SERVEL FIVE ~これからの街“ふじみ野”で働く社長~

『株式会社ケーズワイ』&『居酒屋煮こにこ』の代表土屋がお届けする、仕事や趣味話などを勝手気ままにお届けするブログです

1日8時間

2019-02-13 10:11:17 | 仕事/起業家戦略
『1日8時間働けばまともに暮らせる世の中に・・・』

こんなようなキャッチーを目にしました。


いやいや、

昔はね・・・とかは無しで、

リアルに考えてみるとどうなんだろう?


埼玉県の最低賃金は『898円』です。

まあ、約900円ってところですね。

1カ月20日間働いたとしましょう、

900円×8時間×20日間=144,000円


そこから税や年金、保険など差し引いて、

手元に残るのはせいぜい10万円程度でしょう。


残った10万円から家賃、光熱費、通信費など支払い、

残るのは5万円程度かな?


その中で食事して、

趣味嗜好品などに使うのです。


ギリギリの線なんですね。



それじゃあ、

「最低賃金をもっと上げろ~~~~」

って声がありそうですが、

「はい、そうですね!」って簡単にはいかない。

企業側からしたらそんな簡単なことじゃない。



仮に時給が1,500円に上がったとしましょう。

1,500円×8時間×20日間=240,000円

色々差し引かれて手元に残るのは18万円位かな?


そこから家賃や光熱費など支払いして、(生活水準は同じだとして)

残るのは13万円程度でしょうかね。

これならもっと楽しい生活出来そうだよね。



お酒も飲めるでしょうし、

趣味にお金を費やせそうです。





しかしながら、

『時給を1,500円に上げろ~~~~』

と叫んだって上がりません。


上げる努力が必要になってきますよね。


そう、

資格などを取得してプラスアルファを狙うもよし!



僕の友人で、

決して器用なタイプじゃないし頭が良いわけでもないけど、

自分の持っているスキルを最大限活かして、

『介護の資格』+『自動車2種免許』を取得し、

介護タクシーの運転手として活躍している人がいます。


当然ながら時給単価で計算すると、

かなりの高所得となります。





それと、

時給1,500円貰いたければ、

どのくらい自分の働く会社やお店に利益を出せば良いのか?

このような思考も大事になってきます。

自分の働きが1,500円/hに満たないのに、

それ以上は貰えるはずもないですよね。


最低でも倍~3倍は稼がないといけにと言われています。


3,000円~4,500円くらい

1時間に利益を与えないといけない計算になります。



経営者や管理職などは、

いかに稼いでもらえるかが仕事になりますからね。


そこがピッタリマッチすれば、

働く人も時間給がアップするはずですし、

経営者も利益が上がってきます。



そろそろ、

変なディスカウントや激安競争はしないほうが良いですよね。

消費者の立場になったときに忘れがちですけど、

サービスや商品には適正価格ってものがあります。


それは、

ついつい品物に目が行きがちですが、

本当は『人件費の適正価格』があるのです。



とまあ、

とあるポスターを目にして、

ちょこっと考えてみたことです。



コメント
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