今年のクリスマスイブは悩んだ挙句、外食と決めた。議員現職時代は、この頃が一番の繁忙期。各種団体、会社等の忘年会が山のようにあり、掛け持ちの出席状態だった。家庭でのクリスマスは念頭にもなく、子供たちに私の存在はなかったように思える。
コロナで不要不急の外出は自粛している。しかし、飲食店の厳しさは人だよりで耳にも入る。テレビの連日報道で身に染みている。「百聞は一見に如かず」二人でもある事だし、充分気を付けながら行きつけの店へ行った。
店に入ると「おやっ」と思うほど静かだった。バックグランドミュージックは流れているものの話声がない。3部屋のいつも賑やかな宴会場は消灯していて暗かった。広いフロアには、7セットのテーブルと3ヵ所の小上がりある。3組の少人数な会食と一人の先客がいた。ソーシャルデスタンスは充分すぎるほどにある。
従業員は見えず、ママさんが一人で切り盛りをしていた。食事の時はマスクを外した。「大変な状態だね」と小声で話しながら食事は終わった。帰り際ママさんに「大変ですね」と声をかけると「忘年会は全てキャンセルなんです」と返って来た。
帰り際「とうやさん、何とかして」と叫ばれた言葉が耳に残って離れない。
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