序破急

片足棺桶に突っ込みながら劇団芝居屋を主宰している爺です。
主に芝居、時々暮らしの中の出来事を書きます。

第二十二回公演オーディション&ワークショップ終了

2011-08-08 15:11:42 | 演劇

6月に始まった第二十二回公演オーディション&ワークショップも第二次の今月の追加も含めてすべて終了。

第一次、第二次のオーディションの参加者の中から、今回は男性2名が次回公演に参加することになりました。

両人ともにほとんど素人といっていい位の演技経験しかありませんが、先の変貌の期待が採用へと導きました。

彼らを採用するに至った大きな要因は、彼らの持つ素直さにありました。

素直さといっても、こちらサイドは表現者としての自意識のある素直さを要求しているのです。

ただ闇雲なイエスマンを要求している訳ではありません。

彼等は自分たちの至らない点を指摘された時、その理由に納得したら、その要求を自分の今の力量の全てでそれを実現させようと努力してくれました。

その結果第一回の6回の稽古、第二回のワークショップの5回の稽古に於いて、その始めと終わりの彼らの変化というものは大変大きなものでした。

決論的に言えば、それは役者として今すぐどうこう言える程のものではありません。

しかしこれから二か月、45回の稽古を共にし、その素直さを維持して精進できたら、或いは私が今感じている以上の成果上げることができるかもしれません。

とにかく劇団芝居屋は参加する役者にはその演技経験にかかわらず、相応の責任分担を課します。

それが初めて芝居を経験する者でも同じです。

とにかく自分の与えられ役を楽しんでくれる事を願っています。


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