ねこじゃらし2

いけばな、いきもの、食べ物、音楽、散歩を楽しむ ねこじゃらし

180728 作楽会 いけばな 草月流 91 ウイキョウ・クルクマ・ドラセナ、穴あき花器

2018年07月28日 | いけばな


ウイキョウの枝分かれしているところが面白いので、切り取って花器の右側に逆さに穴にさしてみた
いけていると、先生がちらっとみて、無言で通り過ぎていく・・・。この無言の口元の笑みが怖い
ウイキョウの花序を左上から手前にかけて散らしていく。クルクマの葉はきれいに曲がるので花器の口元に右上からかぶせてみる
先生に見ていただいた

遠目でみるとドラセナの色がめだつわね。この向きのほうがいいわ
・・・とまたもや やや左からの向きが正面になった
正面のウイキョウの枝がこの向きの方がいいわね。何でかしら、気持ちこめていけている正面より、ほかの向きがいいことがあるのよね。おもしろいわね

・・・ということで、今日は2作とも、正面よりやや左がいい顔だった。
気合い入れてお化粧しても、右顔がきれい、みたいな・・・
右利きだから? 左目が効き目だから? なんでこうなるんだろう。
もちろん、四方見でなくても、後ろにも枝を入れて、見苦しくないようにするし、正面50度くらいが作品の顔だとしても、240度、いえ270度位は見られてもいいようにいけるている。
いったん「できた」「完成」と思ったところで、一歩下がって他人の目になって見てみる・・・ってこと、やってみよう。

来月は夏休み。9月にまた新たな気持ちでやってみましょう。

来週は、本部のテキスト5の講習会もあるし。つ・づ・く・・・
テーマ: 3-11花器の形を考える、4-9分解して再構成する
花材:ウイキョウ・クルクマ・ドラセナ
花器:穴の開いた陶器投げ入れ花器


180728 作楽会 いけばな 草月流 90 ニシキギ・スカシユリ、竹自作掛け花花器

2018年07月28日 | いけばな


昨日のサマーセミナーで自作した「マダケの掛け花花器」。さっそくいけてみた
掛け花用だけど、投げ入れとして使用。重しに剣山を入れてみた。
インパクトドリルでたくさん穴をあけてある。そこを利用してニシキギを刺す。ニシキギは‘ため’がきく、というかパキッと折っても無茶がきく。花器を作成しているときに取り外した差し口の窓部分や、鋸の練習で切った輪切りなどを、細く裂いたタケの棒で花器に着けていく。
先生に見ていただいた。

右についてる大きなタケは取った方がバランスがよいのではないかしら。

取ってみた。なるほど。さっきのは重かった

ふと気が付いたら向きが変わっていた。
この方がいいわ・・・と先生。
う~~~ん。なんだろう。ときどき・・・こういうことがある。

この向きで、玄関に置かせていただいた。

事務室の方がみて、おもしろい、と言ってくださった。ちょっとうれしい。いえ、だいぶうれしかった。
先生、ありがとうございました。

花材:ニシキギ・スカシユリ
花器:自作花器