青海島「船越」・・・気温13度 水温18度 透明度8~12m
本日も南寄りの風が非常に強く、陸は大変でしたが引き続き 凪の船越です。本日も湧昇流ビシバシの水中をイメージしてエントリー。そして視界に入る水中景観は、それはそれはきれーな世界が広がっておりました。
遠くにポツンとミズクラゲとオビクラゲが薄ら見える程度で、浮遊系の「ふ」の字も出てこない様な、静かーな世界が広がっておりました。探せど探せど見つかりませんでした。こいう日もあるんですね。
しかしながら本日のゲストにはオオカズナギのリクエストをいただいており、幸運にもバトルや求愛を見ることができました。ちょっとホッとしました。
そして本日で巨匠中村宏治先生率いる中村家の方々が、今シーズンの撮影終了いたしました。今年も数々の珍しい生態写真を撮影していただきました。そして宏治さんの話はとてもおもしろく、いろんな勉強をさせていただきました。ありがとうございます。是非秋シーズンも宏治さんを胸を張って呼べるような生物を探したいと思っております。
そして、告知が大変遅れてしまいましたが、先日発売されました世界一詳しい魚類図鑑、「日本産魚類検索第三版」において、表紙や差し込みの生態写真を宏治さんが撮影されてるんですが、青海島で撮影されたオオカズナギやチャガラが採用されております。すごいですねー。それと、これまで宏治さんが撮影されてきたクラゲを中心とする浮遊生物達を題材にした子供向けの図鑑も作成されてるそうです。
少しずつ青海島で撮影された生物が形となって出版されていくので、なんだかとってもワクワクします。中村家の方々とまた会える日を楽しみにしております。