ふたりの生活。

東京の下町で暮らすふたりの生活

力技。

2016-09-15 | 家メシ

「ま」さんの誕生日に 特別なことがしたかったが

本人は『欲しいものはない』『食べたいものはない』『その日は仕事が忙しい』・・・とか 全然乗ってこない。

 

だので 

憧れのアレを 勝手に作って 帰宅した夫を無理やり祝おうと思った。

←「ケーキ 虹色」で画像検索すると出てくるやつ

 

数日前から材料を揃え イメージトレーニングを重ね 作業時間を考えて仕事もオフにした。

大量のケーキのタネを作る→小分けし着色料を入れる→色ごとに型に流し入れ 一枚ずつオーブンで焼く

→クリームを塗って重ねる→外側にクリームを塗る

たぶんできる!絶対にできる!!できないわけがない!

 

やる気満々で 計量→大きいボウルで混ぜ合わす

・・・ここまでは順調。

 

で、とりあえず 一色試してみた。青。

つまようじにこすり付けた程度の量で十分かな・・・と 思ってたけど

なんか違う。

もうちょっとだけ・・・・

付属の小さいスプーンに3杯、いや4杯。

パステルっぽい水色にしかなってないけど、

もしかしたら焼いたら色が出るのかも・・・と

根拠不明の希望的観測 モノは試しでオーブンへ。

焼き上がりはややグレーっぽい気がする程度。全然青くない。

 

こんなんじゃダメだ。

もっと大量に色素を投入せねば・・・

 

青をオーブンで焼いてる間に作っていた紫のタネに追い着色。

   (紫は赤と青をブレンドして着色します)

小さいスプーンに2杯、3杯、、、、理想の色はまだ遠い。

あぁぁ・・・もういっそ直接振り入れてしまえ!

・・・最終的には着色料嫌いの母が見たら卒倒しそうな量を投入。

 

おどろおどろしい紫色のタネを焼いたら  なぜか坂角のゆかり的な色になった。

どうも青は熱に弱いらしい

   ・・・1枚目を焼いたときに気付や!って話ですな。

 

 

グレーっぽいのと 坂角のゆかりっぽいの、 2枚のホットケーキ的なモノを目の前に

私は小さな脳みそをフル回転して考えた。

虹 層 色素 大量の小分けされたタネ 焼き型のサイズ 誕生日は今日 ・・・

導き出される結論はただ一つ。

 

USJで食べたケーキ↓に 方向転換しよう!

 

「全体的に色まだら」に しちゃえば いんじゃね?

 

思い立ったらタネを着色。

 

色数は多い方がいい気がする。発色も鮮やかな方が好ましい。

クッキングというより 工作の気分で着色。

着色料嫌いの母に見られたら 親子の縁を切られそうになるレベルの量の色素。

さっきのより もっともっともっと濃くした青なら もしかしたらちょっとは青くなるかもしれない

どろどろどろ・・・・

焼き型の真ん中にタネを注ぐ感じで。

どろどろどろどろどろどろ・・・・

 

とてもじゃないが食べ物とは思えない様相。

 

 

焼き上がり。

 

思ったよりも膨らまなかった。

原因は量と焼き型と温度のバランスが合ってなかったか、

色付けで様子見てるうちにかきまぜすぎたのか

焼くまでの時間が長すぎたか ・・・のどれかだと思う。

その全部かもしれない、多分全部だ。

  でも、気にしない。

 

冷ましてスライス。

青はやっぱりグレーっぽくしかならなかった

  でも、気にしない。

 

生クリームを泡立てて、

 →クリームを塗って重ねる→外側にクリームを塗る

 

    おぉ! 帳尻が合ったぞ!

 

 

で、

完成品は「ま」さんがアップしてくれた→カラフルル

間に塗ったクリームが少なかったね、失敗した。

あ、いや、失敗したのはそれだけじゃないけどね。。。

 

 

次にこういうのをやるときは もっとそれっぽい着色料を探してからにしようと思う。

   

 

 


ひまつぶし。

2016-09-04 | 

先日 何にもない場所でしばらく待機しなければならない状況になって

ヒマだったので アプリで絵を描いてた。

完成して 「ま」さんにメールで送り付けたら

『モデルがいいからねぇ』という返事が来た。

 

なにしてても こんなに絵になる男は稀有かもしれない。

   いや、勝手に絵に描いてるだけだけど・・・