序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

「ともしび」千秋楽

2011-06-05 09:56:39 | 演劇

Tomoshibi_omote 昨年の10月に前回の20回公演終了後、この「ともしび」の為の準備に取り掛かりました。

これといった構想もなく新作を書こうという、自分の決め事だけで始まったので、暫らくは頭の中だけで、ああでもないこうでもないととりとめのない場所を行き来している時間が約二週間。

結局、何も決まらず、オーディション&ワークショップが始まり、参加希望者と稽古を共にする中で、劇団員のこれからの演技課題にトコトンこだわってみようという足場が決まり、出演者が決まってからの起稿でした。

これが今年の1月の初旬。

稽古始の3月頭には台本を上げると決め、執筆に取り掛かりました。

と、いってもおぼろげな輪郭だけで、肝腎のラストシーンが思い浮かばない日々が何日か続き、頭の中に描いている構想は無理なのかなと諦めかけた時、今回のラストシーンが浮かんだ訳です。

それからは何時ものように小さな紆余曲折はあったにせよ、約1ヶ月半で脱稿して3月には役者に台本を渡すことができました。

それから2ヶ月45回の稽古の成果が千秋楽を迎えます。

しかし感傷に浸っている暇はありません。私の頭はすでに次回11月公演に向かっています。

さて、次は何をしましょうかね。


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