週刊文春9月13日号65ページに福岡ハカセのパラレルターンパラドクスというコーナーがあり
『綿をふく女』と題したコラムを読み返すために図書館から予約して借りてきた。
趣旨はセルロース(綿)は消化されない、だったようだ。以下に要約すると
モノマー(構成単位の物質) ブドウ糖(デンプンが消化酵素により分解される)になる
ポリマー(構成単位が連結してできたもの) でんぷん(ブドウ糖と炭素の結合体) ここからが問題のセルロース
一般的な植物繊維である木綿(綿)の主成分はセルロースという物質で、
セルロースはでんぷんと同じくブドウ糖をモノマーとしたポリマーである。
でも、綿や布をどれだけ噛んでもブドウ糖に分解されないため決して甘くならない。
それは人間の消化酵素では、セルロースをブドウ糖に分解できないからである。
以下さらにα1ー4結合β1-4結合などと化学的うんちくが続くのだが
人間の消化酵素はα1-4結合は切断できてもβ1-4結合が切断できない。それゆえ、
いかに草食男子といわれようが草(セルロース)だけを糧に生きて行くことはできない。
草食動物は、セルロースを分解できる腸内細菌と共生しているがゆえに草食でいられる。
『綿をふく女』と題したコラムを読み返すために図書館から予約して借りてきた。
趣旨はセルロース(綿)は消化されない、だったようだ。以下に要約すると
モノマー(構成単位の物質) ブドウ糖(デンプンが消化酵素により分解される)になる
ポリマー(構成単位が連結してできたもの) でんぷん(ブドウ糖と炭素の結合体) ここからが問題のセルロース
一般的な植物繊維である木綿(綿)の主成分はセルロースという物質で、
セルロースはでんぷんと同じくブドウ糖をモノマーとしたポリマーである。
でも、綿や布をどれだけ噛んでもブドウ糖に分解されないため決して甘くならない。
それは人間の消化酵素では、セルロースをブドウ糖に分解できないからである。
以下さらにα1ー4結合β1-4結合などと化学的うんちくが続くのだが
人間の消化酵素はα1-4結合は切断できてもβ1-4結合が切断できない。それゆえ、
いかに草食男子といわれようが草(セルロース)だけを糧に生きて行くことはできない。
草食動物は、セルロースを分解できる腸内細菌と共生しているがゆえに草食でいられる。