セレネでお茶しませんか?

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「ヾ((。→ˇܫˇ←。))ノ゙『あたり』で広がる石こうデッサン」

2019年02月07日 | スタッフ独り言

セレネでは、気軽な月イチ美術部を行っています。

今月は、「ヾ((。→ˇܫˇ←。))ノ゙『あたり』で広がる石こうデッサン」。

2月9日(土)に行います。

学校の美術室には必ずある石こう像。描いたことはありますか?

難しくはありますが、石こうの描き方、制作の仕方を知りながら描いていきます。

描いたことはあるけれど、ぜんぜん描けなかった人。特におススメ‼

◎持ち物:スケッチブック、鉛筆(HBやBの他に、2~10BやHなどあれば、持って来て下さい)。

◎参加費:1000円(定員25名。カフェ・セレネのドリンク券つきです)

 

 

参考用に作品を作ってみました!!

   

   

最初は、石こうをよく観察するところから。。。

画用紙に、画面に十字の線をいれ、中心をもとめてスタート。

構図を考えます。ここで「あたり」が登場!!

画面にどんなふうに形をいれていくか、「あたり」でとらえます。

「あたり」とは、「点」のこと。形をとらえるさいに、まず点でとらえます。

なぜ、「点でとらえるのか?」というと修正がはやいということもありますが、

形や立体の把握がしやすいからです。

理屈で言うと、

「点と点を結んで線とし、線と線をつないで、面をつくり、

面と面を組合わせて、立体としていく」となります。

 

わかりにくいかもしれませんが、実際このような話をききながら、

制作していくと、「なるほど」となるかと思います。

おおらかな「あたり」と、「線」だけで、結構立体的になりました。

 

次は明暗。おおらかに、全体に一色、影をつけます。

   

   

1色から2・3色という風に、色を増やします。

1本の鉛筆で、誰しも10色は作れます。色の作り方も、当日、話したいと思います。

ここまで、一度も消しゴムをつかわずにきました。

間違ったあたりや線も参考になるので積極的に残します。

明暗をつけていくと、間違ったあたりや線は自然と消えていきます。

 

   

   

 明暗をつけて仕上げていきます。

描くほど、形の間違いなどに気付くようになります。

うまくいかなくて、何が間違っているのかわからない時は、

石こうをじっくり鑑賞します。わかったら、改めてあたりをつけて修正します。

ここまでくると消しゴムも積極的に使います。ただ「消す」というよりも、

白く「描く」というように使います。

 

 「みどころはどこか」改めて確かめ、強く描き、仕上げます。

最後は、画面の一番弱い所、余白の部分にサインをして終了。

 

完成。1時間半から2時間ほどの制作時間でできました。

今回、鉛筆は4Bのみ使用しましたが、仕上げにかけては、

様々な種類の鉛筆を使いわけたりもします。

種類が多いほど、表現として繊細で豊かな印象になります。

その他、ぼかしなどを使った質感表現も。

 

興味がある方は、ぜひ、お問合せ下さい。

 

主催・お問合せ

黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館

富山県黒部市宇奈月温泉6-3

TEL 0765-62-2000

電子メール info_selene@unazuki.org

 

 

 


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