽しみの夕食(ゆうげ)の時間、案内された個室のテーブルには食前酒と前菜が置かれていました。前菜はサザエや栗など今の時期の海の物と里の物が彩りよく組まれていました。
次の、先吸物は月見を意匠とした、しんじょうが椀種となっていました。こうした季節だけでなく歳時記まで感じさせる品が続き、魚料理の品書きで目が止まりました。
「栗蟹のビスク 和風ロワイヤル」これはフランス料理ではないか?ビスクは甲殻類のスープ、ロワイヤルは私の解釈では洋風の茶碗蒸し。思った通り赤い陶器の中は見た目、蟹の身の入った茶碗蒸しそのものでした。だしの代わりにビスクを使っているので蟹の濃厚な味を楽しめました。
旅館などでも洋風の料理を取り入れる所が多くなっている気がします。でもここでは和の流れの中に上手くフランス料理の要素を入れ自然で美味しく味わうことができました。他にもサザエをエスカルゴの様にブルギニヨンバター焼きにしたり、五郎島金時をローヌの有名レストランのようにオレンジ煮にされていました。
サービスの方に伺うと料理長はフレンチの素養をお持ちだとの事でした。そう言えば食前酒からサングリアでした。それが料理長からのメッセージだったのですね。納得!
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