外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

怒りのもと

2012年10月31日 | 日記
10月31日(水) 晴れ

水曜日の午後の授業といえば、取ってつけたような午後最後の時間帯なのであまり重い内容も
どうかと思い簡単な会話文を練習した後でビデオ鑑賞にしているのですが、今日は週末に
学生達に振舞うカレーの準備をして授業に臨んだところ、なんと半数が欠席。
昨年の今頃は就職に向け自動車学校に通う学生もいましたが、今年はそういう動きをしている
学生はいない。完全にズル休みの状態。
出席するか否かは彼らの自由ですが、今週末にカレーを振舞う話をしようとしていた私と
してはいささか気が抜けるどころか怒りさえ湧いてきました。

やめてしまおうか。
もしくはちゃんと出席している学生にだけ振舞うか。
ちゃんと来ている学生に非はありませんからね。

どうやら最後の最後まで怒りのもとになってくれそうな彼らです。
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自己流新幹線乗換え術?

2012年10月30日 | 日記
10月30日(火) 晴れ

曲阜での2日目の夜に咳き込んだのがどうやら風邪だったようです。
維坊に来た頃に暫くの間咳が止まなくなり原因が乾燥によるものだと分かり加湿器を購入
したのですが、それ以来風邪か別の原因が判断するために「梅干検査」をする事があります。
梅干を食べて普通に美味しく食べられれば風邪、酸っぱければ正常か別の症状。
昨日授業の後、あまりのだるさに梅干を口にしたら全く酸っぱさがないということで風邪決定
後はベッドの中でした。
長時間休んだことでかなり回復はしたものの、大事を取って今日の維坊学院の授業はお休み。
仕事に差し障りがあってはいけませんからね。

さて、曲阜に到着した日に隣の市、済寧にいる卒業生に連絡したら、急に土曜日に仕事になり
日曜日に会いに来たいが何時に出発しますかと尋ねられ、どうしようかと迷ったのですね。
日曜日は午後1時のチケットを購入済み。午前中に来たとしてもあまり時間が無い。
ならば、一晩延泊して月曜日の朝の新幹線に乗るか・・・。
元々そういう計画もあったのですが、何か起きた場合に午後の授業に間に合わなくなる。
授業が無くなればそれはそれで学生は喜ぶのでしょうが、教務課に知れて補講はしたくない。
念のためにネットでチケットの有無を確認したら【売切】
うそでしょ・・・。

ま、、1日に2本しかないので無くなっても不思議ではないわけですが・・。

どうしようかね・・・。

待てよ・・

いくら曲阜から維坊への新幹線の本数が少ないとはいえ、曲阜に停まる新幹線の数が少ない
という訳ではあるまい、と省都である済南と曲阜間の新幹線の本数を調べましたらたくさん
ありました。そして済南から維坊への本数ももちろんたくさんあります。

なんだ、乗換えすれば問題ないじゃないか!

日本では考えられないことですが、中鉄(日本でいうJRのような鉄道)には乗換えという
概念がないのですね。出発地から目的地まで一本の列車で行く。あまりに遠い場所は
終点からまた違う列車に乗ることになりますが、一般的には行き先が決まっている列車に乗る。
仮に普通車や快速で乗換えしようものなら、遅れるのが普通なのでくじを買うようなもの。
しかし新幹線についてはほぼ時刻どおりの運行のため、うまく組み合わせれば乗換えが可能
になるのです。

しかし、ここで問題が。。

乗換えをしたい済南の駅、なんと新幹線が停車する駅が3つもある。済南、済南東、済南西。
曲阜から発車する新幹線が済南のどの駅に停まるのか、その駅から維坊までの新幹線が同じ
時間帯にあるのかどうか。

出来ることなら日曜日のうちに帰っておいたほうがいい、と午後から夜までの列車を探す
もののなかなか見つからない。逆に午前中の便はそこそこある。
やはり月曜日の朝か・・、とホテルの予約を取る前にもう一度午後以降の便を探しましたら
午後5時に一つだけ済南でうまく接続できる新幹線がありました。
5時50分に済南に到着し、青島行きの新幹線が30分後と45分後。
安全を取って45分後の新幹線を予約。

乗り継ぎになるわけですから料金が少々高くなることは覚悟していたのですが、
曲阜(正確には曲阜東)から維坊が125元に対して、乗り継ぐと105元。
なぜに??乗り継ぐと安くなる??
飛行機なら経由地が多いと安くなることが多いですが、列車で同様のことが起こるとはね。。
チケットの払い戻しと乗車地以外の発券でそれぞれ手数料が取られるため、差額は無きに
等しかったのですが、それでも高くならないだけ助かりました。

曲阜東駅を出発する頃は日暮れ間近が済南に到着した時にはもう暗い。

乗換えとはいえ、私が勝手に乗換えをしているだけなので、一度出口から外に出て再度駅に
入り直すのです。面倒ですが、仕方がありません。

45分後の列車を選んだのは、済南発維坊行きのチケットは済南駅で発券しようかと考えて
いたためなのです。乗車地以外の駅で発券もしくは購入すると5元の手数料を取られるのです。
45分もあれば一度駅の外に出て窓口に約10分少々並んだとしてまだ時間の余裕がある、と
考えてのことですが、今月初めに北京に行った際に駅到着から発車時間まで残り30分を
切っておりただでさえ急いで心臓が鳴っているのに焦りで鼓動が更に激しくなったのを
思い出し、曲阜東駅で2枚とも発券してもらいました。5元も安心の為の保険と考えれば
安いものですね。このシステムには異論を唱えたいところですが。

それにしても、この乗継システム、私が勝手に考え付いたものですが、やりようによっては
長距離の乗車が安くなる可能性も秘めていますね・・。
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プチ同窓会

2012年10月29日 | 日記
10月28日(日) 晴れ

今日は朝からいい天気だったのですが、昨夜咳が出始めたため午前中はホテルの部屋で休んで
おりました。
新幹線を午後1時のチケットを購入していたのですが、昨日隣の市から会いに来るはずだった
卒業生が急に出勤になり今日の昼に来ることになったので予定の列車をキャンセルし、夕方の
列車に乗ることにしたのです。
この列車変更についてはまた機会を改めてその奮闘ぶり(?)をご紹介したいと思います。

来てくれた女の子は隣の市にある研修派遣の会社で教師兼運営の仕事を始めており、自身も
研修で日本に来ることを希望しているのですが、1度目は大地震、2度目は日中関係の煽りを
受けてタイミングを逃しているのです。

彼女と周はほぼ初対面なのですが、先に社会人になった経験から大学時代に挑戦すべき資格等
いろいろとアドバイスを送っておりました。
なかなかいい引き合わせだったと結果論ですが私は自己満足に浸りました。

再度周の大学へ行きこの女の子と同期生だった先日の男子学生を引き合わせ軽く同窓会?
彼女は曲阜滞在時間僅か3時間という強行スケジュールで来てくれてとても感謝でした。

新幹線の駅までは一人で行く予定だったのですが、周とこの男子学生が見送ってくれまして
最後まで幸福感に包まれながら帰ることが出来ました。
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孔子廟観光

2012年10月27日 | 日記
10月27日(土) 曇りのち晴れ 曲阜

昨夜の雨の影響か少し霧と雲に覆われていた空も時間が経つにつれてだんだんと晴れ間が
出てきました。

午前9時にホテル前で周と待ち合わせし、孔子廟へ。入場料が結構高い。
孔子廟、孔府、孔林と三つの場所があり、孔子廟と孔府で150元、孔林で+40元で
3箇所をまとめたチケットが150元。3箇所孔林には行く予定はなかったのですが、値段が
同じなのでまとめチケットを購入。
周はクラスメートから借りた銀行カード、これを持っていれば無料で入れるということで
その友達の身分証と学生証を持って入ろうと果敢に挑戦したのですが、敢え無く撃沈。
こちらでは他人の学生証を「若い頃の自分だ」と偽って入場したりチケットを買うことが
しばしばあるのですが、今日は頑なに拒否されていました。
それでチケット売場に戻って自身の学生証で学生割引のチケットを購入したのですが、そこに
販売員とやり合っている男性がいる。
周によると彼は学生証を持っているにも関わらず、身分証が無いために学生割引を適用されず
販売員に当たっていたのだとか。
周の例は嘘なので仕方が無いにしても、この男子学生の例は可哀相ですね。
確かに学生証と身分証を両方提示することが多いにしても、学生証で本人と認められなければ
何のための写真付なのか分からないですね。

今日は普通の週末ですが、気候がいいためか観光客がたくさん。
門の入り口からガイドの売込みがたくさん来ました。「日本語もいるよ」と誘われたのですが
こういう場所は団体客にだいたいガイドが一人ついているので、適当な団体について行く事に。
なにせガイドの数だけでも十数人いますからね。
もちろん、私はほとんど聞き取れないのですが、周の話を聞きながら回っておりました。

中国で観光名所を回るとき嫌なことがいくつかありまして、今日もそんな光景を目にしました。
「○○禁止」とわざわざ表示されている場所で平気でその行為を行うというもの。
今日目にしたのは「触るな」と書かれて鉄柵までついている樹木にわざわざ手を伸ばして
ペタペタ触っているというもの。
わざわざ看板があるということはそれなりの理由があるのにお構いなし。
7月に内モンゴルに行った際にもある旧日本軍施設にある戦車に「登るな」とあるのに大人が
登ってポーズを取って写真撮影をしている。気分が悪くなりますね。
子供が登って親が注意するならまだしも大の大人が子供みたいに我先と登っているのです。
なんだか禁止されている行為を敢えて行い英雄気取りになっているようにも見えます。
例えが悪いかもしれませんが、日本領海に違法に入ってきて英雄扱いされて喜んでいるかの
船長を思い出しました。

この他にも重要文化財に平気で触っている輩を見ると観光気分がどこかに行ってしまいます。

そんな気分が少し落ち着いたのがある場所に入ってから。
メインの孔子が祭られている大成殿という廟の後方にまた小さな廟があるのですが、そこは
個人の環境客しか来ない場所で人が少なく非常に静か。展示してあるのも古代の石像に絵が
描いてあるものとあまり目立たないのですが、それが却って静かに歴史を物語っているようで
感慨深いものがありました。

孔子廟全体を観て、こういう観光地を語るには素人ながら少々文句をつけたいことが。
孔子が生きたのは紀元前のことですから、この廟もとてつもない歴史があることは百も承知
なのですが、全体的に建造物が傷みすぎている。大成殿の柱などは見るも無残。
孔子廟と孔府(一つの敷地内)の入場料に150元も取っていながら、修繕に使ってはいない
のではないかと思えました。

歴史ある建造物を見ることが出来て嬉しさ7割、寂寥感3割といったところでした。
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卒業生と対面

2012年10月27日 | 日記
10月26日(土) 曇りのち雨

自称晴れ男の私ですが、今日は学校を出発する頃にポツリポツリと雨が落ちてきました。
出発する1時間前に周からメールがあり、学校を去る際に荷物を軽くするためと私の部屋に
残してきた教科書を持ってきて欲しいと。
5冊あったのですが、その1つが今期私が担当している授業のもので、卒業後も持っておく
ようにと現在の3年生に話しているものなので、少々重いと思いつつ鞄に入れました。

維坊から曲阜までは新幹線の本数が少なく、買っておいたチケットの便を逃すとおしまい
なので早めに駅へ。
芳の話によるとその後維坊は本降りになったそうなので、早く出発して正解でした。

目的地の曲阜には普通車が停車する駅と新幹線用に新設された曲阜東駅があり、出迎えて
くれた周はこの駅には初めて来たとの事。
私の地元の話になりますが、山陽新幹線のこだま号しか停車しない東広島駅ができた当初の
ような何もない所にポツンと新しい駅が誕生したといった雰囲気です。

この駅からバスに乗って30分ほどしたところに私が予約したホテルがあるという周の話
だったのですが、そのホテルは別のホテルでして、私がたまたまホテル予約の際に確認して
おいた携帯電話の地図で場所を把握し案内するという逆ガイド状態に・・・。

このホテルは北京旅行に行った際に外国人を宿泊させられないと断られた同じ系列のホテル
だったのですが、孔子廟の目の前にあったので予約してみました。
到着したときは既に暗かったのですが、あまり高い建物がないことに気づき、周に話したら
街全体がそのようです。景観を崩さないためなのでしょうかね。
このホテルも3階建てくらいで横に長い構造になっています。

荷物をホテルに置いて彼女らがいる大学へ。
学食は不味いから、と学校の目の前にある少々大きめのレストランで夕食をとり、学校へ。
彼女たちが在籍する学校は本校とは別にあるキャンパスでうちの学校よりも少々小さい。
校内を歩きながら1学年上の卒業生に連絡を取ろうとしたら電話に出ない。
「自習室にいるかも」ということで直接その部屋に行ってみましたら、別の男子学生が。

この学生は周よりも2学年上なのですが、卒業後就職したものの一念発起し1年後に
編入試験を受けこの学校に入ったのです。うちの学校に在学時代は新しい外教だった我々を
警戒したのかあまり授業には参加しなかったのですが、最後に打ち解けて卒業後は何度か
連絡をくれて編入試験を受験するかどうか相談してきてくれたときに背中を押したのですね。
今は大学院を目指しているという話を伝え聞いていたので、あえて邪魔はすまいと思って
いたのですが、偶然ながら会うことができました。

その後彼が他の卒業生を呼び出してくれて、場所を変えて談話。
日本語を学ぶ学生が多い割には(3年と4年は編入組を含めて各約160名)外教が少ない
ためか(僅か2人)彼を除いて他の面々は聴解が弱くなっていました。。。
それでも思い出話で花を咲かせました。

明日は周の案内で孔子ゆかりの観光地巡りです。
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今月二度目の旅行前夜

2012年10月25日 | 日記
10月25日(木) 晴れ

中国語のクラスの日本人留学生の方が「ほんま気持ちええなぁ」と喜ぶほどに綺麗な青空で
暖かい一日でした。自転車で出発する際に、少々低めの気温を心配するのですが、出発して
5分も経たないうちに袖を捲り上げてしまいますね。

さて、明日から今月二度目の旅行です。
1ヶ月に二度の旅行なんて今まででは考えたこともないことですが、来学期以降の状況が
決まらない中、行ける所に行ける内に行っておこうと決断したものです。

孔子の故郷、曲阜市、その北方にある泰山とセットにするパターンが多いのですが、昨年
泰山に行ったときは1泊2日だったので、そこまで足を伸ばす気にはなれなかったのですね。
昨年に続いて今年も日本語科の4年制大学への編入学先が曲阜の大学だったので折角ですから
うちの卒業生がいるうちに遊びに行くことにしました。

正直なところ、観光したかったというよりは山東省にいながら孔子の故郷に行かなかったと
いう事実を作りたくはなかったという下らない意地ですが、学生と一緒に観て回れることは
滅多に無いチャンスなので一緒に楽しんできたいと思っています。
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方言と中国語への通訳

2012年10月25日 | 日記
10月24日(水) 曇りのち晴れ

国慶節後すっかり落ち着いた感のある研修派遣会社での授業、出勤時間も今までより早く9時
にしました。今教えているのは全て男性ですが、食事は全て自分たちで作るようで、以前の
ように昼食を共にすることはなくなりましたが、その分、20分ある休憩時間中に交流を
するように努めています。
ここ最近はまともに教科書を使った授業が少なくなりました。彼らから求められるのは日本の
文化や生活といった話題、私が求められているのは文法や教科書の内容云々よりも彼らと
話をしたり、教科書にないような内容を伝えることなので、それでいいと思っています。

彼らとの会話の中である現象が顕著になってきました。
【方言】が強い研修生とそうでない研修生。
今回の研修生は珍しくほぼ維坊市周辺の出身。
一言に維坊市と言っても、その範囲はかなり大きく、維坊市が直轄する市が6市、市よりも
下になる県という直轄行政地域が2県。
場所によって言葉もかなり異なるようです。

今日はある研修生から盛んに質問を受けたのですが、たまに聴こえてくる簡単な言葉以外は
さっぱり分からないのです。その彼の話を他の研修生が普通語(標準語)に通訳してくれて
漸く理解できるといった状況。
その方言が強い研修生も少しゆっくりと話してくれればいいのですが、他の研修生が直して
くれることに安心したか普段どおりに話すものだから、こちらも理解することをやめた状態。

この春からこの会社の教師になった横国(横浜国立大学)に留学されていた先生が仰るには
山東省は方言が強いことが有名で、特にこの維坊は中国人同士でも通訳が必要になることが
あるのだそうです。
そういえば、うちの学校にいる職員(教職員ではない食堂や清掃員などの一般職)の話が
まるで外国語に聞こえるという学生が数人いました。

初対面の人々と話して中国語や中国の生活について尋ねられることがあり、その都度普通語は
だいぶ理解できるようになったが維坊話(弁)はまるで分からない、と冗談めかして言って
相手の笑いを取るのですが、本当に分からないしこれほどまで特殊だと分かろうとも思わなく
なりますね。

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回転串?

2012年10月24日 | 日記
10月23日(火) 晴れ

昨日の快晴に続き今日もまたとても気持ちいい天気でした。
今日は昨日東の空を覆っていた薄い雲もなく、綺麗な朝焼け。
最近この朝焼けの空が目のご馳走だと思えてきました。
だんだん寒さが増してくる早朝、その寒さに比例するかのように鮮明度を増す空の青。
寒いと言って寒すぎず、朝6時といえば早すぎない時間。
空を焦がす朱色の空は何か秘めた力を解き放つのを待つ息遣いのよう。
まだ姿を見せない太陽に照らされて光る惑星もこの絵に力強さを加えています。

さて、ご馳走にかける訳ではありませんが、今夜は中国語の授業の後にインドネシア留学生の
サニーに紹介で串焼きを食べに行きました。
維坊学院の近くの店舗で、彼女が道すがら「清潔感のあるお店」だと語っていました。
確かに維坊で一般的に串焼きといえば露店が多く清潔だとは言いづらいのですね。

店に行って驚き、その店舗は広くはないものの、最新的と思える設備を持っていました。

自動串焼き器とでも言うのでしょうか。串焼きを卓上で焼くシステムは初めて見たのですが
串焼きの串は鉄製で手持ち側に剣の鍔のようなギザギザの歯車がついているのです。
ガスコンロの両端に溝があり、その溝の中に自転車のチェーンを小さくしたようなチェーンが
敷かれており、等間隔にある窪みと溝の接点に串の歯車を置くと、串が勝手にクルクル回る
仕組みになっているのです。人間が串を回さなくても機械が勝手に回してくれる。
これが満遍なく回してくれるのでいい焼き加減になるのですね。
http://youtu.be/QYcOGVdzXxY
日本人留学生の方によると東京のどこかでこういう機械を見たことがあるのだとか。
どの国のどんな方の発明か分かりませんが、串焼きのスタイルを大きく変えるかもしれない
面白い機械でした。味も悪くないので、私も常連客になるかもしれませんね。
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秋の夜長には動画?

2012年10月22日 | 日記
10月22日(月) 晴れ

昨夜夜半から今朝未明にかけて強い風が吹いているような音がしていました。
朝の地面を見ましたら水溜りもできており、雨を伴ったものだったのですね。
しかしその風が雨雲をも連れ去ってくれたのか綺麗な青空が広がっていました。

国慶節辺りから始まったこちらの動画サイトから日本の映像が消えてしまった状態。
その状態が現在もなお続いておりまして、困っておったのですが先日あるサイトを発見して
なんとか秋の番組を見るに至っています。
なにせ、プロ野球が(私の中では)終わってテレビ局も力を入れていますから楽しみです。

関東に居た頃はドラマや映画はおろかテレビさえもほとんど見なかった、というより観る時間
がなかったのですが、環境が変われば生活がガラリと変わるもので、学生に紹介するために
始めた動画探しが今では自分の生活習慣にまでになっていますね。
日本の芸能人にあまり興味が無かった人間が、俳優や女優の顔と名前が一致してきているの
ですから分からないものですね。
逆に今ではアメリカの映画が分からなくなってきている。。
レンタルで借りるものはほとんどアメリカのものだったのに。。。

国外にいるから良さも見えてくるものなのでしょうかね。
日本のドラマは終わるのが早いと何人かの学生に言われたのですが、視聴率が稼げなければ
持続できないですからね、その分見応えのある番組が多いと思っています。
この秋は気のせいかドラマが多いように思えます。全部見ているとそれこそ時間がなくなり
ますので、適度に選別して楽しみましょうかね。
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稽古開始なるか?

2012年10月21日 | 日記
10月21日(日) 曇り

今朝尤が久しぶりにグラウンドに姿を見せました。
彼は職場と寮が維坊学院に近いため、私の中国語の授業がある火曜日の夜は2週連続で会って
食事を共にしていまして、これからもまた頻繁な付き合いが続きそうです。
その彼からいい知らせが届きました。
先学期紹介してもらった維坊学院の咏春拳(日本では詠)の先生から
「あの日本の外教はまだ学ぶ意志があるか?」という連絡があったそうです。

ちょうど折りも折、こちらのあるコミュニティサイト、中古品の売買や雇用や稽古などなど
地元密着の情報がたくさん掲載されているサイトで咏春拳の道場を検索することを思い立ち
金曜日の夜に学生が部屋に遊びに来たので、掲載されていた電話番号に電話してもらい状況を
聞いてもらったのですが、外国人は会話が難しいからという理由で拒否されそうだったのを
無理やり「会話できるから」と了承させた上に学費まで負けさせようとしていたのですね。
私が実際に体験してみて交渉するから今は値段交渉はしなくていい旨を伝えたのですが
最後に住所を携帯に送ってもらって少々固まってしまいました。
先方が言うには我々の住んでいる区の隣ということだったのですが、我々の住んでいる区は
南北に範囲が非常に大きく、確認した住所だとバスで1時間以上はかかろうかという所。
『遠いね・・』以外にコメントなし。
それでも他に学べる場所もないので今日そこに行ってみようかと考えていたのが今日。
尤からその話を受けて行くのを止めにしました。

実は少々現在の日中関係を心配していたのです。
咏春拳に関する日本語の資料には「ある師匠の遺言」により日本人には教えてはならないこと
になっており、それが影響していないかどうかを危惧していたところでした。

稽古が始まるのがいつになるのかはまだ分からないのですが、少し尤について基本をおさらい
しましたら、5分も経たずに太ももが耐え切れなくなりました。
これだと稽古そのものが長く続かない。鍛錬しておいた方が良さそうです。
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