むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

ノスタルジックビュートレイン・・・・・

2012-02-03 23:57:00 | 工場長の独り言

今週もようやく週末金曜日を迎えました・・・・。

仕事のほうは定時終わりで 今宵は早々に帰宅の途につく事に・・・・。

夕食を取りながら NHKテレビの「キッチンが走る」という番組を観ていましたが・・・ この番組、最近のお気に入りなのです。 普段 あまりテレビを観ない自分ですが この番組と 同じくNHKの「鶴瓶の家族に乾杯」の二つだけは 観たいな・・・・と思える番組なのです。

そんな事で 無事に?「キッチンが走る」を観終わった後、入浴を済ませて 一週間で一番幸せな時間帯?を過ごす事になりました・・・。 まずはパソコンを起動して メールチェック・・・、さらには適当にネットサーフィンを楽しんだ後、恒例の?夜間操業へと入っていきます・・・。平日は時間が無いので そんなにのんびりしていられないけど 金曜日だけは特別なのです・・・・・故に 一番幸せな時間帯、というところでしょうか?

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

で・・・・今夜の夜間操業ですが TOMIXの50系客車のうち、かつて五能線を走っていた「ノスタルジックビュートレイン」編成を工作する事にしました・・・。 ノスタルジックビュートレインは3両編成でしたが 当鉄道では これを2本保有しており 都合 6両分の工作となりました。 早速 いつものように車体を分解して 全体の工作手順を確認してみました。 3両分で一編成という事で 最初は楽勝?と思い込んで 始めたこの工作ですが、これが意外と手間取る事になっちゃった・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

工場に入場してきたノスタルジックビュートレイン編成・・・・・

Img_0013

観光列車らしく派手な塗装に展望デッキを備えております・・・・・。個人的にはこのカラーリング・・・派手さはあれど 嫌みの無い上品な感じで結構なお気に入りでした・・・。 展望デッキ部分の構成は先日ご紹介したJR四国の「アイランドエクスプレス四国」用のオロフ50と だいぶデザインが異なっています・・・・貴方はどちらがお好みかしら?

実車が50系客車ベースの改造車という事もありますが 寝台用客車と異なり 天井部分が低いので 導光材の配置がちょっと難しい?かもしれませんが この辺は行き当りバッタリの工作でイイでしょう・・・。 まずは手始めに 最近の工作手順に倣って 内装部分の色差しから始めてみました・・・。 ところで この客車の内装配色が良く判らない・・・・、早速 ネットで画像検索を掛けたところ 中々思うような画像を見つける事が出来ませんでしたが 検索ワードを色々と変更してみたら 何とか車内配色の判る画像を発見・・・、早速 手本にする事に・・・・。 画像を見ると 座席のモケット部は緑色、座席のフレーム部分はブラウン系の色が塗られていたようなので 手持ちの塗料から適当に選んで 色を入れてみました・・・。 まずはモケット部にグリーンを差した後、フレーム部のブラウンを面相筆でタッチアップ・・・ちょうどモールドのエッジをなぞる様な感じで色を差してみました・・・。 この工程を数回繰り返し・・・・修正&タッチアップを重ねて まずは1編成分の3両が仕上がったのは1時間半後のこと。 随分と時間を要したものです。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

塗装の乾燥を確認後、いよいよ室内灯回路を組み込んで 点灯試験・・・・、点灯はOKなんだけど ちょっと違和感があるような・・・・。 要するに 懐古調イメージの内装に対して あまりにも白色光が強すぎる感じが否めない。 白色光というよりも 若干黄味を帯びた光のほうが良いのでは? と感じて 導光用透明アクリル棒の表面に 薄くクリアイエローを塗ってみました。 乾燥後、再び点灯させてみましたが  今度は黄味が強すぎるような・・・・そんな気もする。自動車のフォグライトのような感じになって失敗か?と思いきや 実際に車体を被せてみたところ 窓から漏れる光には それ程の嫌みも無い感じ・・・・。塗装した緑色のモケット類も相まって「意外とイイ?」感じが得られたのかもしれません・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

手間取った内装部への色差し・・・、そしてようやく室内灯も無事に取付完了・・・・。

Img_0021

色差しした内装部分はどんなものか・・・・? この角度ではあまり良く判りませんな・・・。

Img_0022

前述のとおり展望デッキ付きのオハフ50 2500 のみ室内灯の光の具合を変えてみました・・・・・導光材にクリアイエローを薄く筆塗りしてみた結果・・・ちょっとだけ白熱灯っぽくなったかな? けれども クリアイエローよりもクリアオレンジのほうが良かったのかもしれません・・・・。  それでも この角度からでは 色差しした内装部分が綺麗に見えました・・・。座席モケットの緑色とフレーム部分のブラウンが良く見えてくれたので 手間をかけた甲斐がありました・・・・・。 

Img_0026

と・・・・こんな具合で 光の色調を確認していたら あっという間に午前0時を廻りそう・・・・。 まずは1編成分の取付工事が終わっただけの結果となりました。 もうひとつの編成のほうは・・・・というと、さすがに これから手を付ける事も無く、今夜の工作は これで終了としたいと思うのです・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 

最後に・・・・ノスビューの専用牽引機 DE10形ディーゼル機関車も載せておきましょう・・・・。

TOMIXの旧製品に手摺等に色入れを施したもの・・・・どうせ撮るなら 後ろに客車を繋げておけば良かったかな?

Img_0032

実車はこちら・・・・・昔 撮影したネガがありましたので ここに載せておきます。

1991年3月 弘前駅での撮影・・・・。この時の東北遠征はノスビュー狙いじゃなくて海峡線が目的。海峡線 蟹田付近の天候が思わしくなく 已むを得ず青森まで引き返した後、時間つぶしのために奥羽線の普通列車で弘前まで南下しました・・・。天候は一転・・・、弘前は晴模様となっていて 冬の青森の慌ただしく変化する天候に驚いたものです・・・。 そんな訳でこの写真も 偶然?カマに出逢えた・・・というのが本当のところ。 それにしても このカラーリングは DE10にも結構似合っているように思えます・・・・。 この1186号機も既に廃車となってしまい このカラーを目にする事はもう出来ないのが残念です・・・。

Img_0033