Nonsection Radical

撮影と本の空間

の冷や水

2013年05月09日 | Weblog
仕事先で”部長”が敷地内の木を切っていたが、電線に絡まった枝が邪魔で1本切れないでいた。
そこで木の先の枝を切ってしまおうと長い棒の先にノコギリを括りつけてギコギコし始めたが、それでも先の方には届かない。
そこでsatoboが木に登り、そこから先の枝まで手を伸ばして切る作戦となった。
高さ3mぐらいまで登り、枝分かれした部分に足を掛けて少しずつギコギコ切る”頂上作戦”開始。
木に登るところまでは身も軽ければ口も軽いので出来たが、枝がなかなか切れない。
枝に柔軟性があるのと、足場の枝がユラユラして身が安定しない。
ほとんど片足しか体重がかからない様子で、片手で、時には両手でノコギリを使うのは難しい。
そうしているうちに足が疲労からブルブル震えだすし、のけぞって上を見上げ続けているうちに腰も痛くなってきた。
ここで投げ出すと二度と登れないので、気力でノコギリを動かした結果、かなり上方の枝を切り離した。
切り離したが切り落とせない。
切った枝が電線に引っかかったまま宙ぶらりんになってしまった。
なんとか手元にたぐろうと、手を伸ばした先に触れる小枝をつかむが、こういう時にだけ簡単に枝が折れるのだ。
もちろん簡単に心も折れた。
手を伸ばすために片足立ちして増々足は震えだす。
それでもなんとかたぐり寄せて電線から離した。
そろそろ電線との絡みも少なくなったので、本体を切ろうとしたが、そのまま切り離してしまえば再び電線に絡み宙ぶらりんになるだけなので、片手で切る部分の幹を握り、片手はノコギリを使い、おまけに片足立ち。
幹と言っても直径5センチほどしかない。
そこにすがりついて切っているのだ。
ようやく切り終えた幹を持ち、そっと電線からはずして下へ落としたのは長さ2.5m重さ10キロほどもあった。
やっと下界へ降りて、ミッション達成の喜びに沸いたのだが、下半身はガクガクしてまともに歩けない。
そして時間とともにカラダの節々が痛みだし、膝関節は痛み、腰はギックリ状態。
さすがに若い頃のように、お姫様抱っこからアクロバット体操しても平気とはいかないようだ。




河和港 愛知県美浜町


真浦港から右ノ浦 兵庫県姫路市家島町
コメント
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