セレネでは、気軽な月イチ美術部を行っています。
今月は、「ヾ((。→ˇܫˇ←。))ノ゙『あたり』で広がる石こうデッサン」。
2月9日(土)に行います。
学校の美術室には必ずある石こう像。描いたことはありますか?
難しくはありますが、石こうの描き方、制作の仕方を知りながら描いていきます。
描いたことはあるけれど、ぜんぜん描けなかった人。特におススメ‼
◎持ち物:スケッチブック、鉛筆(HBやBの他に、2~10BやHなどあれば、持って来て下さい)。
◎参加費:1000円(定員25名。カフェ・セレネのドリンク券つきです)
参考用に作品を作ってみました!!
最初は、石こうをよく観察するところから。。。
画用紙に、画面に十字の線をいれ、中心をもとめてスタート。
構図を考えます。ここで「あたり」が登場!!
画面にどんなふうに形をいれていくか、「あたり」でとらえます。
「あたり」とは、「点」のこと。形をとらえるさいに、まず点でとらえます。
なぜ、「点でとらえるのか?」というと修正がはやいということもありますが、
形や立体の把握がしやすいからです。
理屈で言うと、
「点と点を結んで線とし、線と線をつないで、面をつくり、
面と面を組合わせて、立体としていく」となります。
わかりにくいかもしれませんが、実際このような話をききながら、
制作していくと、「なるほど」となるかと思います。
おおらかな「あたり」と、「線」だけで、結構立体的になりました。
次は明暗。おおらかに、全体に一色、影をつけます。
1色から2・3色という風に、色を増やします。
1本の鉛筆で、誰しも10色は作れます。色の作り方も、当日、話したいと思います。
ここまで、一度も消しゴムをつかわずにきました。
間違ったあたりや線も参考になるので積極的に残します。
明暗をつけていくと、間違ったあたりや線は自然と消えていきます。
明暗をつけて仕上げていきます。
描くほど、形の間違いなどに気付くようになります。
うまくいかなくて、何が間違っているのかわからない時は、
石こうをじっくり鑑賞します。わかったら、改めてあたりをつけて修正します。
ここまでくると消しゴムも積極的に使います。ただ「消す」というよりも、
白く「描く」というように使います。
「みどころはどこか」改めて確かめ、強く描き、仕上げます。
最後は、画面の一番弱い所、余白の部分にサインをして終了。
完成。1時間半から2時間ほどの制作時間でできました。
今回、鉛筆は4Bのみ使用しましたが、仕上げにかけては、
様々な種類の鉛筆を使いわけたりもします。
種類が多いほど、表現として繊細で豊かな印象になります。
その他、ぼかしなどを使った質感表現も。
興味がある方は、ぜひ、お問合せ下さい。
主催・お問合せ
黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL 0765-62-2000
電子メール info_selene@unazuki.org