さざなみいんこ どっとこむ

サザナミインコの普及を目指しています。
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サザナミインコの繁殖環境Part2

2015-10-03 16:22:07 | サザナミインコ
今年も漸く秋らしい季節となって参りました。
サザナミインコ達も秋の繁殖に向けて求愛行動が良く見られます。
既に数羽の雛は孵っておりますが、今年は餌の切り替えとペアの組換えが多かったので、例年よりは遅れて居ります。
まだ、巣掛けが終わったのは半数にも達して居りません。
何しろ60ペアくらい居りますので、巣掛けにも日数が掛ります。
巣箱を取り付けるだけですと容易なのですが、巣掛けの時にケージの清掃もしますのでとても時間が掛ります。

さて、今回の「繁殖環境Part2」は巣箱についてご説明したいと思います。
当ファームで一番多く使用しているのは「カワイ ボタンインコ用 巣箱」です。
当方では、より親鳥が巣引きし易い様に、横にもφ50mmの穴を開けて入り易くしています。

その効果もあって約5割の親鳥ペアは繁殖を行います。
しかし、この巣箱ではどうしても巣引行動をしないペアもおります。

そこでオリジナルの巣箱を設計してみました。

このオリジナル巣箱は、入り口から入ると直ぐに巣材があるタイプです。
下に降りると巣材があるタイプと比べると、かなり容易に入れるので中々巣箱に入らないペアに有効です。

中は十分スペースを確保してありますので、5~6羽の雛が孵っても大丈夫です。
巣材は藁材でもウッドチップでも使用可能です。
巣箱の内側には、天然素材の防カビ液を塗布して、カビが繁殖しない環境にしています。


ケージへの取り付けは、ネジ止めとなりますので、どの位置でも取り付け可能です。
中の様子も上に扉がありますので、上から巣箱の中すべてが容易に見ることが出来ます。


ケージに取り付けた状態です。
親鳥達は、止まり木から容易に巣箱に入ることが出来ます。
取り付け位置によって、右と左の2タイプを作製しました。
既にこのオリジナル巣箱で5ペアが繁殖しました。
今の所、雛の死亡率は0%です。
サザナミインコの雛は、生後10日までに死亡する率が高いので、巣箱の改良によって効果があるととても嬉しいです。
このオリジナル巣箱は耐久性の点で少し問題があるので、当方で使用するのは良いのですが、販売は当面考えていません。
良い素材があれば耐久性の高い巣箱を作れるのですが.....。

雛の最新情報は、HPのブリードに掲載しておりますので、合わせてご覧下さい。
尚、雛・餌・用品の販売は直販サイトに掲載致しております。

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