ふたりの生活。

東京の下町で暮らすふたりの生活

理想のブリーフが無ければ作っちゃえ!=買出し編=

2009-01-18 | 

翌日、「ち」は 生地を買いに行った。

綿100%で できればフライスかスムス。

 

かっちょええのを作るぞぉ!!!と やる気満々。

 

「赤は外せない。」

「ボーダーもいいよねぇ・・・。」

「プリントものも魅惑かもなぁ。」

・・・と 胸をふくらませて生地屋に行ったが

冬物真っ盛りで ニット地はとっても少ない。

かさばるウール類がスペースをとっているのだ。

ニット地で色が選べるのは裏起毛などのトレーナーになりそうな厚みのやつだったりフリースだったりする。

もちろんそんなんではブリーフは難しいので

端っこの方に積み上げられたを懸命に捜索する。

 

生地屋の山の中には いろいろな逸材が隠れている。

トレンディ?なプリントもの。繊細なレース。ダンサー御用達のラメラメ。

スケスケのペラペラ。 ガチガチのゴワゴワ。。。。

どっかの放出品なのか 混率も定かではない特価品がまさしく山積み。

たいへん見ごたえがある。。

 

で、

結局 黒いリブフライスと天竺ボーダーに決めた。

山の中からじゃなくて 裏起毛の横っちょで小さくなってたやつ。

狭い選択肢で最高のものを選んだという 後ろ盾が無い自信にあふれた「ち」。

 

始めから奇天烈な生地を選ぶと 「ま」さんが拒否反応を示すかもしれない。

無難なのが一番だ。

 

『トーマスとかは絶対にやめてくれよ・・・』って言ってたし。

 

 

 

そして 

付属品をそろえなくてはならない。

まずは ゴム。

幅広の柄ものとかがあるといいなぁ・・・という微かな願いは あっさりと裏切られ

もっと大きい手芸屋さんがある街に行けばよかったと思いつつ

とりあえず、カラーゴムがあるだけでも御の字。

せめて 配色で 何とかしよう。

 

そしてトリミング用の折れテープ。

ゴムに合わせて適当に。

もはやこだわりは どこにもない。

 

完成予想図を頭の中に描いてみたが

ちっとも魅力的じゃない。

なんか 地味だ。地味すぎる。

 

でも、まぁ、

とりあえず、作ってみよう。。。

足取りは重かった。

 


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