むさでん業務日誌帳(改)

むら@車掌の徒然模型日記・・・・(ちょっとだけ愚痴もあるよ!)

やはり都会暮らしは疲れるわ・・・・!

2010-05-25 23:00:00 | 工場長の独り言

今日は火曜日・・・・

久しぶりに会社に出勤する事になりました・・・・

旅行中は 両親に付き合い?早寝早起きの生活でしたので 出勤時の起床時間が遅れる事はありませんでした。 その上、朝から揺られる通勤電車で早くも現実に引き戻されたようで 「やっぱり都心は違うな~っ!」ってな事を思いましたよ・・・。 それと言うのも 今回の旅行において 行きの夜行列車で感じた事は 通勤時間帯においても地方駅は閑散としているし・・・列車の本数もそれほど多くない。 通学中の中高生を見掛ける事はあったけど スーツ姿のサラリーマンは見掛けない・・・・。都心で生活している自分にとっては 非常に奇異な景色に思えました・・・・。地方においては それだけ「車」が生活の一部となっているのでしょう。 通勤ラッシュなんて言葉は 青森、秋田辺りでは その真意を理解する事は ほぼ不可能なのではないのか・・・?と思いました。

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久しぶりに会社に到着・・・・

デスクの上は さぞかし仕事の山となっているだろう・・・・といった事は 全く無くて、回覧板一つ置いていない・・・まさに休前日、会社を後にした時と ほぼ同様の風景でした・・・。 「ああ、やっぱり 自分は会社では不要なんじゃないのかな・・・?」 そんな事まで心配してしまいそうな・・・・そ~んな感じ。就業時間となってからも どうも本調子に戻れなくて・・・・今 まさに自分の体内時計は「田舎時間」のままとなっているみたい・・・・。 ここ暫くの間は まず都会に慣れる?事が第一のようです。

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こうして 特に何事も無く 仕事を終えて帰宅しましたが やはり「連休ボケ」が抜けきらないみたい。帰宅したのはいいけれど 当工場の電脳機器は 未だ故障したまんま・・・・。 電子メールにインターネット・・・・電脳機器に侵食された我が頭脳には もはや家に帰って来ても 何もすることがありません。 せいぜい携帯電話でゲームをするぐらい。

という訳で・・・・

久しぶりの都会生活での気疲れに 電脳機器使用不能が重なって・・・

出てきた答えは 必然的に早寝をする事に・・・・。

このほうが健康的で良いのかもしれない・・・・。


北東北へ出掛けて来ました・・・・・その4。

2010-05-23 23:00:00 | 旅行記

5月23日 日曜日・・・・

今回の旅行も今日がいよいよ最終日! 今日は角館の街を観て廻る事にしました。

早朝6時から 温泉に入浴・・・・再度気分がリラックスしたところで 朝食を頂きました。昨日の夕食もそうでしたが、ここの食事は結構イケてる・・・正確には「ごはん」が美味しいのです。 さすがに「あきたこまち」を売りにしている当地の事ですから 思わず納得してしまいます・・・。ただ、平時、自分は朝食を取らない生活を送っているものですから 美味しいからといって あまり食べ過ぎるのも 後々の行程を考えると 程々にしなければいけません・・・。

午前9時過ぎ・・・・送迎車に乗ってホテルを後にしました。 途中、角館観光の中心地である武家屋敷街で降車して 角館観光の始まりとなります・・・・。 角館の武家屋敷・・・・以前はそれほど大きく宣伝されていなかったように思いますが やはり秋田新幹線の開通後、当地の観光宣伝に力を入れているようで 我が関東地方でも有名となりました・・・。 自分自身、当地における歴史的背景等の知識は皆無でしたが、そんな事より 武家屋敷街の新緑の美しさに目を奪われてしまいました。 うす曇りの空の下、新緑を見上げた時の木々の緑の美しさは それは何ともいえないものです・・・。 当地においても 既に桜は散ってしまいましたが それ以上に芽吹く新録の青さは 訪れる価値があると思えるものです・・・・。 また、一部公開されている屋敷の中も観る事が出来ましたが 建物自体よりも むしろ敷地の広さと 庭の緑に目が行ってしまい・・・・、「いや~、このぐらいの広い庭があったらいいだろうに!」等と羨ましく思ってしまいました・・・・。 それと、散策途中の土産物屋で食べた「桜ソフトクリーム」・・・これが結構美味かったです。 クリームの中に桜の葉を細かく刻んだものが入っていて ほんのりと桜の香りが楽しめる・・・・今では角館名物?との事でしたが これは是非ご賞味あれ!と推薦させて頂きます。

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こうして2時間程 街中をぶらぶらした後、昼食を取りましたが・・・・ここでちょっとした問題が発生。今日一日 角館散策に充てたのですが 午前中の散策で 角館の観光名所の殆どが観終わってしまったようなのです・・・。 これからの時間をどうするか? 角館からの帰りの切符は 15時49分発のこまち号・・・・未だ3時間ほど 時間があるではないですか・・・。 昼食を取りながらの家族会議の結果・・・適当に時間を潰す! という事で合意・・・。 各自、もう少し観たい所があれば そこに行くも良し、駅前のベンチで休息するのも良し、という事にしました。 一人旅であれば 2~3時間の暇つぶしなど 慣れたものではありますが・・・・・まあ、皆 大人なので過度な心配は要りませんでした。

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結局のところ・・・

駅前で約2時間ほど タバコを吹かしながら列車の到着を待ちました・・・。両親も土産物やら何やらで 時間の消費には困らなかった様子・・・・安心しました。

こうして定刻通りやって来た 東京行きの「こまち」号に乗車・・・・東京では既に雨模様と言う事でしたが 、こちらのほうも列車が南下するにつれ、途中、一ノ関辺りから雨が降っているのが確認出来ました・・・。 19時過ぎ、東京駅へ定刻通りに到着・・・さらには池袋を経由して 20時半過ぎ・・・無事に帰宅と相成りました。 これを以て 今回の旅行も終焉を迎えたのでありました。

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帰宅後は 何も食べるものがありません・・・

という事で・・・束の間の休息の後、車を走らせて 回転寿司チェーンの「くら寿司」へ・・・。お持ち帰り仕様の寿司を購入して帰ってきました・・・。 日曜日の夜9時過ぎ、さらに外は雨模様だったので 空いているだろう! と思って店に向かったのはいいけれど、着いてみたら 順番待ちをしている人がちらほらと・・・・。 結果、持ち帰りの注文品を受け取るまで約30分を要してしまいました・・・・。なんであんなに混んでいるのだろう? 本当に不思議!

22時・・・・ようやく寿司を持ち帰り、自宅で宴となりました。

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と・・・延べ5日間に渡る長期旅行でした。 まあ、特にトラブルも無く、無事に帰って来れたのが幸いでした。両親が満足気だったのが何よりといったところでしょうか? ともあれ 自分自身も僅かではありますが鉄分補給が出来たので 行って良かったと思える旅行になりましたとさ・・・・目出度し 目出度し・・・・・。


北東北へ出掛けて来ました・・・・・その3。

2010-05-22 23:00:00 | 旅行記

5月22日土曜日・・・・

今日も朝から良い天気でした。

この季節・・・当地 青森は朝の訪れが非常に早く、早朝4時の時点で 外は結構明るくなっていました。せっかくの温泉旅行ですから 朝食前に一風呂浴びて 朝からのんびり状態です・・・・。 宿の前からは未だ残雪のある岩木山がくっきりと見えて ここが津軽路であることを実感します。

朝9時過ぎ・・・ホテルの送迎車で鰺ヶ沢駅まで送ってもらい、今日の旅行が始まります・・・・。今日は昨日同様、「リゾートしらかみ」号に乗車し、秋田駅まで 五能線を完乗、さらには奥羽本線、田沢湖線の普通列車を経由して角館までの移動となります・・・。

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午前9時57分・・・時刻通り「リゾートしらかみ2号」が到着、今日は土曜日という事もあって 車内は結構賑やかなようです。 「リゾートしらかみ」号の車両は3両編成のディーゼルカー・・・全車指定席での運行です。今回は事前に2号車の4人用個室席を確保しておきました・・・。 10時01分・・・定時に鰺ヶ沢駅を発車しました。 これから先、能代駅までの区間は 海岸線に沿って走行していきます・・・・千畳敷、深浦・・・と 見事な車窓を満喫しました。この辺りの海岸線は奇岩が多い事でも有名で ず~っと海岸線を眺めていても飽きる事はありません。

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こうして約3時間で終点の秋田駅に到着・・・「リゾートしらかみ」号の旅は終わりました。 いつもなら ここで車両撮影といきたいところですが 今回ばかりはそうもいかず・・・列車に別れを告げる間も無く、乗り換えのため駅構内を移動します。 これから乗り込むのは この旅 初めての普通列車・・・奥羽線 院内行き・・・701系電車 2両編成。 大きな荷物を持った我々にとっては 車内の混み具合が気になりましたが 何とか座席を確保して・・・秋田駅を後にしました・・・。 これから約1時間・・・途中の大曲駅まで乗車します。 701系電車・・・外観は極めて簡素・・・自分も初めてこの車両を見た時には 正直、落胆させられましたが、乗ってみると意外?と素晴らしい事が判ってきました・・・。 奥羽線はさすがに幹線ということで線路状態が良い事もあるのでしょうが 2両編成の普通列車は 非常に力強く走るのです・・・。都心の郊外電車に乗車しているのと変わらない・・・・適度なモーター音とジョイント音のハーモニーが何とも心地良かったです・・・・

こうして あっという間に大曲駅へ到着、ここからは 本日最後の乗り換えとなる田沢湖線に乗車・・・約20分で 目的地 角館に到着します。 田沢湖線は 秋田新幹線の一部となっており、線路の幅も新幹線と同様に改軌されています。 そのため田沢湖線を走る普通列車用の車両は 専用の車両(701系5000番台車)が用意されているのです・・・・※但し 普通列車はJR東日本の中でも最も少ない部類に入る路線ですが・・・。 大曲からの角館までの区間は まさに田園地帯の中を走っていきます・・・・ちょうど田植えの最盛期なのでしょう・・・それに週末日ということもあって 田園の至る所で田植えが行われていました・・・・旅人が ただ車窓から眺めているのが申し訳ないぐらい・・・・。 

15時過ぎ、無事に角館に到着、ここでも駅前から宿泊先の送迎バスを利用させてもらいました・・・・。駅から走る事 約20分ほど・・・・距離にして約10キロのところに位置する宿泊先は 山間の静かなところにありました・・・。 未だ明るい空を眺めながら 入る露天風呂は最高! まさに優雅な時間を過ごしているな・・・と御満悦です。 夕食は 当地ならでは「きりたんぽ鍋」が出て来ました・・・この日の気温は最高で26度! 鍋を突くのには少々暑いんでないかい? とも思いましたが いざ食べてみると 誠に結構な一品で・・・ほぼ3人分を完食してしまいました・・・・。

就寝前にもう一度温泉に入ってきましたが・・・・今回の旅行も明日がいよいよ最終日。 明日は終日 角館散策を楽しむ予定・・・・。

以下、その4につづく・・・・・。


北東北へ出掛けて来ました・・・・・その2。

2010-05-21 23:00:00 | 旅行記

5月21日金曜日・・・

今日は朝から良い天気・・・・かなり蒸し暑い感じを受けます。

午前8時過ぎ・・・弘前市内のホテルをチェックアウト、弘前駅へ向かいました。

弘前駅からは 五能線を走る観光列車・・・「リゾートしらかみ」号に乗車して 五所川原へ向かいました。 平日金曜日という事ではありましたが 列車の乗車率は60%程度といったところ・・・・まずまずの乗車率です。 弘前を出て2駅先の川部駅に到着・・・進行方向が変わって ここからいよいよ五能線に入っていきます・・・・。藤崎、林崎・・・と両手車窓に広がるリンゴ畑の中をゆっくりと進行・・・それこそ白いりんごの花に手が届きそうです。さらには遠方に覗く岩木山・・・と 五能線ならではの車窓が続きます。

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 弘前を出て 約50分程で五所川原駅に到着・・・一旦 五能線を途中下車して ストーブ列車で有名な津軽鉄道に乗り換えます。今は5月・・・当然ながらストーブ列車は走っていませんが 津軽鉄道には 地方私鉄ならではの趣きがあって 自分の好むところです。 それと・・・最近始まった女性アテンダントの乗車・・・・・、噂には聞いていましたが このアテンダントさんたちは「イイ仕事」していました。 地元客は当然として 観光客 一人一人へ話しかけてくれていました・・・。今回乗車した列車には○○さんという女性が乗務しておられましたが 地元愛というのか何というか 実に好印象で素敵な「もてなし」だと思いました。

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五所川原から単行のディーゼルカーに揺られる事、約30分で金木駅に到着・・・我々はここで下車しました。 この金木駅から歩くこと7~8分のところに太宰治で有名な斜陽館があります。 さらには津軽三味線会館と、ここ金木での2大?観光拠点とでも言えましょうか・・・? 昨日に続いて三味線会館で 生の三味線演奏を聴きましたが いやはや この音色は心身共に染み入るものがありますね・・・・! どことなく鳥肌が立ってしまいました。

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こうして約2時間ほど観光を楽しんだ後、再び金木駅へ戻って ここで昼食を取る事に・・・。 駅舎2階にある食堂(ラーメン屋?)は鉄道ファンの中では意外と有名な店でありまして・・・ここの「しじみラーメン」というのがお薦めの1品であります。 金木からさらに北上したところに十三湖というのがあって ここは日本でも屈指のしじみの産地なのです。 さて・・・このしじみラーメンのほうですが ズバリ 旨いです! このラーメン・・・。 肉系の脂が一切無くて 非常にサッパリとした塩味のスープ・・・しじみの出汁がほんのり効いていて旨かったです。 あのスープで雑炊なんぞを作って食べてみても また美味しいだろうな? とも思いましたが さすがに雑炊のほうはメニューにありませんでした・・・。 総じて 味は勿論のこと、何よりも駅2階という立地条件もあってお薦めのお店です。 金木へ行ったら是非ともご賞味いただきたいもの・・・・※ 別に宣伝費を貰っている訳ではありません・・・ただ旨かったのでお薦めしているだけですから・・・・。

13時過ぎ・・・金木駅を後にして 再び五所川原駅へと戻ります・・・・。帰りの車中もあのアテンダントさんが乗務しておられましたが・・・・今後とも 末永く続けて欲しい・・・そう思いました。

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五所川原に到着後は 約2時間ほど時間が空いていましたので 五所川原市内の観光に出掛けてみました。 駅から 徒歩で約10分ほどのところの「立佞武多(たちねぷた)会館」という所へ行ってきましたよ。 ここは有料ですが 是非一見して貰いたいものです。 自分も最初は時間潰しのため・・・と思って出向いたのですが 館内に入ってビックリしたのは その立佞武多の大きさでした。高さ30メートルはある勇壮な立佞武多が3体、館内に展示してあるのですが その大きさと迫力にはビックリ・・・・。 これだけのものがあるのなら 他県の人に自慢したくなるのも当然といったところでしょうか・・・? いやはや・・・やはり実物は迫力が違いますな・・・!

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と・・・観光も終え、再び 五所川原駅へ戻って来ました。

ここから再び五能線に乗車・・・・約30分程先の鰺ヶ沢駅へ向かいます・・・・。

それにしても 五能線というのは列車の運行本数が本当に少なくて・・・・列車利用の旅行者を度々閉口させてくれます。 ここ五所川原から鰺ヶ沢方面へ向かう列車は有料座席指定の「リゾートしらかみ」号を除くと ほんの僅かしかありません・・・。五所川原から鰺ヶ沢まで・・・短区間ではありますが 「リゾートしらかみ」号に乗って移動する羽目に・・・・まあ、後悔なんかしてはいません・・・・むしろ乗車が楽しみだったりする訳でして。

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こうして夕刻前に鰺ヶ沢駅に到着、本日の宿である鰺ヶ沢温泉へ・・・・宿泊先はテレビでもよくお目に掛る事のある「鰺ヶ沢温泉 水軍の宿」というところ・・・・ここでも駅前から宿舎まで送迎バスがあったので非常に助かりました・・・・。

鰺ヶ沢温泉というのは・・・入湯して初めて知りましたが お湯が まるで海水のように塩辛いのです・・・・にも拘わらず、体にべた付かない・・・といった不思議な温泉でした。 自分もこれだけ塩辛いお湯に入ったのは初めてのこと・・・。このまま温泉に出たり入ったりしていれば いずれは干物になってしまうような・・・そんな印象です。 こうしてこの日もゆっくりと過ぎてゆきました・・・・。明日は五能線を南下して秋田駅・・・さらには角館へ移動します。

以下 その3へ続く・・・・・。 


北東北へ出掛けて来ました・・・・・その1。

2010-05-20 23:00:00 | 旅行記

さて・・・・・

久しぶりの書き込みとなりますが・・・・

前途のとおり 5月19日から23日までの5日間・・・・・

年老いた両親を連れて北東北へ旅行に出掛けて来ました・・・・・。

今回の訪問先は タイトル通り 北東北・・・・即ち 青森県と秋田県・・・。

「秋田・大館フリーきっぷ」というのを利用しました・・・・。

旅行日程は 1カ月前・・・ゴールデンウィークよりも前から計画立案しておいたもの・・・というのも この旅行・・・どうしても行きの行程に夜行列車を使いたかった事によります。 幸い このフリーきっぷなら 夜行寝台列車も利用可能という事で これ幸い! となった次第。

5月19日水曜日 21時15分・・・小雨が降りしきる中、上野駅から寝台特急「あけぼの」号に乗って 一路 青森県を目指しました。我々3名は 各々B寝台個室「ソロ」に乗車・・・即ち 移動中は個々に部屋にこもってしまう訳で 翌朝まで家族が顔を合わせる事はありません・・・・3名だったら開放型B寝台に陣取っても良さそうなもの・・・・それでもセキュリティーの問題が少々心配だったので あえて個室を取る事に・・・・年老いた両親には個室は少々窮屈か?とも思えましたが 列車に乗り込めば あとはただ寝るだけ!という事で 特に不満は無かった様子・・・。むしろ個室ならではの静寂と安心感を味わえたようで良かったみたい。

列車は定時出発・・・・今回は旅のエスコート役という事で いつもなら 牽引機のナンバーやら編成番号の確認やらといった鉄道趣味はお預け・・・・只々 個室で寝転がりながら車窓を眺めるだけの旅となります・・・・。 列車は大宮、高崎、水上と停車して いよいよ清水越え・・・言わば日本列島の背骨を横断する上越線ならではの山越えを堪能しました・・・・。寝台に横になっていても 列車車中で 勾配の傾きが感じ取れるぐらい・・・牽引機であるEF64-1000形は山間に汽笛を響かせながら力強く登っていきます・・・・。 国境の長いトンネルを抜けると・・・そこは越後湯沢駅。相変わらず小雨が舞う車窓ではありますが 夜行列車で味わう深夜の清水越えもまた 味があるものです・・・・。 そうしているうちに 何時しかウトウトとしてきて・・・・再び気付いたのは長岡駅。 「あけぼの」号は ここで機関車交換を実施・・・・ここからは日本海に沿って走る羽越線を進んでいきます。 長岡、新津、と駅に到着するごとに目が覚めていましたが 自分もどうやらこの辺りで睡魔に襲われた様子・・・・・再び起きたのは 早朝4時半頃の事・・・・車窓にはうっすら明るくなった空の下、日本海が見えました・・・ダイヤ上では 恐らく あつみ温泉駅を抜けた辺りを走行しているようです・・・・。

こうして 寝たり 起きたりを繰り返しているうちに 列車は定時に秋田へ到着・・・。車窓はすっかり明るくなりましたが 雨のほうは未だ降り続いたまま・・・今日一日は 雨模様を覚悟しなければならないだろう・・・そう思いました。 秋田を過ぎると列車は再び内陸へ・・・八郎潟の干拓地を抜け、天気が良ければ 鳥海山も顔を覗かせてくれるのですが この日は駄目でした・・・・。 やがて 車窓からりんごの白い花が眺められると ようやく青森県に入った!という事が判ります・・・・大館駅を過ぎた頃、いよいよ下車準備・・・・両親の準備状況を確認、「無事に眠れた?」と聞いてみたけど 二人とも良く眠れたようで一安心・・・・大鰐温泉駅を出た頃、荷物を持ってデッキに向かい、09時18分、目的地の弘前駅へ定刻通りに到着しました・・・・。

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列車を降りて 一路改札口へ・・・・普段はあまり関心がありませんでしたが 大量の荷物?を持った旅行者にとって 駅のバリアフリー化には非常に助かりました。 ここ、弘前駅も近年 駅舎が新しくなり エレベーター、エスカレーター等の施設も充実、年老いた旅行者にとっても 移動が苦にならない・・・本当に便利な時代となりました。

改札を出て まず自分が向かったのは JRのみどりの窓口・・・・ここで「津軽フリーパス」という切符を購入しました。 この切符・・・大人1名1500円で 弘前、黒石、五所川原エリアのJR線、私鉄線、路線バスが2日間 乗り放題といった大変便利でお得な切符なのです。

切符を購入後、駅前のコインロッカーに荷物を預け、弘前市内の循環バスに乗車・・・最初の目的地である弘前城へ向かいました・・・・。相変わらず小雨がパラパラと降っていますが 市内散策には支障が無い程度。 バスに乗る事 約15分で弘前城の東門に到着・・・いよいよ城内へと向かいました。 東門から入って まず初めに向かったのは城内にある植物園へ・・・・。ここは有料ではありますが それだけの事はありました・・・・小雨模様の空が 紫外線を押さえてくれているのと 曇天下での新緑の映え具合は 写真を撮るにも好具合・・・何よりも新緑の青さと草の匂いに包まれていて本当に良い時間が過ごせました・・・・。

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約2時間ほど植物園散策に費やした後、ようやく弘前城の本丸へと向かいます。 弘前公園といえば ゴールデンウィーク中の桜祭りが有名ですが さすがにこの季節、桜は既に散っていましたが わずかに残る「しだれ桜」が目を楽しませてくれました・・・。

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城内から見る岩木山・・・あいにくの天候で山頂は姿を見せず・・・それでも中々良い雰囲気だと思えて良かったです・・・・・。

両親が是非!と言っていた弘前城の散策を楽しんだところで 時計を見ると13時過ぎ・・・・昼食を取る事にしました。

弘前城 追手門に隣接する 弘前市観光館で休息・・・・ここで「津軽そば」というのを食べましたが 中々旨かったです。 近年では弘前といえば「弘前フレンチ」と言われるほどフランス料理が有名となりましたが 高齢者2人を連れた我が身には全くもって無縁の言葉・・・・。いずれ綺麗な女性と再訪する機会に取っておく事としましょう・・・・。

この後・・・弘前ねぷた館へ向かい、生の津軽三味線演奏等を堪能・・・夕方までに弘前市内のホテルにチェックイン・・・1日目の行程が終了しました。

明日は弘前から五能線に乗って 五所川原方面へ・・・・

さらには津軽鉄道で太宰治で有名な斜陽館などを訪問します・・・・・

以下、その2につづく。