夫が風邪をひいた。
きっと出張で張り切りすぎたのだと思う。
昨夜帰宅したとき 病人のにおいがした。
扁桃腺が腫れて 鼻腔が痛くて 鼻水が出て 熱っぽい・・・らしい。
そして 様子が変だった。
幼稚園児のような悪戯を繰り返し
(スカートめくりやカンチョーの類ですね)
やたらに冴えてる冗談を連発する。
(内容を忘れるほど爆笑させていただいた)
そして、食欲が無いと言いながら あちらこちら食い散らかす。
(通常なら『おなかへったぁ~~』と食べまくるのに)
『おねちゅ、はかるぅ~~~』とか
『おくしゅりのみゅぅ~~』とか
幼児言葉を用いて <かわいいぼくちゃん>をアピールするのも
きっと彼なりのパフォーマンスなのであろう。
鼻腔が痛いのは乾燥のせいだと決めつけた私が マスク着用を強制すると
『いきがくるゅち~~~』と文句をたれながら
ダースベーダーのように荒い呼吸音をたて続けるのであった。
具合が悪いにもかかわらず 録画いておいた<24>のシーズン5を4本見て
さんざんチャールズにダメ出しし
『もう、ねりゅ~~』と 布団にもぐりこんだ。
朝の4時とかそんな時間である。
起きてからご飯を食べて(食欲なくても 食べなきゃ気が済まない人なのである)
足湯をして 「ま」さんはソファーで寝てしまい、
今は寝室で大いびきで眠っている。
眠りながら 時々 何か言う。
『てっ、てっ、てっ、・・・・・』
『あや、あや、あや、・・・・』
かなり心配に なってきた。
催眠効果
「ちぃ」は読書家である。
興味が少しでも湧くと、そのことについて長時間ネットであれこれ調べ、
より深く知るために図書館に大量に関連図書の予約を入れる。
漢方(薬膳)
不食
東京の地下
・・・最近は、あの養老孟司大先生だったり…
その「ちぃ」が先日、あるところでどなたかに言い負かされたと言うか、
相手に理解させきれなかったようで、余程それが悔しかったのか、
「ディベートをおぼえてやるーーー!」
と宣言し、図書館に大量のディベート関連本を発注した。
一気に5冊。
で、今日その本を借りてきた。
私がネットをし始めると「ちぃ」は、ソファーで早速『正々堂々の詭弁術』というタイトルの本を真剣に読み始めた。
しばらくして「ちぃ」の方を見ると、
うつ伏せになって本を掲げたまま爆睡していた。
どうした?と聞くと、
「…この本、ムズカシイィィ~~~」と言うと、
そのまま再度眠りに落ちてしまった。
さて、ちぃはディベート術を身につけることができるのか。
今から楽しみである。