めざせ4万キロ 歩いて地球一周

主にウォーキングの日記(国内外・地元)

マドリード市内観光

2019-07-19 05:45:48 | スペイン巡礼
6月13日
3人 3人 1人に分かれて14:00迄自由観光です

私は3人で市内巡りの観光バスに乗り
途中下車してプラド美術館入館という事になりました

9:30 ホテル近くの乗り場から2階バスに乗りました
乗り降り自由の市内観光バスです


オープンデッキの2階席からは眺めが良いので
写真を写すのに都合が良いです


日本語のイヤホンガイドがあるので
説明を聞きながら回れます


校外授業のようです
子供たちがバスに手を振ってくれます
お揃いの服を着てます 制服でしょうか?


毎日長距離を歩いていたのでバスで
じっとしているのも良いものです


バスが中心部に来るとここにも大勢の子供たちがいます
先生の説明を聞いている場所を見ると
ゼロメートル地点のプレートがあります
イヤホンガイドの説明の重要な場所でした
ここから東西南北に距離が図られるようです
日本橋と同じですね




観光バス同士で狭い道ですれ違います


重要な建物の説明を座って聞きながら撮影できるなんて
ラクチンです!


素晴らしい建物がたくさんあります
 あちらの建物○○世紀 こちらも○○世紀
目を見張る物ばかり 


感動している間にプラド美術館前に着いたので
下車して 美術鑑賞です
美術館は200年振りの大改修工事中
幕で覆われています


美術館前にそびえるゴヤの像


多くのお客さんがいて約10分並んで入館できました
三年前も同じ位並んだ記憶があります 人気なんですね~ 
リュックなどはロッカーに預けます 館内の撮影はNGです
時間が少ないので大急ぎで主な作品を駆け足で鑑賞
ほぼ有名な作品は見ることができました


外ではご自分の作品を売る人もいます


ホテルに14:00 再集合なので
しつこく写真を撮りながらホテルに戻ります


三度目はないと思うので見納めです


これは珍しい!おまわりさんの粋な巡回風景


中身の濃い思い出作りになりました


15:00過ぎ バスで空港へ向かう



18:20マドリード発 深夜イスタンブール乗り換え
14日 日本時間17:10成田着

10,841km 1日と13時間の長旅でした


ピレネーの25km山登りで1日だけ雨に遭いましたが
後はすべてパーフェクトで気温も丁度良く旅行日和でした
シャントネと巡礼一週間の歩きは楽しかったです
移動日あり滞在ありのホテル暮らしも思い出がいっぱいです
メンバーの皆様には大変お世話になりました

人生の思い出を今の内に蓄えて老後の生活に生かしたいと思います
貧しくても心は広く豊かでありたいと思うこの頃です

パソコンの故障により旅の記録更新が一か月遅れてしまいました

毎日たくさんの方に見ていただきました
飽きないで見て下さり有難うございました

自分自身のために書いているブログでの日記ですが
最近目の調子が悪くこれ以上続けられるか心配になってきました





バスでマドリードへ

2019-07-17 18:13:23 | スペイン巡礼

6月12日
7日間の巡礼を終えてマドリードへ移動の日
7:30 
スーツケースをコロコロ引っ張って約15分離れた
高速バスターミナルに到着!
ビルの一階がバス乗り場
8:00出発 少し待ちます


  ログローニョからマドリード迄314km
約4時間の長距離バスでの移動です


ログローニョの町さようなら~
あの山の向こうから歩いて来たんでしたね~


  高速バスのスピードが速いので
景色がどんどん変化します


大きな岩がバスに向かって来ます


低い山になりました 町も見えます


次々変化する景色


停留所 お客さんの乗り降りがあります
私達のバスと同じバスが止まってます
バス会社の名前 ALSA


風車がゆっくり回っています




そろそろマドリードに到着のようです


11:45 大都会に到着しました
田舎の雰囲気とは大違い!



ホテルでしばらく休憩して
17:00 町の散策に出掛けます


マヨール広場の隣にある
規模の大きなサンミゲル市場
三年前にもこちらを楽しんだので懐かしいです


市場の中では一口サイズのタパスとワインやビールを
飲んで回れるので楽しいです
私はパンの上にムール貝とパプリカを乗せたタパスと
 しこイワシの酢漬けを乗せたの その場で食べました 
下のパンがサクサクして上に乗せた具材が新鮮で
  とても美味しいです 
タパスは1.5€ ワインは4€
具材ほ豊富で海鮮から生ハムや肉何でも乗せの
お手軽に頂けるサイズで楽しいです


観光客の多い広場でパフォーマンスをしてる人がいます
 凄いですね そばにお金を入れる箱があります


町散歩の後 別の市場で夕食
三年前に夕食に入った場所をKさんが
散策に出掛ける前に探して下さっていて
懐かしいお店で最後の晩餐となりました
私はサンミゲル市場でタパスの他に
生ハムのサンドイッチを食べたので
しこイワシ・タコのタパス等三個と
コカコーラで済ませました


二階がbarで下は市場になっています
 さすがスペイン オリーブ漬けの種類が多いです


小さな市場ですがゆっくり出来ました
思い出のお店を後にします


13日は夕方マドリードの空港に行くので
14:00 迄自由行動です






ロスアルコス~ログローニョ 28km

2019-07-16 18:38:16 | スペイン巡礼

6月11日 
巡礼の道最終日(7日目)

順調に歩きを進めて来た今年の巡礼
初日のピレネー越えでは雨の中の25kmに
限界を覚えたのが嘘のようです
お天気に左右されるのは仕方のない事
雨が一日だけで済んでほんとに良かったです

ホテルスエチェの朝食
パン・ハム・チーズ・ジャム・ジュース・コーヒーの
シンプルなメニューですが満足です
宿のご主人が作った木製のバイクや作品が
レストラン内のディスプレイとして置かれています


部屋のテレビに素敵な景色が映っていました
こんな景色も見たいな~と思いながら・・


朝日で私たちの影がはっきり見えてます
西へ向かって出発しているのが良く分かりますね
サンチャゴ・デ・コンポステーラは
スペインの西側なのでフランス人の道を歩くと
毎日西へ向かうのです


行く手に重い雲が垂れ込めて心配です
でも後ろから陽が指しているので大丈夫でしょう!


また珍しいお花です 
初めて見るお花が増えます


いつの間にか青空が見えてきました
今日はこの若い二人連れと同じペースでした


出発して約一時間 麦畑の続く道の前方に
丘の上のサンソルと言う町が見えてきました


大きな町ではないが立派な建物がある
八角形の平面を持つ12世紀に建てられた聖墳墓教会
ロマネスク様式の建物

教会の入り口付近は若者達で占められていたので
坂を上がって教会の裏で小休止

車道から無舗装の巡礼道に入る
かなり暑くなってきたので日陰で休む人が多いです


山道には草花が咲いていてほっとします


細い山道をゆっくり上る


12:00 教会から2時間 
開けた良い場所がありました
テーブルとイスもあり前日は草むらに座って
お昼にしたのですがゆっくり出来ます


だんだん減ってくるのが楽しみな残りのキロ数  
次の町ビアナが遠くに見えてきた


緩やかな登り 町を目指します


ビアナ(Viana)はかなり大きな町です


入り口の彫刻が素晴らしい聖マリア教会
1550年頃建てられた


残り4km と言うことはすでに
24km歩いたんですね
今日は一番長い28kmです
不思議と疲れていません
この長~い道の奥に見えるのが
ログローニョの町です


こちらの印の貝殻は彫金です
町によって工夫されてます 
それを見ながら歩くのも楽しかったです


ログローニョの中心部にある立派なカテドラル
15世紀に建てられたそうだ

教会前の広場ではお祭りで賑わっていました
サン・ベルナベ祭 毎年6月11日
1521年フランス軍による包囲戦に勝利した
出来事を祝う 
私達は賑やかな日のお泊りとなりました




移動遊園地も設置されて子供から大人まで
多くの人が出ています


巡礼最後の晩餐はお祭りで込み合っている
レストランでワインで乾杯となりました 
お料理は皆で シェアして頂きました


お食事が終わって外に出ると
中世の衣装に身を包んだ市民によるログローニュとフランス軍との
対決を再現する催しがあるそうで
 お揃いの衣装で集まっています 楽団も準備中のようです



信者では無いので気楽にウオークを楽しみました
毎日麦畑の中を歩いても飽きることなく
珍しいお花もたくさん写しました

古代からの石の橋や教会が今でも当時と変わらず
町の人々の生活に使われている
素晴らしい生活ぶりに感動しました
新しい物がなくても十分生活している人の姿は
見習いたい部分でもあります


シャントネでの5泊6日に加え7日間の巡礼
移動日を入れて18日間の旅は残すところ
マドリード一泊と機内泊です






エステージャ~Los Arcos 22km

2019-07-15 18:50:35 | スペイン巡礼

6月10日 曇り

Hotel Yerri
巡礼の道のスタート地点までホテルの車で送ってもらいます
乗り切れないのでホテルの前で待つ事になりました


前日ホテルを探すの苦労した分出発で助かりました
町の入り口からかなり離れた場所に位置するホテルでした


車で10分程でスタート地点に到着


真っ赤に熟れたサクランボ
写真だけです 試食はできません


百合の花が満開 


坂道の途中で寄り道
沢山の手作り作品が展示されています


Sさんがペンダントを買ったので
クレデンシャルにスタンプを頂きました


火が燃えてます
ここで鉄を打って作っているようです
細工が細かくて感心しました
様々なデザインの芸術品が数えきれな程並んでいます


こちらはワイン工場
巡礼の皆さんにサービスで赤ワインと白ワインが
蛇口をひねると飲み放題・詰め放題


向かって右が白・左が赤ワイン

★巡礼者へ
この素晴らしいワインの力強さと活力で
サンチャゴに元気で行って下さい
とかなんとかって書いてあるのかな?
スペイン語のわかる方教えて下さい

工場近くにあるワインミュージアム
ワイン造りの道具や年代物のワインが展示されている
スタンプを頂く


山道に入り森林と麦畑の丘陵地帯を進む


アスケタの村
山頂に砦のあるモンハルディン山が見える


第一村人発見!
畑を見に来られたのでしょうか?
作業する様子はありません
ジャガイモの白い花が見えますね
畑を見ると我が家の畑が気になります


三角錐のモンハルディン山頂の砦
登るのかと思っていたのがそうではなくて
山を横目に巡礼道を歩くので良かったです


お昼の場所はここにしました
草むらに座ってサンドイッチ・おにぎりなど
それぞれお好みに応じて・・


自転車での巡礼者も多いです
道路に大きく
Buen Caminoと書かれています
良い巡礼を!と言う意味です
お互いに声を掛け合って歩いていましたが
道路に書いてあるなんて此の辺りの人々の
温かさを感じますね


花の蜜を吸う色のきれいな虫
初めて見ました 


大海原かと錯覚するような
麦畑の広がりに感動!
大河の流れにも似て・・スケールが大きいです


後ろからも巡礼者が続きます


歩きながら麦のお勉強です
四条麦と二条麦の二種類が植えられている事がわかりました
パンやビール等用途によって使い分けるものと思われます


13:45
ロス・アルコスまで2.8km


14:16 町の入り口に到着
珍しいサボテンの花が咲いています
家の二階迄伸びたのっぽのサボテン
お花を見るのは二階から ですね!


ホテルの場所を探すのに20分程掛かりました


部屋で落ち着いてからスーパーはお休みなので
一軒だけ開いている食品店でお水
フルーツ・パン・ビスケットを買ってきました





Raina~Estella 22.4km

2019-07-15 07:39:41 | スペイン巡礼

6月9日
今日も晴れ 歩くのに快適な気温

キングサイズのベッドでゆっくり休みました


8:15 いざ出発!


橋を渡る巡礼者達
巡礼の印 帆立貝を付けていますね


私達は川のそばに降りて行きます
先ず橋の写真の撮影です


きれいな写真が撮れました
撮影者・・・お仲間のY氏


上から手を振っていますが見えない位規模の大きな橋です


11世紀大王の妃が巡礼者の為に
私財をかけて造った王妃の橋
長さ・・110m ロマネスク様式
6連のアーチ 

美しい姿は建設当初より変わらないと言う
1000年経ってる!!驚き!

★ピレネー越えの2ッの巡礼路が、プエンテ・ラ・レイナの街で合流し
王妃の橋を渡ってサンティアゴ・デ・コンポステーラへ向かうことになります
王妃の橋(ブエンテ・ラ・レイナ)がそのまま町の名前になっている

山道に入って来ました
近くを高速道路が走ってます
黄色の花はエニシダ
高速道路を作った時に植えられたものと思われます


緩やかな坂道


10:00 
素敵な町マニェル通過


開けた景色の先に天空の城?


11:06 
美観の村シラウキで休憩
細い路地が伸び可愛い家屋や
中世の頃からの趣を感じさせる建物が並ぶ


更に様々の矢印を確認して進む


アップ・ダウンを繰り返す


14:20 
傘の帽子を被った男性とお話をして和む
私より4歳若い台湾の方でした


台湾の方と別れて20分程で 
古代の橋に出る


ハイ・ポーズ!


町の公園


15:00
エステージャ迄残り2.4km


足取りが軽くなりましたね


日曜日の午後
地元の人達 BBQで賑やかです


10世紀に建てられたと言う
サン・ミゲル礼拝堂


16:10 エステージャの町に入る
ここからはホテルが遠いので町を見物しながら探しました










ブエンテナ・ラ・レイナ町散策

2019-07-14 13:33:21 | スペイン巡礼

17:00
Rina のホテルで一休み後
スーパーマーケットを探しに出かけてみました
人口約2800人の小さな町
この通りは巡礼の道です 
明日はまたこの道からスタートします


サンチャゴ教会の扉が開いていました
スペインの教会はどこもカギが掛かっていて
入ることができませんでした

12世紀に建てられたロマネスク様式で入り口の
アーチの彫刻が見事です

★教会の建築は16世紀に再建されたそうですが
南の扉口だけが旧遺構として残されています
半円状で五重に彫られたヴシュール装飾は相当摩滅しているものの
変化に富んだ人物像が数多く彫られていて
また側面の柱頭彫刻も左右10本の細い円柱の上に
それぞれ生首が彫られています

教会内の祭壇は眩しいほどの金ピカ
今まで見たヨーロッパの教会では
見た事のない様子に声を上げて感動しました




ヤコブが祭られているので巡礼者が訪れます


お店の前ではのんびりと寛ぐ人達


おしゃべりをしながら一杯飲んで
居心地が良いんでしょうね


教会から約10分でアルガ川に出ました
王妃の橋を町の方から眺めると
川のそばには散策の人達


明日は
この橋を渡って巡礼の道に進みます


スーパーは川を左に折れてすぐ見つかりました
パン・フルーツ・お水を買って戻ります
通りの反対側に巨大な人形が?
木の切り株に立って何か叫んでいるように見えます
木を切る道具のような物を持って怖い顔してます
木を切らないで~ って叫んでいるのかな?


市庁舎の前からホテルへ向かう


今夜お世話になるHotel Jakue


約一時間の町歩きを楽しみました





パンプローナ~ブエンテ・ラ・レイナ

2019-07-13 18:56:14 | スペイン巡礼
6月8日 pamplonaの朝です
 7:50
300m程離れたお仲間さん達のホテルに向かう
闘牛場前通過!朝早いので静かです

牛が町中を走り闘牛場がゴールになるそうです
その後角をクッションで保護された若い牛が
闘牛場内に放たれ、群衆は素人闘牛を楽しむ


 牛追いのモニュメント
凄まじさが伝わりますね~




サン・フェルミン祭
7月6日から14日
世界的にもっとも有名なスペインの祭礼のひとつ
毎年約100万人の観光客を集める

チュピナソ(開会宣言)
7月6日午前中
赤と白の衣装を身に着けた人で
市庁舎前は埋め尽くされる
12:00になると
「パンプローナ市民たちよ、サン・フェルミン万歳!」
という開会宣言に次いで、市庁舎のバルコニーから
チュピナソ(ロケット花火)が打ち上げられる


連日の行事として
パレード・エンシエロ(牛追い)
巨大人形のパレード
スポーツイベント などが繰り広げられる

14世紀牛などを連れた家畜商人が
訪れては祭礼の伝統の一部となる闘牛が行われた

歴史的に意味のある行事だから死人やケガ人が
出ても続ける理由がわかりました

ブエンテ・ラ・レイナに向かって出発!24km 
標高790mの山があります
パンプローナとの標高差は344m


町を出て2時間後
麦畑の中に救急箱とお水のサービスをしている
ご家族の方がいます 有難いです!
ここから標高790mのペルドン峠に向かって
緩やかな登りが続きます
一言メッセージを書く為のノートも用意されています
地元の親切な方々のお陰でこの先
Raina迄17.2km頑張れま~す!


青空とこの素晴らしい景色の中を
歩ける幸せ最高です


刈り取り直前の麦とまだ青い麦畑の
コントラストも美しい!


振り返ればピレネー山脈のふもとの町
ヘミングウェイが愛したパンプローナが
遥か遠くになってしまいました


麦畑の中に咲く一株のポピー
良いアクセントになってます


後ろから二日前にZubiriの宿でお会いした
芦屋の方が見えました
大きなリュックで頑張ってます


町の中心 教会もあります
通過します


町を抜けて数分後
東京にお住いのフランスのルルドから
コンポステーラを目指してるご夫婦と
一緒になりました


風車の並ぶ山の峰が見えてきました


大分上がってきたようです
疲れを感じないのは写真を写しながら
ゆっくりなので登りが苦にならないです


おやおや 良い場所でお昼寝中?


最後の登り 風車が目の前に


12:30 
眺め抜群のペルドン峠790m
素晴らしい場所でランチタイムです


中世の巡礼を模したオブジェ
 同じ格好にチャレンジ?! 
動物は真似するの無理でしたね
芦屋の方に写して頂きました


マウンテンバイクの人も頑張ってます


13:00 下りが続きお花の宝庫
小石が多く歩きにくい急坂


ウテルガ(Uterga)の町
巨大人形の姿で歩く男の子
どうやらお祭りのようです
芦屋の方は今夜はこちら泊まりです
私達はもう一つ先のRina 迄なので
もう会う事はありません
お互いの健闘を祈ってお別れしました
彼女が無事にコンポステーラに着きますように!


ポピーが一面に咲き乱れている


15:30 
町の入り口に私達のホテルがあった
予約したホテルを探すのは大変なんです
今日は全くその心配がなくて助かりました


ここはホテルの裏口
右手にぐるっと回るとホテル正面に出ます
私達の荷物は宅配の方によって到着していました
それぞれのスーツケースを引っ張ってフロンで
チェックイン  
荷物を置いてスーパーマーケットを
探しに出かけるという元気さでした








Zubiri~Pamplona 22km

2019-07-11 20:21:35 | スペイン巡礼
6月7日 巡礼三日目

7:04
思い出深いZubiri にお別れの日
窓から外の景色を写してこの町の思い出にします
朝食に一階のキッチンに行くとすでに7名の方が
座っていました
その中の日本人らしい女性に日本人の方?
声を掛けたら そうですと言われて
ほっとします と言ったら私もです
42歳芦屋の方で一か月かけて
コンポステーラ迄歩かれるとの事
日本語の会話ができて嬉しかったです


私達は今回黄色線の区間を歩きます
今日はパンプローナまでの22kmです
高い山は無いので楽だと思います
地図の中の黒い部分はピレネー山脈
山間部のZubiriからパンプローナ(標高446m)へ
下って行くことになります
フランスからの道が多いのが良くわかりますね~
北欧やヨーロッパ方面からの多くの人が
この道からピレネー山脈を越えてきます


バスを待つ若者達


8:15 
橋を渡ってから昨日の続きの巡礼道に出ます


案内板ではスビリから22.8kmになってます
ほぼ平坦です。分かり易い地図です


男性が先程からリュックをゴソゴソしていると思ったら
貴重なリンゴを出して馬に与えました
でも丸ごとは食べにくかったのか
せっかくのリンゴを落としてしまって
馬も男性も残念な結果になりました


大自然の中を歩いているとず~っと
小鳥のさえずりが聞こえていますが
まったく姿を見ることはできません


出発から一時間後可愛いお家のある町を通過
傍に古くて朽ちかけた教会があります

サンタルチア地区教会は
12世紀に砦として建設されその後
13世紀に教会として改装されたのではないかと
信じられています
教会を救う為にこの建物は元巡礼者によって
最近購入されました
私達のプロジェクトにサポートしてくれる方大歓迎です
という事なので僅かお賽銭程度入れました


11:00 早目のランチタイム
 くつろげるバルで飲みもの買ってお昼にして
スタンプも押しました
エサを奪い合う放し飼いの鶏を眺めながらランチ


町を離れると野原に咲くお花が迎えてくれます




古い建物の方から町人が向かって来ます 
 いつも同じ方向へ進む人の後ろ姿しか見てないから変な感じ!


変わったアザミ(下の写真)


これから向かうのはあの丘?
エニシダの香りに癒されて


すぐそばを走るハイウエイ


足元に咲く草花たち
青い初めて見る花、葉は大きめのギザギザ


坂を下ると中世の石橋が美しい


橋に腰かけて一休み


パンプローナに入って来ましたが
何せ今までの町に比べて大都会だ
中心迄行くのに4kmはあるのでまだ町はずれ

巡礼の私たちを見て手を合わせて
祈ってくれる修道女の方
有難うって手を振りました!


子供達のカヌー教室が始まりました
にぎやかな声がします


貝殻で飾られたアパート


14:44 橋の向こうは旧市街
いよいよパンプローナの中心です


大きな城壁をグルっと進み城門をくぐり町の中心へ


今までの町と大違い高層の建物が多くなりました
インフォメーションで今夜の宿の場所を聞いて
ホテル探しです



私は今夜も一人でお仲間さん達と違うホテルです
 昨日とこの日は同じホテルが満室だった為近くを予約
私のホテルは闘牛場のすぐ近くです

平坦な道のりをゆっくりお花を写しながら
楽しみました
お天気が幸せ運んでくれました

あすはパンプローナの町をご紹介します






Roncesvalles~Zubiri

2019-07-09 15:59:25 | スペイン巡礼
6月6日巡礼二日目 曇り
標高923mの
 ロンセスバリエスからスビリへの22kmに出発!

部屋からの景色


8:16 雨が降らなくて良かったです
皆さん万全の体調で出発!




ヘミングウエイがお隣の町で奥さんや友人達と
数日過ごしたそうです
私達が明日宿泊するパンプローナは
彼の小説「日はまた昇る」の舞台であり
パンプローナの「牛追い祭り」は世界的に
知られるようになった


ロンセスバリエスを出て約一時間後
Zubiriまでの距離18kmになりました
順調です


放牧場に赤ちゃん牛がいます
可愛い子牛を見て盛り上がっています


犬も川を渡るのに慎重です


あの山を越えるようですね!


Esupinal の町を通過します


町と緑の繰り返しをしながら高度が少しずつ
下がっていくので楽な行程となります


周りに工場がないのできれいな水です


12:03
こちらで休憩します
コカコーラを買ってトイレをお借りしたら
クレデンシャルにスタンプを押します


道まで表示されてとても見やすい地図です
航空写真良いですね


雑木林を下る


けたたましい声がするので見上げると
なんとヤギ達が立ち上がってエサを食べていました
まだいるまだいる何頭いるの?


おしゃれな町通過


町を出るとまた大自然が広がる


13:00
Zubiri迄6.9kmになりました
いいペースです


まだまだゴールは見えませんがきれいなお花が
癒してくれます お天気に恵まれたお陰で
快適な歩きを続ける事ができています
あら珍しや? ギンラン ですよ
思いがけずここで見れるとはね~
ちょっと興奮しました!


また放牧場  
今日のゴールのスビリ迄4.2km


15:12 見えました~
今日のゴールの町です
つるつるした石畳の急な下りになりました
慎重に膝をかばいながらゆっくり降ります


到着です!
この橋を渡ってしばらく歩くとホテルが待っています


お疲れ様でした


私はこの日の宿は6名のお仲間さん達と違う宿です
一人でこちらのアルベルゲと言う
巡礼者専用の男女混合2段ベッドの4人部屋です
私の部屋は3階の山側  ベッドは下段 窓側

私より大分遅れて到着した
アイルランド人のちょっと小太り男性
アメリカ人ご婦人と11歳の息子さん
この4人で仕切りのない二段ベッドで寝ます
albergue segunda etapa・・バスク語
Hostel Second Stage・・・英語表示


一泊16€朝食付きでお安いのは良いのですが
自分の場所はベッドだけ 
シャワーは共有で部屋の外
なんとも窮屈な思いをしましたが
貴重な経験をさせて頂きました

40日ぶっ通しで歩く人はほとんど毎日
このよう所で過ごすようです
各国の人達との出会いを大切にしながら
コミュニュケーションを楽しんで歩かれるようです

私は一回だけこちらでの経験で十分です
体験したことを思い出にします
この宿は予約を入れるのに苦労したので忘れることはできません
スペイン語の申し込みフォームしか表示されなくて
グーグルの翻訳機からスペイン語を日本語にして
何とか予約を入れたので思い入れの強いアルベルゲです
その後の返信とやり取りはすべて英語でした
同行したKさんにもお世話になって何とか無事に
泊まることができました


スビリの町は教会と小さな食品店があり水のきれいな静かな町です
レストランは巡礼の人で賑わっていました
私は前日の雨で使ったスパッツを捨てたので
スビリに一軒しかない山用スポーツ店で新しいスパッツを購入しました
思い出の品になりました






ST・Jean・Pied・Port~Roncesvalles

2019-07-08 07:41:44 | スペイン巡礼
6月5日
巡礼の山場ピレネー山脈越

昨夜からの雨が止みません
雨のスタートとなりました

7:50 出発前お部屋の写真です


8:15 完全武装で出発
27km標高差700m以上に挑みます


巡礼道のサインをたどって進むので
迷子になることはありません


曲がり角では要注意!


登るにつれて景色が見えなくなってしまいます
眼下にサヨナラする町を見たかった!


車道は足元にやさしいので助かります


一息入れて・・・振り返り


開けた道なので思った程きつく感じません


この山を越えてスペイン側に出れば
コンポステーラへの歩き易い道が待ってます


今回のスタートから教会のある
サンチャゴ・デ・コンポステーラまでは
800kmあります
全てを通しで歩くと30日から40日
私達はログローニョ迄約170kmを7日間歩きます


雨で先が見えないけど案内板を見て
行く先を想像しています


出発から3時間で標高770mの
auberge Orisson(宿とBAR)到着
ほっとできるかと思いきや
中は満員!  
外の休憩場所は雨で使用できないので
スルーして進む




先が見えません
きっと良い眺めのはず!!


30分後神様からのご褒美です
一瞬下界の雲が晴れて町が見えたのです
だいぶ上っていたんですね~
一歩一歩ってすごいです!感動の一瞬を味わいました


こんな山の上で羊が放牧されています


カウベルの音でよく見ると馬でした


幽玄さを感じる雑木林


フランスとスペインの国境に設置された
Help Point Wifiが繋がるので救急の時
112に連絡できるようになっています
雨の日は遭難者が多いそうです


下りになって舗装道路がなくなり足元は
危険な道が続きます
少し行ったところで避難小屋があって助かりました
中は狭いけど雨を凌ぐ事ができるので
遅いランチです 15:00
おにぎりを食べて元気になりました


雑木林の中にもHelp Pointがあります
転ぶ人も多いです


雨は小降りになって今日の宿泊地
Roncesvaux 迄500mとなりました


17:00 ゴール
長~い山歩きの一日でした 


途中で右太ももが攣ってしまいびっくりしました
初めての事で気が動転しましたが
すぐに持参していた梅干しを食べて回復
梅の効力発揮です
水も飲まずに歩いていたのが悪かったです
一緒に歩いていたお仲間さんにも食べ物を頂いたり
様子を見るのに私に付き合って頂き有難かったです

疲労困憊 すぐに寝たい心境でしたが
何せ不自由なホテル暮らし
翌日の出発準備・シャワー
そこそこで休みました

距離  32.10km
歩数 45,871歩
時間  7時間44分

出発からホテルまでの記録