シーアゲイン~ログブック

青海島は年間を通して楽しむことができます。そうした青海島およびその近海における日々のダイビング情報をお届けします。

連休最終日

2010年07月19日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温31℃ 水温25~23℃   透明度 ⇔5~8

Kowatakuzugani100719m

←コワタクズガニ(by satoru)

  連休最終日。本日も沢山のダイバーで賑わう船越でした。1本目は今日も左の瀬へ行き、オオカズナギは巣穴が3つになっていましたが、なかなかアクションはありません。もう今年は見れないのかな?砂地では今日もコノハガニやヒメイカ、タツノイトコのペア、ウミヒゴイやタカサゴヒメジの幼魚、ハナイカの卵など見れました。

Akeusu100719mFusieragaikaissyu100719m

左:アケウス(by fukumoto)  右:カメノコフシエラガイ科の一種(by fukumoto)

   2本目は三角岩沖に行き、アオリイカの卵を見た後産卵場へ行きましたが本日は見れませんでした。ハナイカも探しましたが今日も見れず洞窟へ行きました。

Ryuumonniroumiusi100719mSarasaumiusi100719m

左:リュウモンイロウミウシ(by satoru)  右:サラサウミウシ(by taiji)

  リュウモンイロウミウシ、サガミイロウミウシ、コモンウミウシ、サラサウミウシ、サメジマオトメウミウシ、オトメウミウシ、季節外れのサガミミノウミウシ、フシエラガイ科の一種など見れました。浅場ではハナタツを見ることが出来ました。

Tatunootosigo100719m

←タツノオトシゴ(by taiji)

  水温はなかなか上がりませんが、見れる生物が変わってきました。


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トビイカ

2010年07月18日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温31℃ 水温25~23℃   透明度 ⇔5~8

Konohagani100718Tatsunoitoko100718

左:コノハガニ(by sameちゃん)  右:タツノイトコ(by アッキー)

   連休2日目!!今日も沢山のダイバーで賑わう船越です。1本目は左の瀬に行きました。オオカズナギ、イワアナコケギンポ、カイワリ、ハナイカの卵など見て砂地でタツノイトコ、コノハガニ、アオリイカの卵、コケギンポなど見れました。浅場では木札来遊魚のハタタテダイの幼魚をAさんが発見されてました。季節来遊魚が徐々に増えてきてます。

Hatatatedainoyougyo100718Tobiika1100718

左:ハタタテダイの幼魚(by satoru)  右:トビイカ(by shimizu)

   2本目は三角岩沖から洞窟へ行きました。今日もアオリイカが産卵していました。それとは別にS先生がトビイカと思われる珍しいイカの仲間を撮影されてました。ビデオで撮影されてたのですが、ものすごく綺麗な色のイカです。静止画に落としてもらって画像をいただきました。かなり珍しいイカだと思われます。

Tobiika2100718

←トビイカ(by shimizu)

  今年は珍しいイカが沢山見れていますねー。その他コロダイ、ウミヒゴイ、タカサゴヒメジ、フタホシニジギンポの幼魚など見れました。夏もとっても楽しい青海島です。


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真夏突入!!

2010年07月17日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温31℃ 水温25~23℃   透明度 ⇔5~8

Tatu100717Kuroeriginpo100717

本日の画像はsatoruさんからいただきました。左:タツノオトシゴ  右:クロエリギンポ

   本日は久しぶりの晴天!!真夏突入といった感じでダイバーや海水浴客、キャンプなどで賑わってる船越でした。1本目は左の瀬に行きました。水温が上がってきて、シロマメスナギンチャクが綺麗な緑色を帯びてきてちょっと南国チックになってきました。砂地では相変らずタツの仲間が沢山見つかります。特にタツノイトコは今までどこにいたんだろう?と思うくらい成魚が沢山確認できます。中には抱卵した個体も確認できるので繁殖期のようです。

Hanaikanotamago100717Hanaika100717

左:ハナイカの卵  右:ハナイカ

   ホシノハゼやクツワハゼ、クロエリギンポも恋の季節!!縄張り争いしたり求愛したりととっても忙しそうです。ブンブクに産み付けられてるハナイカの卵もまたまた確認できました。

Kaminariika100717

←カミナリイカ

  2本目は久しぶりにトンネルへ行って来ました。そしてやっと割れ目に産み付けてるハナイカの卵を発見することが出来ました。しばらくは観察が楽しみですが、水温が上がってくると成長が一気に早くなるので要注意です。その他はムラクモキヌヅツミ、オルトマンワラエビ、エゾイソアイナメ、アオリイカの産卵など見られ、浅場ではまたまた大きなカミナリイカが産卵しているところを確認できました。今年はカミナリイカが当たりかもしれません。


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タナバタウオ

2010年07月16日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温29℃ 水温24~23℃   透明度 ⇔5~10

Aoriika100716mHanaika100716m左:アオリイカの卵   右:ハナイカ

本当によく雨が降りました。青海島への道中はいくつか通行止めの場所がありますが、美東町から回っていけば問題なく通ることが出来ています。明日からはお天気マークがついているので、きっと暑くなると思います。

1本目に左の瀬。2本目に三角岩沖から洞窟コースへ行って来ました。左の瀬では、ニジギンポが缶の中に入り卵を守っている様子を見ることが出来ました。これから増えてくる光景です。

Kaiwari100716m Magakigai100716m 左:カイワリ 右:マガキガイ

サガミイロウミウシやイワアナコケギンポ、そしてハナイカも見ることが出来ました。結構立派な個体で綺麗な色も出してくれました。オレンジ色が鮮やかなコブダイの幼魚や砂地では、クロエリギンポの数が増えタツノオトシゴやサンゴタツ、タツノイトコも見ることができいよいよ夏の海といった感じです。三角岩沖では、アオリイカの産卵場所に向かう途中で今年もようやくタナバタウオに出会うことが出来ました。まだ婚姻色とまではいきませんでしたが、体に出る青いラインは非常に綺麗でした。

Aoriikasannrann100716m ←アオリイカの産卵

そして問題のアオリイカの産卵ですが、今日は前回よりも個体数が増え、5ペアほど卵を産みに来ていました。やっぱり何度見ても神々しい!!明日も見れないかな~!浅場にはホシギンポの姿も登場しました。これからまた更に水温が上がってくると思います。皆さんもぐりにお越しくださ~い!!


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講習2日目です

2010年07月13日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温25℃ 水温24~23℃   透明度 ⇔5~10

本日は雨の降りしきる中スクーバダイバー講習の2日目を行ってきました。海はというと昨日に比べると随分とうねりが落ち、比較的透明度も回復している様子でした。

スキンダイビングではウエイト脱着を練習し、スクーバではライン潜降や浮上、マスククリア、水中でのウエイト脱着、緊急手順なども行ってきました。水中遊泳中には、スクスク成長中のカミナリイカの卵をチェック。まだ卵の中に健在でした。イワアナコケギンポやサラサエビ、ミノカサゴなども見ることが出来ました。

講習3日目には梅雨明けしているかも?!しれませんね。3日目も頑張りましょう!!


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スズメダイのハッチアウト

2010年07月12日 | ダイビング

青海島「紫津浦」&「船越」 ・・・気温29℃ 水温24~22℃   透明度 ⇔5~10

Siriyakeikanotamago100712

Kutsuwahazenawabariarasoi100712

左:シリヤケイカの卵(by yuri)  右:クツワハゼの縄張り争い(by higashi)

  本日も船越はやや強いうねりが入っていたので1本目は久しぶりに紫津浦に潜りました。シリヤケイカもコウイカも卵がいい感じかな?と思い入りましたが、水温が高くなったせいかほとんど空っぽになってました。

Onihaze100712

←オニハゼ(by yuri)

  yuriさんが1匹だけ見つけてくれました。思った以上にハゼも少なくちょっと残念でしたが、いたって穏やかな紫津浦を堪能してきました。

Hanaika100712Kaminariikanotamago100712

左:ハナイカ (by higashi) 右:カミナリイカの卵(by yuri)

  2本目は頑張って船越に潜りました。やはり底揺れはちょっときつかったですが、カミナリイカの卵がかなりいい感じになっていました。孵化したものも多く、そろそろ終わりそうです。アオリイカの卵もかなり成長してきてハッチアウトも始まりました。

  そして今日はスズメダイのハッチアウトも見れました。しかしながら出た瞬間ササノハベラに食われてました。親が一生懸命追っ払うのですが、もろともせず捕食してました。またまた貴重なシーンに遭遇できてラッキーでした。その他マダラギンポ、ハナイカ、セイテンビラメ、ムスメウシノシタなど見れました。ここ最近生態シーンがとっても面白いです。


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講習最終日

2010年07月11日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温29℃ 水温24~22℃   透明度 ⇔5~10

本日は講習最終日のみ行ってきました。船越は若干うねりがあったものの2本とも潜れました。スキンダイビングではヘッドファーストで全員4mまで潜れました。スクーバでは各緊急手順及び反復練習、水中遊泳では沖の砂地や洞窟へも行きました。講習生の何人かはハナイカも見たそうです。ヒメイカ、サビハゼやヒメジの幼魚、ミノカサゴ、カミナリイカの卵、コケギンポ、ウミウシの仲間各種見れました。洞窟では、石の下から謎の生物が放精しており辺り一面真っ白でした。講習は無事終了。またファンダイブにも是非来てください。


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ヒメイカの産卵

2010年07月10日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温29℃ 水温24~22℃   透明度 ⇔5~10

Himeikanosanran2100710

Himeikanosanran1100710

←ヒメイカの産卵(by satoru)

   昨日まであったうねりもかなりおさまり、本日は底揺れもなく快適でした。透明度は浅場はまあまあなのですが、沖へ行くと徐々に悪くなるといった感じでした。1本目は左の瀬に行き、ハナタツ、フトユビシャコ科の一種、イアワナコケギンポなど見て、砂地ではヒメイカの産卵シーンを見ることが出来ました。いつもだったら近づいたら逃げるのですが、何やらモゾモゾしているように見え、よく見ると無数の小さな卵が確認できました。貴重なシーンに遭遇できて超ラッキーでした。その他タツノイトコやクロエリギンポなど見れ、帰りにはイカの形ができてきたカミナリイカの卵を見て上がりました。

Fuziiroumiusi100710Hanaikanohosyoku100710

左:フジイロウミウシ(by taiji)  右:ハナイカの捕食(by satoru)

  2本目は三角岩沖へ行きました。講習チームが浅場でハナイカを見たということだったのでゆっくり進んでいくと、S先生が見つけてくれました。小ぶりでしたがとっても元気な個体でした。沖の瀬でも一匹見れたので本日は2匹です。アオリイカの産卵は本日少しだけ見ることが出来ました。マダラギンポは巣穴から出てきて活発に活動していました。

Isoginpo100710

←イソギンポ(by satoru)

  その他フジイロウミウシ、リュウモンイロウミウシ、ウスイロウミウシ、サメジマオトメウミウシ、ユビウミウシ、ミサキウバウオなど見れました。昨日よりはちょっと水温下がってるんでやや寒さを感じました。この時期はスーツを何にするかまよいますねー。


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安全祈願

2010年07月09日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温30℃ 水温25~24℃   透明度 ⇔5~8

Sinji100709m ←神事

本日は青海島の安全祈願を行うべく、神事に出席してきました。気分も清々しく、今年の夏も暑いなつになりそうです。午前中にファンダイブで1本三角岩沖へ行ってきました。昨日で終わったかな??と思っていたアオリイカですが、今日は3ペア程産卵を行っていました。

Hanaika100709m Misakisujihaze100709m

左:ハナイカ 右:ミサキスジハゼ

アオリイカの産卵は何度見ても神々しく、じーっと見ていてもあきません。はやくに産み付けられているアオリイカの卵は中の稚イカが随分と成長をしてきています。ミサキスジハゼやシュンカンハゼ、ノコギリヨウジ、そして今日は定位置にマダラギンポの姿がありませんでした。しかしハナイカは今日も岩の割れ目のなかでじっ~と擬態して身を隠していました。

早く梅雨明けしないかなァ~!!


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ハナイカの卵

2010年07月08日 | ダイビング

青海島「船越」 ・・・気温30℃ 水温25~23℃   透明度 ⇔5~8

Suzumedainotamagohogo100708Cyagaranoyougyo100708

本日の画像はyuriさんからいただきました。左:スズメダイの卵保護  右:チャガラの幼魚

  本日も船越は若干のうねりがありましたが2本とも外で潜りました。1本目は左の瀬に行き、オオカズナギは巣穴に入っていないやつが少しだけバトルしてました。巣穴のオスは今日も微動だにしません。砂地ではタツノオトシゴ、タツノイトコ、サンゴタツの幼魚が沢山見れるようになって来ました。トゲカナガシラも見れました。ヒメイカやコノハガニも沢山見れ、じっくり探せばもっといろんなものが見れそうです。カミナリイカの卵もかなり膨らんできて、ハナイカの卵もやっと見つけることが出来ました。ただブンブクの空の中に産み付けてるものなので、観察にはちょっと不向きです。しかしながら繁殖してるようでちょっとホッとしました。

Madaraginpo100708Hanaika100708

左:マダラギンポ  右:ハナイカ

  2本目は三角岩沖へ行き、やはり岩の割れ目で今日もハナイカが見れました。ペアと単体の計3匹です。しかしながらなかなか卵は見つけることが出来ませんねー。きっとどこかしらには産んでるのでしょうがまだまだ捜索しなければいけません。マダラギンポは今日も同じ巣穴で確認することが出来ました。

Shukahaze100708

←シュンカンハゼ

  その他ミサキスジハゼ、シュンカンハゼ、卵保護中のスズメダイ、口内保育中のネンブツダイ、オキナワベニハゼなど見れ、アオリイカの卵はかなりイカの形がわかるようになってきました。繁殖シーズン真っ盛りの青海島です。


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