2017年版「オリエント急行殺人事件」を観てまいりました。
絶対ネタバレにならないよう映画のことにふれてみることにします。
むしろ、映画を観に行きたい、加えて雪の宇奈月に行ってみたいと思われるように
書きたいと思います(出来るかな?)
エルサレムの嘆きの壁に向かうポアロ、途中で動物の糞を踏んでしまいますが
バランスを重んじるポワロはもう片方の足でも糞を踏み「これでオーケー」みたいなことをいうシーンが
ありますが、潔癖を重んじるポアロの性格がよく表れたワンシーンです(これを潔癖というのでしょうか?)。
嘆きの壁の前で事件を解決したポワロは急遽オリエント急行に乗り込むことになります。
西洋文化と東洋文化が混ざり合った魅力的な街イスタンブールを出発したオリエント急行は
やがて吹雪の雪山に突入します。
これから繰り広げらる惨劇を示唆するような、山の間に間に光る稲妻。そしてあちこちで起きる雪崩。
臨場感に溢れていて顔の側面がゾゾ~っとしました。
監督及びポアロ役のケネス・プラナーが「観客もオリエント急行に乗せたい」ということで
65mmフィルムのフォマットを採用したとか。
確かに列車が脱線した時には私も身体がグラッときました(笑)
列車内で供される料理もとっても美味しそうで、悪人顔のラチェット役のジョニー・デップも
満足気にケーキを頬張っていました。
今の宇奈月は雪も融けつつあり、オリエント急行みたいな感じではないのですが
雪が降りしきっている時は、「この地鉄電車、宇奈月駅終点じゃなく欅平まで行っちゃえばいいのに。
ず~っと乗っていたい」と思ったりします。黒部峡谷の凄い雪景色が見られるでしょう。
アア、想像しただけでワクワクするな~。
さて事件後のポワロの謎解きは、トンネルの入り口に乗客12人をズラリ並べて始まりました。
この中に犯人はいる(それにしても寒そう~~~
)
その様子はレオナルド・ダ・ヴィンチの最後の晩餐さながらです。
そういえば最後の晩餐も十二使徒と共に夕食を摂るキリストが描かれていますね
ケネスさん、それを意識したのかな? きっとそうだと思います(独断)
事件は解決し、ポアロは次の事件解決へと1人列車を降ります。
なんでもエジプトで事件が起きたそうですが、
次回の映画は「ナイル川殺人事件」となるのでしょうか。
その前にイギリスで起きた事件のカタをつけなきゃ。
だって映画の中では、ポアロさん、イギリスの事件を解決するために
オリエント急行に乗り込んだのですから。
常設展示
「黒部峡谷日本画展 -悠久の大地 黒部より―」
開館時間・休館日
9時~17時半(入館時間は、閉館の30分前までとなります)
火曜休館
12月29日(金)、30日(土)、31日(日)は休館とさせて頂きます。
入館料
大人 : 610円 高校・大学生 : 510円 中学生以下 : 無料
黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP