うるしの杜の制作手帖

ものづくりの過程や日常の気付きをつむいでいきます

八日町通り(井波)

2010-02-14 00:45:47 | 日常

ここは八日町通りと言い、瑞泉寺への参道であり井波のメインストリートです。私はこの通りが好きです。古い町並みが続き落ち着いた通りです。時々ノミの音が聞こえガラス越しに彫刻の作業を見ることが出来ます。彫刻刀等道具を扱う店もあります。通りにある表札や看板さらにバス停まで彫刻で飾られ町の雰囲気に一役かってます。ここ井波では彫刻に従事されている方が100名以上いらっしゃるようです。まさに彫刻の町です。このような町は日本中探してもここだけだと思います。しかし余り観光地化されていません。立派なお寺とノミの音、そして、路地に入ると池波正太郎の泊まった古い旅館、美味しいお蕎麦屋さん。彫刻の仕事とそれを中心とした日々の生活、地に着いた生活があります。古い町で観光地化されたところはいくつもありますがそんな薄っぺらな軽さはありません。何か艶とでも呼べるような表情がこの町にはあるようです。
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