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201025 刀根柿

2020年10月25日 | 食べ歩き・お酒 他
 
和歌山産の刀根柿
扁平で四角っぽい
重量量り損ねた・・・ずっしり
デパ地下の夕方の見切り品で1個300円ほどを半値で購入
ピントが甘い写真になってしまいましたが、実もとても甘かった
硬すぎず柔らかすぎずジューシー
 



とても甘かったのに、調べたらこの品種は渋柿でした
渋柿はシブオールが水に溶ける状態のまま残る品種
このように生食するには収穫後、『渋抜き』されてから出荷されたようです
 
平種無は新潟原産、明治時代に山形に入り
もともと種ができない品種が県内で栽培が広がり
「庄内柿」として広がったとされる
この品種の栽培面積は和歌山は山形に次ぐ2位
 
10月中旬頃から収穫が始まり11月中旬頃まで
 
地域で名前が違い、「八珍柿」(新潟)、「庄内柿」(山形)、「紀ノ川柿」(和歌山)、「おけさ柿」(新潟県佐渡島)などとも呼ばれ、その名で出荷されている
和歌山にクイーンパーシモンという400g程の大きな品種があるとのことで、
今回のはこれだったのかな?
同じく和歌山で、
木になったまま渋抜きされる紀ノ川柿は
果肉が黒いそうなので→今回のは違う
炭酸ガスなどを使って柿渋を抜いて出荷される
渋抜き処理をした柿を「合わせ柿」または「さわし柿」と呼ぶ
 
旬の果物百科 に、42種の品種が出ていましたが
聞いたことがあるのは次郎柿・富有柿・筆柿・市田柿だけ、
品種名で形・味が思い出せるのは干し柿の市田柿と
そういえば昨年愛媛県宇和産の大きなブランド柿
「富士柿」の熟したのを
スプーンですくって食べたのを思い出した
果物で一番好きなのは柿だ・・・なんて思っていたのに
これほどまでに柿のことを知らない自分に再び愕然
 
ブドウがそろそろ終わるので、
こんどは品種に注目して柿を食べてみよう
ヘタの下に隙間が無いのがいい柿
 
カキノキ科 Kaki属
1000種ほどあるといわれ、
甘柿(20種ほど)と渋柿および不完全甘柿に大別される
甘柿の代表→富有柿(ふゆうがき)
渋柿の代表→平核無(ひらたねなし)
和歌山県の柿は平成22年度の生産量第一位19%
刀根早生柿の全国の栽培面積は富有柿・平種無に次ぐ第3位 
 
 
昨年冬に食べた「富士柿」についてはこちら
 


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