10月13日から開催されている【宮廻正明展】
「宮廻?みやまわりさん? なんておよびするの?」という方が非常に多いんです。
みやさこまさあき画伯です。
「平山郁夫画伯なら知ってるけど」
そう言って美術館に入って行かれても、出口では「感動した!!」という方がほとんど。
とにかく素晴らしい大作が揃っています。
宮廻画伯の作品に多く用いられている「裏彩色(うらざいしき)」という手法は
西洋の遠近法とは違う、心に染み入るような奥行を感じさせます。
その手法は、アニメのレイヤーの考えを使っているということです。
新しいことに果敢に挑戦される、宮廻画伯ならではの言葉です。
先日、宇奈月中学の生徒さんたちが見学に来ました。
「行間のよみ」という作品で
「はっきりとわからないようにお経が書いてあるんですよ」
と説明したときはどよめきが(笑)。 大受けしました。
大人も子供も隠し絵が大好きですよね。
個人的に私の好きな作品は「螺遊」という競馬の絵です。
競馬場の地面の緑がとても印象的。
(宮廻画伯は緑がお好きかもです。緑のセーターを着られている写真があります)
宮廻画伯とエルメスのコラボでスカーフ作ってくれないかな~
なんて夢想してしまう私です
黒部市宇奈月国際会館・セレネ美術館
富山県黒部市宇奈月温泉6-3
TEL0765-62-2000 セレネHP