里山の移ろい

写真付きで日記や趣味を書く

2016-10-30 16:02:36 | 日記

我が家の柿について、二度目の投稿である。

この地の産物で多いのは、コメ、次いで柿の順になる?

しかし、柿は販売目的にしたものでなく、自家用として植えられている家庭が大部分。

品種は、主に干し柿用の富山柿。

私たちが子供のころは、どこの家庭でも家屋の軒下に隙なく吊るされていた。

家族全員で柿をむき、紐に吊るしたものであった。

そんなに沢山あっても、子供たちが勝手に食べることは許されなかった。

そのため、父母たちの留守を見計らい、こっそり盗み食いした記憶がある。

そんな思い出のある干し柿だが、最近あまりつくらなくなった。

第一、子供たちもあまり食べないことに原因があるようである。

好んで食べる年代は、60歳以上の高齢者?

もちろん、私は柿と言えば渋抜き、干し柿なんでも大好き。

しかし、我が家は日当たりもよくないし、なかなかうまくいかない。

昨年も、苦労して柿むきをして縄に吊るしてみたものの、失敗した苦い経験がある。

そんなことで、姉の家からいただいて食べたものだ。

その点、甘がきは手間いらずで、木に登ってもぎ取りは、すぐほうばることが出来る。

その柿が、今年は鈴なりに実をつけ、まだまだ木に残っている。

この地には、甘がきが意外と少ない?

近所に分けてやると、喜ばれている。

我が家の甘柿は、祖父の代に植えられたもののようで、

100年ぐらいになるのではないか?

何しろ、子や孫に食べさせたいと、植えられたという。

私も、3本ほど植えた富有柿は、食べられるようになった。

ことしも、2本植えた。孫たちが食べるかどうかは別にして、

後々、甘柿があってよかったと言われる?ことを願っているのだが…・

果たしてどうか。