瀬名川通信

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セルロース

2012年10月23日 15時26分08秒 | 備忘録
週刊文春9月13日号65ページに福岡ハカセのパラレルターンパラドクスというコーナーがあり
『綿をふく女』と題したコラムを読み返すために図書館から予約して借りてきた。
趣旨はセルロース(綿)は消化されない、だったようだ。以下に要約すると
モノマー(構成単位の物質) ブドウ糖(デンプンが消化酵素により分解される)になる
ポリマー(構成単位が連結してできたもの) でんぷん(ブドウ糖と炭素の結合体) ここからが問題のセルロース
一般的な植物繊維である木綿(綿)の主成分はセルロースという物質で、
セルロースはでんぷんと同じくブドウ糖をモノマーとしたポリマーである。
でも、綿や布をどれだけ噛んでもブドウ糖に分解されないため決して甘くならない。
それは人間の消化酵素では、セルロースをブドウ糖に分解できないからである。
以下さらにα1ー4結合β1-4結合などと化学的うんちくが続くのだが
人間の消化酵素はα1-4結合は切断できてもβ1-4結合が切断できない。それゆえ、
いかに草食男子といわれようが草(セルロース)だけを糧に生きて行くことはできない。
草食動物は、セルロースを分解できる腸内細菌と共生しているがゆえに草食でいられる。

プロメテウスの罠

2012年10月23日 08時04分17秒 | 備忘録
同名の朝日新聞連載の特集がありこれはそれを初期の頃から今年の春までをまとめて本にしたものだった。
明かされなかった福島原発事故の真実と副題が付けられ内容は副題の通り。
勿論書かれた事のみで行間は読めない、が少なくとも政府(官僚)を批判するような書物は日本ぐらいなものだろう?
私は一つだけ意見をもっており
地元自治体(住民)への補償は修理点検中(運転中断・非稼働中)にもするべきだ
この事故・事件を機会に稼働していない間には補償も打ち切られる事を知った、
危険の度合いは運転・稼働に関係ない事も知った。
浜岡でも堤防工事、保守点検中は補償されないようだ
これは罠(運転再開促進を地元住民に強いる)であるも良く分かった。