卒業そして旅立ち

昨日、大船渡さんさんの会の調理場リーダーの片岡大ちゃんが来店しました。

彼も津波で自分の店が流されました。

さんさんの会の調理場メンバーは代表の山崎さん以外はみんな津波に店を流されました。

借金もあるし、途方にくれたことと思います。

それでも自分と同じ被災された方に

リアスホールという市民会館のキッチンを借りて

大船渡や陸前高田の避難所に食事を作り、届けていました。

おにぎり一個から始まり、最大一日2000食の食事を4人で作り

4人で配達していたそうです。

その彼も先月8月末でさんさんの会を卒業しました。

震災後、約六ヶ月食事を作り続けていました。

船舶の調理師になるらしく、その面接で上京しました。

彼はいつも調理場で冗談を言いまくっては

回りのボランティアを笑わせてました。

本当に明るく楽しいやつです。

10月からの新天地までの旅立ちまでゆっくりと

まっちゃんたちやみんなと楽しく過ごしてください。

「君に幸あれ！」

「日はまた昇る！」

※みんなで大船渡支援のチャリティーＴシャツを着て記念撮影。