5月28日(土) 曇り
昨日久しぶりに新幹線で外出しました。今学期初ですね。
以前の学校の教え子から「先生が出かけないなんて珍しい」なんて言われました。
自分でも驚いています。
向かった先は泰山が有名な泰安。
先日新たな学校と仮契約しまして、キャンパスの見学に行きました。
今の学校にあと1年いれば1年生から担当してきた現3年生の卒業を見送るとともに
同2年生の授業を全うできて気持ちよく帰国できると考えていたのですが、
その思い叶わず先週契約の打ち切りを通告されました。
理由は外教枠を減らすとのことでしたが真意は不明です。
学校を案内してくれたのは2年生の二人。
男子の方が会話も言葉遣いも上手でお決まりの「いつから日本語を勉強しているの」
と質問しましたら、高校時代に独学で日本語を勉強しN2を取得したのだと。
そして前回12月のN1受験で合格したのだそうです。
この大学には日本の国立大学と部局間の姉妹校提携があり、来年には交換留学する
予定だそうです。
目標ができる環境があるのはいいですね。
この学校の環境で一つネックになっているのが宿舎の場所。
学部と同じキャンパス内だと他の教師とルームシェア、一人部屋を希望するなら
バスで30分の距離にある新キャンパス。
この新キャンパスを見るのが主な目的でした。
確かに遠いし、キャンパスの東は畑という未開発地域の様子。一応スクールバスは
あるのですが30分に一本、一般のバスは1路線のみ。正門にはタクシーは見当たらず
俗に言う白タクの車が並んでいて、客寄せの声をかけてくる状態。
スクーターでも持たなければ、買い物には苦労するかも。
しかし、宿舎は新しいマンションで内装は綺麗だし眺めも良好(視界を遮るものがない)
今までのような「校舎まで徒歩5分、気軽に学生を招待」という環境から180度真逆の
状態になりますが、ルームシェアをするよりはマシかと。
一日の大半を過ごす住環境は大切です。