うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

虹に向かって

2011-11-20 21:18:20 | 釣り
今は鮭の遡上のシーズンなのですが、例年に比べかなり少ないようです。先週ここで鮭をヒットしたアングラーが居ました。ネットがなく結局ばらしたようです。可能性はありますが、鮭は持ち帰れません。私の狙いはあくまでシーバスです。
雨のせいで川は増水しにごりもあります。しかし少しのにごりは、釣りによい場合もあるようです。目立つようにオレンジのミノーを選択し河口から釣り上りました。
ここまできたら海に折り返そうと川に突き出た場所から流れに向かって遠投しリトリーブをはじめたとき
”グン”と重くなりました。
竿をあおります。大きい、慎重に巻き取ります。ドラグを鳴らし糸が出て行きます。バターを切るようにラインが水面を走ります。距離もあります、弱らせないといけないのですが糸が出ていきすぎます。少しドラグを閉めます。ここで堪えながらランディングを考えます。今の場所は流れがあるので下流の少し淀んでいるとこまで糸を張りながら歩きます。えら洗いもしませんので、魚種もわからず誘導します。流れの緩やかなところにきました。相手も、さすがに弱ってきたようです。ネットを出し少しずつ寄せてきました。近くに来て一瞬、鋭い背びれが見えました。シーバスです。岸近くなると暴れることが多いのでネットを伸ばし少し深みで確保しました。
今までで一番大きい58cmのシーバスでした。
この後も攻めましたが、雨も激しくなり、納竿となりました。結局一回のみの当りで一匹でした。
釣りはじめた時、綺麗な虹が海にかかっていました。最初その海に向かってキャストを繰り返していました。雨の中の釣行でしたが、雨だからこそ見ることの出来た美しい虹でした。いい思い出になりました。
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