Nonsection Radical

撮影と本の空間

ハズレとアタリ

2014年07月06日 | Weblog
昼前に家を出る直前に見たウェザーニュースの天気予報では、大阪は曇りで、時々雨が降るが、30分ほどの通り雨との事。
もちろんそんな事は信用せずに、折り畳み傘を持って出かける。
途中、ポツポツと降り出して、傘をさすほどに。
当然のようにいつまでも降り止まず、現在でも降り続いている。
ウェザーニュースの天気予報は、予報ではなく、”実況”でないと当たらない。
きっと雨が降りだしたので、いつの間にか”予報”は雨に変わっていたのだろう。
いつもの事さ。

いつものように徘徊してギャラリー巡り。
BEATS GALLERY の「Rut in time」これはアタリ。
すっかり完成している視点。
好みの写真。
だからこそ、もう一歩、さらに、もう一歩。
突き進んで欲しいんだけど。
そのように在廊の鈴木郁子さんに失礼ながらお願い。

大阪では、思った以上にフィルム撮影の写真展が盛ん。
どういう理由かはわからない。
モノクロ写真教室が結構あるからかもしれない。
そのわりにはヨドバシ梅田のフィルムコーナーの寂しさと言ったら・・・
そんなモノクロ写真展の会場には、出品者の御歴々が鎮座ましまし、カメラの事や撮影の事など話しておられるので、シロートは早々に退散。

写真に言葉は必要なのか未だわからない。
自分の写真は言葉など必要のない、単純明快なものだから。
もちろん題名もない。単なるブラパチ写真なんだもん。
そんなくだらないものを撮る人間に、言葉が必要な写真が理解出来るわけないじゃない。ハハハハ。




諫早駅前
長崎県諫早市永昌東町
撮影 2014年3月22日 土曜日 11時25分
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土曜写真館

2014年07月05日 | Weblog























今井3丁目の街並み
奈良県五條市今井3丁目
撮影 2014年6月21日 土曜日 11時00分
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”話芸”にイラつく

2014年07月04日 | Weblog
某ラジオ番組は、一人のアナウンサーと日替わりのいわゆる”パーソナリティ”がトークを交えて進行していくのだけど、その中の一人に関西の漫才師のダンシがいて、いつもその話しっぷりにイラつく。

ボケとツッコミという”セオリー”が漫才にはあるのだが、これは何十年も変わらずパターン化しており、それをマスターする事が一人前の漫才師であるような感じだ。
パターンにそって各自が中味を変えて話すのだが、関西のように保守的で価値観が出来れば変わらずにいて欲しいと思う土地柄では、それは安心していられる手法なのだと思う。
起用する側も、そのパターンを身につけている人を使えば、番組進行上多少のアクシデントがあっても、パターンに落とし込んで収める事が出来るので安心する部分もあるのだろう。
関東の売れない落語家がみんな同じ話しっぷりで落語を語るように、関西の漫才師はみんな同じ話しっぷりだ。
これは”話芸”なんだろうけど、それでイイのか?と疑問に思うのだ。
話しっぷりがパターン化している事に気づいている者にとっては、はなはだ面白くないのだ。

たとえばゲストに話の玄人ではない人、料理をする人とか、音楽、文芸を語る人とかが来た場合、シロートなので時折”爆弾発言”が出たりする。
するとそれを収拾するのに、漫才の手法を使うのだが、シロートの”ボケ”にクロートが”ツッコミ”を入れると浮いてしまうのだ。
クロート同士の計算し尽くされたボケとツッコミは、その結果も当然予想されたものであるから”話芸”なのだが、シロートの放つ予想外の発言に対応出来ずに慌ててプロの技であるツッコミで収拾しようとするので、鼻につき、面白さを消してしまい、持ち駒のなさが露見してイラつく。
シロートにクロートが突っ込んでどないすんねん、と言いたいのだ。

長い間生きていると、多少の時代の変化も見てきた。
コント55号が既存の笑いのパターンを壊し、さらにツービートがコント55号のパターン化したものを壊した。
そうやって新しい話芸が古いものを壊していったから新たな笑いというものが生まれてきたのだ。
ところが現在の漫才には、その破壊力が感じられないのだ。
旧態依然のパターンを踏襲し、それで良しとする話し手と製作者が安定だけを求めて満足しているような気がする。
それってつまらない事なんじゃないのか?
聴いている側はつまらないんですけど。

それでイイという人がいるから、と思うのか、これじゃぁイケナイと思うのかは当人次第だが、リスクはあっても新しいものに挑戦する方が面白いと思うんだよなぁ。




南海電鉄 河内長野駅周辺
大阪府河内長野市本町
撮影 2014年6月21日 土曜日 09時25分
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どうしてそんなことを考えるの?

2014年07月03日 | Weblog
人間嫌いで通っているんだけど、実は人間についてすごく興味を持っているんだよ。
たとえば、安倍首相はどうして母方の祖父の岸信介と常に関連づけられるのに、父方というか、父の安倍晋太郎や父方の祖父である安倍寛と結びつける話がないのかとか。
妻である昭恵は、夫晋三をどのように見ているのかとか。
そしてどんな理由でそのように思っているのか。
そんな有名人でなくても、この人はなぜこのような言動をするのか?その背景にはどのような考えがあって、その考えはどこから生まれてきたのか、なんてのに興味があるんだよねぇ。
で、どうしてそんなものに興味を持つかというと、自分はどうしてこんな事を考えるのだろう?という疑問に答えを見つけるためなんだな。
他人の事を参考に自分の事を知るため。
どこかにいる本当の自分を探すためなんていう「自分探し」ではなくて、現にここにいる自分がいったい何を根拠にそんな事を考えるに至ったのか。
そこが一番の謎であり、興味深く、触られたくない部分なんだと思うんだよ。
それを探るためにも他の人の事を知るのが必要なんだと思う。
そう考えると、たくさんの「どうしてこの人はこんな言動をするんだろう」っていう場面があふれているんで興味深いよ。
そして「おいらはどうしてこんな事を考えているんだ?」ってのも興味深い。





島原鉄道 本諫早駅前
長崎県諫早市東小路町
撮影 2014年3月22日 土曜日 11時00分
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定年後の御奉公

2014年07月02日 | Weblog
少子高齢化が間違いなく進み、子ども、若者は国の宝といえる時代になっている。
そんな時代に現総理大臣は、増々自衛隊員の”活躍”の場を広げる政策を推し進めようとしている。
当然自衛隊員の数が足りなくなってくる。
少子化なんだから当然だろう。

そこでだ、
元気が有り余って、定年なんかなんのその、まだまだ働けるぞと意気揚々と若者批判の先頭に立つ世代に、にわかに注目が向けられるのも時代の流れといえよう。
そうです。
定年後には何もする事がないとか、家にいられないとか、年金受給までの間にも現金が欲しいとか思っているオトーサン。
自衛隊で働きませんか?
いやいやそんな生易しいものじゃない。
日頃の言動からすると、「徴兵」がピッタリの言葉ではないですか。
定年後には、長年働いた職場は若い世代に禅譲し、新たなチャレンジをして若い世代に”見本”を示すべきではないか?
もちろん「軍隊」はリハビリや健康維持の場所ではなく、生死のかかった真剣な現場であるので、生半可な事では務まらないだろう。
しかし、日頃から体力には自信がある、まだまだやれるとのたまう世代ですから、過酷な訓練にも耐え、企業戦士から本物の戦士へなる事も可能でしょう。
団体行動もお手の者だ。
たとえ”殉死”という事になっても、お国のための輝かしい足跡と納得も出来よう。
予備軍は次から次へと増えてくる。
なにしろ若者数人で老人一人を支えなければならない財政状況の老人国家なのだから。
貴重な若者という人材を”銃後”に守るためにも、定年後は徴兵で御奉公する時代だと思いませんか?オトーサン。
長年連れ添って、現在も口をきいてもらえる妻がもしいるのなら訊いてみて欲しい。
俺は徴兵に行った方がいいだろうかと。
もちろん笑顔で送り出してくれるであろう。
妻は経済活性化のために国防婦人会の面々とオシャレなお店でランチに励み、公序良俗に反する贅沢品が飾られていないかショーウインドウを”監視”するなど、立派に銃後の守りを果たしてくれるだろう。
また子ども達は、諜報活動の一環として、スマホによる情報収集およびネット監視の役割りを日々担うに違いない。
安心して国を守る任務に就けるでしょ。

まあ、安保反対とデモ行進した団塊の世代が、今度は集団的自衛権の元、軍人として国を守るというのはかなりシュールな状況といえようが、散々反体制気取りだったのが、さっさと就職して企業戦士として資本主義体制を護持する側に回った変わり身の早さを思えば、そんなに不思議な事でもないだろう。
父よ、定年後は一兵卒として国を守れ!



今井1丁目の街並み
奈良県五條市今井1丁目
撮影 2014年6月21日 土曜日 10時55分
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