外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

春節

2014年01月31日 | 日記
1月31日(金) 晴れ

いつも当ブログをご覧頂きましてありがとうございます。
改めまして新年のお祝いを申し上げます。

本日が春節であることは冬休みに入る前から知っていたのですが、帰国して以降
日本で目に入るものと言えば節分とバレンタインですので、だんだんと意識が
なくなっておりました。

昨日毅から連絡を貰って漸く思い出した次第です。

日本で言う紅白歌合戦、中国では春節晩会(春晩)をCCTVのウェブサイトで
1時間ほど見ました。
開始当初は綺麗に映っていた画像も時間が経ってくると段々と崩れてきました。
単なる推測に過ぎませんが、海外にいる中国人がネットを通して見ているのだと
思われます。

昨日はQQに新年のメッセージを載せまして、学生からのコメントに対応して
いたのですが、そんな中、芳から喜ばしい知らせを受けました。
12月に受験したN1(日本語能力試験1級)に合格したのだそうです。

年齢からすれば既に4年生ですから、一般の学生と同じくらいか少々遅いくらい。
N2に二度失敗した時にどう励ますか考えたものです。
まだ会話力には疑問符が残りますが(笑)大学卒業までに取得できましたので
ホッとひと安心です。

また編入試験で今の学校に入学した時もかなり消極的だったのが、今や親に
反対されても研究生(大学院)進学をしたいと積極性が出てきたので今後が
楽しみになってきました。
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誕生の知らせ

2014年01月16日 | 日記
1月16日(木) 晴れ

昨日無事に帰国いたしました。

帰国したことをQQに掲載したところ、芳からおめでたいお知らせが。
昨年GWに参加した教え子の結婚式、その若い夫婦に第一子が誕生したそうです。

9月に曲阜へ行った際に、おめでた婚であったことを知らされてはいたのですが
逆算すると結婚式当時は2ヶ月くらいだったのでしょうね。
元々肉付きのいい子ではあったのですが、あの時の姿を思い出すと、若干ふっくらと
してきた頃なのかと思い出されます。

帰国中に知らせてもらったのも何かの縁ですから、ベビー用品でも買っていきますかね。
もしくはディズニー系のキャラクターグッズか。。
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出発前夜の食事 麻辣湯

2014年01月12日 | 日記
1月12日(日) 晴れ

昨日朝、頭にちょっとした痛みを感じ、まさかと思いつつ梅干チェックをしましたら
普通に食べられました。
風邪を引くと梅干が難なく食べられるので、私にとっては風邪を引いたかどうかの検査に
なっております。
さらに喫煙で、味を感じない。風邪決定。

せっかく万全の体調で帰国するために乗船日を変更し、朝の運動も自重したのに、1週間も
しないうちにまた引いてしまうとは、これこそハズレくじを引いてしまったような気分
ですね。

昨日の午前中からベッドに入り、今日も食事以外は只管休んでおりました。
午後になって頭痛が和らいできました。

今日は期末試験の為に学校に戻ってきた倩と久しぶりの食事。
学校の外にあるモールの中で「麻辣湯(マーラータン)」という料理を食べてきました。
私が日本にいた頃は全く知らない料理でしたが、中国ではかなり人気ですね。
日本にいる教え子に帰国したら何を食べたいか、と尋ねたら皆この「麻辣湯」だと
答えました。

どんなものかと言うと、野菜や肉を辛味のスープで煮たものなのですが、一般のお店だと
バイキングのように様々な野菜や肉が並んでおり、そこから好きな具材を選んで店の人に
調理してもらいます。スープのベースは日本で言えばごまだれのようですね。

濰坊学院で中国語を勉強していた頃にはまったことがあり、一時期は日本人の留学生と
一緒にこれをよく食べていました。
ただ、私はあまり辛いものは食べられないので、「辛味は入れないでね」と注文しますが。

久しぶりに食べる麻辣湯は美味しかったですね。
来期また食べたいものです。

倩は今日出発のはずだったのですが、私が明日帰国することを知って、一日延期してくれた
ようです。私が出発する1時間後の列車で上海に向かいます。
先週は北京にいて他の就職面接をしていたのですが、結局採用されず上海の会社に就職
することになったようです。
もちろん、その後転職する可能性は大いにありますが。。

この学校に赴任してから何かと助けてくれた学生ですから、本当はもっと高価なものを
ご馳走したかったのですが、今夜は彼女が私にご馳走するつもりだったようなので、
また来期以降、彼女が学校に帰ってきたときにしましょう。
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静かになりゆく校内

2014年01月10日 | 日記
1月10日(金) 晴れ

今朝6時半、学食で中型のスーツケースを転がしている学生を数人見ました。
食事を済ませてすぐに帰省するのでしょうね。
学部によってはもう期末試験が終わったのでしょう。

私のアシスタントをしてくれた二人も今日試験が終わり、明日と明後日列車に乗るそうです。
一人は帰省で山西省へ、一人は就職前の実習で上海へ。
山西省へは14時間なのだとか。
以前の専科大学ですと学生の出身地はほぼ山東省内でしたので、帰省の列車に乗る時間は
長くても8時間未満でしたが、本科だと全国からやって来るので気が遠くなるような時間に
こちらの感覚がずれてきそうです。
北で一番遠いのが吉林で、南が雲南だったような。。

日本語科主任の先生の話ですと、長期休暇でも帰省しない学生もいるのだそうで、その
理由は往復にかかる列車代と時間を考えてのことだそうですが、さすがに中国で最も
重要な休暇とされている春節はほぼ帰省する、と学生から聞きました。
夏は帰らない学生も多々いるようです。

我々の宿舎も随分静かになりました。
たまたまアイリッシュの先生と会いまして、この週末に帰国されると聞きました。
アイルランドまでの直行便が無いそうで、一度デンマークのコペンハーゲンまで飛んで
乗換なのだそうです。
コペンハーゲンまで約16時間だそうで、これもまた長時間ですね。

今現在、我々の宿舎に残っているのは、このアイリッシュの夫婦(内縁ですが)と
アメリカ人が二人、そして私の5人だそうです。ほぼ半数ですね。

私とたまに食事を共にするアジアかぶれのアメリカ人ジャスティン、ドラゴンボールが
好きなので、ゴクウと命名してやりました(笑)。彼はシンガポールにいた時に知り合った
彼女が香港にいるそうで、会いに行くのを兼ねて中国を旅行するということです。
彼らはまだまだ若いですし、折角地球の反対側に来ているのですから、時間の許す限り
旅行をすべきだと私も思っています。
一度国に帰ってしまえば、中々こちらに来ることもできないでしょうからね。
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今期最後の濰坊

2014年01月09日 | 日記
1月9日(木) 晴れ

今学期の仕事が完全に終わり、今日は濰坊へ行ってきました。
濰坊学院から大学院試験を受験した学生を慰労しようと思っていたのですが、時既に遅し
会えたのは前の学校から濰坊学院に編入した学生だけでした。
この学生は濰坊出身の為、日程の融通は利くのです。

ネットで探した焼肉と鍋が両方楽しめる食べ放題のお店に行きました。

肉の種類はとても少なかったのですが、海産物、特に貝の種類が多かったですね。
この学生は海鮮料理が好きなようで、鍋の中は常に何かしらの海産物が入っていました。

刺身は好きか?と尋ねましたら、寿司の上に載っているのを見たことはあるけど、食べた
ことがない、とのことでした。
いくら人件費の安い地域とは言え、本当の和食となれば一般の学生がおいそれと手が出せる
ものではありませんね。
いつか機会があれば、食べさせてあげたいとも思いますが、濰坊ではかなり難しいですね。

ちなみに終わったばかりの大学院試験の感触は、ほぼ不可能だと。
英語がさっぱり分からなかったそうです。前の学校では英語科だったのですけどね・・。

濰坊学院への編入だけでも驚きでしたから、これで大学院もとなると奇跡になりますが
奇跡でも何でも合格すればいい。
そう願って帰国後に事後申請の合格祈願にでも行きましょうかね(笑)
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来期のスケジュール決定

2014年01月08日 | 日記
1月8日(水) 晴れ

すっきりした青空の一日でした。
風邪を引いて以来朝の運動は自重しているのですが、動きたくなってきましたね。
もちろん、帰国までは我慢するつもりではいますが。。

今日の一年生の授業も自習にしたのですが、今日のクラスもコンピュータの試験がある
という話にも拘わらず、ほとんどの学生が日本語を勉強していたので、前半の時間だけ
私も他の資料を眺めながら一緒にいました。
すると、ある学生が質問をしに来ました。
この女の子、とても熱心な子でよく質問をしてくれるのですが、これが全てエグい。
私が明確に答えられないような文法上の質問をしてくるのです。
今日は助詞の使い方でした。
存在を示す「に」と場所を示す「で」の使い分けなのですが、文章にあるのは「に」
「外国語学部に若い先生は多いですか」
これが「で」ではいけないのか、という質問なのですが、外国語学部を場所と捉えるなら
「で」を使っても良さそうな文章ですが、そうではないのですよね。
もし「で」を使うなら述語の部分は動詞が使われる。。でいいのだろうか。。

しかも「に」の用法の説明が「に・・ある(いる)」というものですが、使われている
述語が形容詞なものですから、更に説明が難しい。

これ、国文学系や教育学を専攻された方なら明確な返答ができるのでしょうかね。
日本語の助詞の使い方、本当に難しいです。


さて、気を取り直して(笑)
授業が終わって、書類の提出も終わり、来期のスケジュールを見せてもらうことが
できました。
既に出来上がっていたのですね。
前の学校では学期が始まって3週間目に決まることも多かったので、驚きです。

授業数は変わらず、授業内容が3年生についてだけ選択科目になります。

あとは来期2年生の希望者を対象にした会話特訓授業を開講するつもりでいます。
これは希望者なら誰でも受け入れる訳ではなく、冬休み中に毎日テキストの音声を
聴いたという学生を対象にするもので、聴くことと話すこと、特に発話する機会を
多く与えるというプログラムです。
会話は本を読んで出来るものではなく、慣れるもの。

希望者が多ければ面接をして人数を限定する予定だったのですが、同僚の日本人の先生も
賛同してくださったので、語学学校のようにレベル分けをしてもいいと思っています。

折角の才能を眠らせたままにしないように(笑)
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授業よりも試験準備

2014年01月07日 | 日記
1月7日(火) 曇り

天気が悪いわけではないのですが、大気汚染なのでしょうね、スモッグが今日もかなり
濃くなっておりました。
朝のジョギングを復活させようか迷っているところなのですが、この空気の中では
さすがに尻込みしてしまいます。

さて、今日明日の1年生の授業で今学期の仕事はほぼ終了です。
最後の授業は何をしようかと、考えながら教室に向かったのですが、
そういえば、そろそろ一般の科目の期末試験が始まる頃だと思い至りました。

実際に教室に入ると、いつもにない何か重苦しい雰囲気。

試験はいつから?と尋ねるとちょうど私の授業の後、午後からコンピュータの試験が
あるのだとか。
「じゃ、その準備をしていいよ」と自習にしました。

何か役に立てることはないかと思い、学生が持っている練習問題を見てみたら
とてつもなく難しい。
所謂情報電算機器を専門とする学生が勉強するような概論なのです。

語学の専門でこんな難しい内容が必修になるのか・・・。
ただただ驚きでしたね。
もちろん、その練習問題の内容がどれほど出題されるのか分かりませんが。

私にできることは何もないと、用意しておいた日本のチョコレートを皆に配って
教室を後にしました。

さてさて、明日の授業はどうしようか。
日本語系もしくは英語の試験の準備なら、質問を受け付けることができるのですけどね。

流れに身を任せましょう
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3日間のルール

2014年01月06日 | 日記
1月6日(月) 曇り

体調がほぼ戻ってきまして、食事も少し固形物を増やしました。
ダウンした3日間は久しぶりに健康体の有り難さを思い知らされる期間でした。

この学校の成績登録システムは成績を入力し始めてから3日後に自動的に提出になる。
つまり、一度入力を始めたら3日間で登録を完了しなければならない、というもの
なのですが、それを知ったのが昨晩でした。

試験が全て終わった後で、不合格の学生にレポートを打診し、提出させたのが大晦日。

これで、無事に終わり、と安心したのも束の間でした。
風邪から復帰した昨夜、漸く成績の修正の為、システムの画面にアクセスしました。
各試験終了から成績を順次入力しておりまだ授業が残っている教科もある為、データ保存
だけしておいたのです。
同じ画面に【提交(=提出)】のボタンがあり、授業が終了・レポート提出完了したものから
点数を修正し提出しようと考えておりました。
一気に入力するとどこかで見落としするのも怖いですから、入力⇒確認⇒修正⇒確認⇒提交
という手順がいい、と私自身はそう思っておりました。

ところが、昨夜成績を修正しようとしたら既に提交済になっている。

何かシステムの不具合か?とそのページを離れ、他のページにある注意事項を読んで
初めて3日間の規則を知りました。

レポート提出で合格にするはずの3人がいずれも追試になってしまう。

困ったな・・・追試でもいいのだけど、主任に掛け合ってみるか・・。

成績を修正したい旨を話すものの、一度提交になったものは変更が複雑と言われ却下。

しかし、食い下がります。

「3日間の規則は分かったが、その注意書きに気づいたのが昨晩。我々新任の外教はこの
規則を知らされてないし、あの注意書きでは分からない。来期は確実に処理するから
今回だけ特例として修正させて欲しい」と再度申し出ました。

規則は規則、一応修正を申し出る為の書類はあるのですが、できれば出さない方がいい、と
なかなか首を縦に振らない主任。というより面倒なのは嫌という表情。

しかし、その押し問答の最中に事務所に入ってきたもう一人の日本人の先生に状況を
説明したら、その規則があったことに非常に驚いていました。
これが効果的だったようで、非常に重かった主任の腰が漸く動き始めました。

何が複雑かと言うと、システムを運営している部署の主任と学院長のサインを貰う必要が
ある、というだけの話でした。
これについても
「もし宜しければ、今後外教の登録で同じ間違いが起きないように私から上の方々に
意見を差し上げたいのですが、いかがでしょうか」と打診しましたら却下されました。(笑)

実はこのシステム、外教で単独に使えるのはごくわずかな人数なのです。
というのも、ログインする為に必要な画面に表示される文字の入力、中国のネットバンク
では数字が当たり前になっているのですが、この学校のシステムは漢字なのですね。
しかも日本で使う常用漢字はあまり表示されないため、私でも辞書で調べないと入力が非常に
難しいのです。
従って、英米系の外教はまず不可能ですし、表示される学生の名前も読めませんから
前の学校で行っていたように、彼らは成績を紙ベースで学科担当に提出するだけなのです。
同僚の日本人の先生も、その漢字が分からないので主任に傍についてもらいながらの
登録でした。

主任が書類を持って出て1時間も経たないうちに、明日には修正が可能になるはずです
という連絡を頂きました。

意外にあっさりと許可が出ました。ちゃんとした理由を説明すれば、こんなものかと。

まだ、完了するまでは手放しで喜べませんが、懸念材料はなくなりました。
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日程の不思議

2014年01月05日 | 日記
1月5日(日) 晴れ

昨日快方に向かっていた体調、頭痛はほぼなくなり、鼻水と咳が出てきました。
まだ食欲などは戻りませんが、漸く普通の風邪になったというところですね。

さて、この学校の学生の試験終了日は14日なのだそうですが、どうやら他の大学よりも
若干遅いようです。
曲阜にある大学はクリスマスには日本人外教がほぼ帰国したそうで、濰坊学院でもある
学生は明日期末試験が終わるということでした。

何故、この学校だけ中旬まであるのだろう?と考えたのですが、
理由は、通常期間の休みの多さのようですね。

濰坊にいた頃は1日だけの祝日を3連休にし、その前後の週末を振替の授業にするという
方式でしたが、この学校は休みは休み、振替はなしです。
随分と休みの多い大学だとは思っていたのですが、ちゃんと帳尻が合っているようです。

私も授業が水曜日までで、その翌日に船を予約してあったのですが、この体調不良のまま
荷物を持って移動し、船に乗るのは怖いので次週に延期しようかと考えております。
特に急ぐこともありませんから、体調を万全にしてからの方が安心できます。
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新年のご挨拶

2014年01月04日 | 日記
1月4日(土) 晴れ

新年あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。

新年のご挨拶が遅くなってしまいましたが、元旦に初日の出を見たあと学校の宿舎に
戻ってから風邪を引いてダウンしておりました。

久々の重い風邪でした。頭から肩、背中、腰と張りが出て只管痛みがありました。
3日間寝続けて漸く今日快方に向かっていることを実感しております。

風邪というよりはインフルエンザなのかもしれませんね。

来週の火曜日と水曜日に1年生の最後の授業がありますから、試験そして休暇前の
学生達にウィルスが及ばないようにしっかりと対策を考えておかねばなりません。

いきなり寝正月で始まってしまいましたが、今年もまたお楽しみいただければ幸いです。
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