ぷらすわんの子供たち ~ホワイトスイスシェパードと暮らす~

ホワイトスイスシェパードのヴァルターを中心に日常や競技会などを綴った雑記帳。

百物語つづき

2006年09月05日 | こわ~いハナシ
お盆企画から間が空いちまいましたが、
ぎわちゃんも涼風吹かす話してることだし
百物語の続きをしよっかね。

今でこそ我が家の中まで入り込むモノは
ほとんどいなくなったんだけど、
家の前は相変わらず通過してます。
先日ぎわちゃんが来て同じこと言ってるし。
彼女が帰ってから私も時々視界の隅っこに
写るんですよねえ。
まあ、これは悪いモンじゃなさそうだからいいけど。

家の中に入ってくる頃はその入り口となる壁に
ブラピのアップのポスター貼ってたんですが、
これがまあ、しょっちゅう顔が変わるんですわ。
見るたびに表情が違ってたりね。

その壁の隣が引き戸なんですが、
夏仕様に障子に網戸が貼ってあるのですわ。
で、部屋の中からその網戸の障子を見ると
その向こうの廊下に座ってるんですよ。
誰かが。

その当時やってた店のお客さんが
座ってることもありましたよ。
なにか言いたそうにどんよりして座ってるの。

生きてる人の何かが来ることも多いって
その時知りましたけどね。
勘弁してよ~、です。

その頃は不思議なことがちょくちょく起こってました。
2階に2メートル近い高さのデカイ箪笥があるんですが、
コレが4枚扉をスライドさせて開けるタイプでして。
左右2枚が外側で中央2枚が内側にある扉なんですな。
特に中央2枚は鏡が入ってて一枚だけでも何十キロもある
めちゃめちゃ重い扉で、当然レールから外れないよう
安全ロックも掛かってます。

ある晩仕事で出掛けて深夜遅く帰ってきたら
その鏡の扉が1枚外して箪笥に立てかけてあるわけですよ。
もちろん戸締りもしてあって泥棒が入った形跡もないわけです。
しかも中央の扉を外すには外側の左右の扉をはずさないと
外れないので偶然外れるはずもなし・・・

まあ、ちょっといわくつきの箪笥だったんですけど。
それ一回で満足したようで。
その後は大丈夫です。

もう少し若い頃には夜寝ている時に
胸の上に乗っかってきてじわじわ息を圧迫するんですよ。
誰なのかはっきり解ったんですが、
これも生きている人でしたね。

ぎわちゃんは我が家は天井が鳴らないと
言ってましたが、前はしょちゅう鳴ってたし
歩き回る音や話し声、襖の開け閉める音もよくしてましたよ。

今はほんとに少なくなりましたけどね。
たぶん1号2号3号のお陰なんだろうなあ。
私も悩まされることが無くなったので
楽になりましたよ。