外教生活 in 中国山東省濰坊-淄博-泰安-済南&北京=>故郷へ

北京五輪の翌年(2009年)からの外教(外国籍教師)生活と地元での留学生との触れ合いを綴っています。

ドタバタの今期初カレー

2014年09月30日 | 日記
9月30日(火) 晴れ

かなり涼しい朝になりました。既に半袖だと寒さが肌を刺すような感覚ですがそれでも
ポロ姿で校舎に向かいました。
事務室ではやはり驚かれましたが、教室に入るとちょうどいいのですよね。
漸く授業中に汗をかかない気温にまで下がってくれました。

さて、先学期にマンションの部屋に招待しそれぞれの手料理を振舞ってくれた現4年生に
お礼をしようと久々にカレーを作り今日の昼に招待する予定だったのですが、約束の
1時間前に「急な用事ができて行けなくなりました」というメールが入ってきました。

あらら、
ドタキャンはよくあることだとしても、作ったカレーとご飯はどうしよう・・・

他の学生を呼ぶにも明日から国慶節休みで帰省する学生が多いのですね。

休み中はアルバイトをする予定と言っていた学生を思い出してメールしてみましたら
ルームメートを連れてきました。故郷が山東省から離れており休み中も学校かこの近辺で
過ごすという学生ばかりです。

初めて口にするカレーを笑顔満開で食べてくれました。
帰省できない寂しさはあると思うのですが、少しでも紛れれば嬉しいですね。

学生の一人が、次回はお返しに彼女たちで料理を作りたいと言ってくれました。
大歓迎ですね。
前の学校の宿舎と違って、ここはホテルの一角なので、学生にとっては敷居が高く感じて
しまうようです。
私としては折角近くにいるのですからもっと気軽に来てほしいのですよね。
今回のことがそのきっかけになればいいと思っています。
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ドラマ宣伝

2014年09月30日 | 日記
9月29日(月) 曇り

今朝学食で1年生の女の子に会いました。
6時45分頃だったでしょうか、私は既に食べ終えていたので先に食堂を出たのですが
すぐ追いかけてきてしばし歩きながら話した後、朝の読書の時間に向けて校舎へと
向かいました。読書は7時からだと。

昨年に比べて遅くなったかなという印象ですね。
昨年のこの時期だったと思うのですが、月水金は6時半頃からラジオ体操があり
それが終わって朝食の時間だったのですが、どうやらそのラジオ体操がなくなったという
噂です。
朝から強制の体操なんて学生には迷惑でしょうが、一部の男子学生を除いて外国語学部の
学生は運動をしなくなるため、貴重な時間ではないかと思っていたので残念です。
私も去年は宿舎から近いこともあり学生の列の最後に加わって一緒に動いていました。

さて、昨夜ドラマ「相棒シーズン13」のPR動画を見つけました。
プロ野球シーズンが終わるといよいよ相棒の始まりですね。
その動画をDLしこちらの動画サイトにアップしてQQで紹介しました。
「日本語学習者にはお勧めです」「右京さんの話を手本にしてください」と。

毎年紹介するも人気が出ないドラマですが、一人でも二人でも鑑賞する学生がいて欲しい
という願いからの紹介でしたが、タイミング良く日本に留学中の濰坊学院出身の学生から
「大好きです」というコメントを貰いました。
すぐさま私も返信しました。
「濰坊学院の皆さんは敬語の使い方も上手でしたね」と。

皮肉と言えば皮肉。
わざわざ他校の学生を学校名を出して褒めているのです。

しかし、そこにはこのドラマを繰り返し見れば、敬語が上達するという意味も込めて
います。
奮起を期待したいところです。
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いきなり第一号ですか

2014年09月28日 | 日記
9月28日(日) 雨

週末に生憎の雨ですね。
昨年に比べ今年は雨が多いような気がしています。まだ2年目なのでどちらが例年通り
なのか判断がつきませんけどね。
先日こちらでは珍しく台風がニュースになっていましたが、あの台風、発生地を見ると
かなり大陸に近いのですよね。
この近辺で気候が変わりつつあるのでしょうかね。

さて、外国語学部の寮が近くに移転してきて、学食への道もしくは学食内で学生に出会う
ことが多く、それはそれで楽しみなのですが、一方で見なきゃよかったと思ってしまう
現場に出くわすこともあるのですね。

日本語科の女子学生が他学部の男とカップルで歩いている姿。

幸せそうな姿に微笑ましくもあるのですが、一方で「この子も終わったか」とその成長の
ベクトルが急落するのがまるで赤字転落になった会社の株価を見るかのように予見できて
しまいます。

もちろん、校内で付き合っているからと言ってもちゃんと頑張っているカップルもいます。
私が知っているだけで複数人いるのですが、把握している割合で言うと1割未満。

今の2年生が1年生の2学期開始時に随分雰囲気が変わった子が増えたなと感じていたら
校内のあちらこちらでデート姿を目撃したものです。
そして授業中の態度はだんだん顔が下を向き、携帯をいじっている。

当時はこの学校の現状を把握してなかったので、説教をしたこともありましたが
新入生の実態を知った今では、お好きにどうぞ(笑)

無理やり勉強していて、しかも学校の周りにはこれといった刺激もない。
そんな状況で外国語学部の女子学生目当ての他学部の男性に誘われれば、乗っていくのが
自然な流れですね。

中国には日本で言うブティックホテルのような施設が無く、一般のホテルでも結婚証明の
無い男女は同じ部屋には泊まれないと聞いたことがあるので、恋人は一体どこで過ごす
のか不思議だったことがあるのですが、意外なところに巣窟があったのです。

「旅館」と書いた段ボール紙をバイクの籠に置き、客引きをするおばさん達。
学生が外食で良く利用する門を出たところに毎日います。
いくつか小さな食堂はあるものの人が泊まりにくるような場所ではないのですが
学生の一言で納得、「恋人向けですよ」

このおばさん達は旅館の経営者ではなく、土地開発で畑と土地を手放し、その代わりに
行政からマンションの部屋を数室あてがわれた方々なのだそうです。
そしてあてがわれた部屋を民宿のように貸しているのですね。
貸している相手はもちろん学生。

交際を始めると行きつく先は自然にその近辺になってしまうようです。

そして今日、たまたまある学生がそちらへ向かっていることを知りました。

先日の授業で私の方を満面の笑顔で見ながら流暢な英語で自己紹介をした女の子。
担当の先生に複数の学生が英語で自己紹介した旨を伝えると、その女の子を持ち出して
あの子はやる気があるし、しかも美人よねとかなり期待されていたのです。
私は別の意味で心配したのですけどね。いつ餌食になるのかと。

QQにメッセージがあり返信したところ、ちょうど校内を歩いていたところでした。
昼食を食べ終わったとあったので友達と寮に戻っている最中かと思いきや、一人だと。
そして「北門についたから、先生またね」と会話が終わりました。

あらら、絵にかいたような・・・(笑)

「今夜も一人♪生贄になる・・・」デーモン閣下の声が頭の中をこだましました(笑)

彼女が1割の方に残ってくれれば、勉強と恋愛を両立できるいい模範になることも
期待できるのですが・・

暫くは様子見ですね
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ある学生の第一印象

2014年09月28日 | 日記
9月27日(土) 晴れ

こちらに戻ってきて久しぶりにどこにも出かけないまったりとした週末です。
来週水曜日には国慶節休みに入るので、休みムード一色といったところでしょうか。
2、3年生には既に帰省した子もいるかもしれません。

先週末くらいからだったか、夜9時以降のネットスピードが極端に遅くなってきました。

新入生が入学してきて夜にネットを使う学生数が増えるため覚悟はしていましたが
実際にページが開かなくなると結構イライラするものです(笑)
日本の光回線が恋しくなりますね。

さて、火曜日と金曜日の新入生の自己紹介カードを整理し名簿を作成しているのですが
日本語学習の目標(以前は「目的」にしておりましたが、志望者が少ない現実を踏まえ
今年は変えました)に私へ向けてのコメントが散見されます。
その多くが(初めて出会う)日本人の先生と話ができるようになりたいというもの
ですが、中には「先生可愛い」というコメントも。
40代半ばにしてまだ二十歳にも満たない学生から可愛いと評されるのはどうかとも
思いますが、そういうイメージなんでしょうね。
私も失礼を承知で、小堺一機さんのようなイメージか。

昔から童顔で高校卒業後の受験浪人時に中学生に間違われたことがありまして、
アメリカにいた頃は酒とタバコを買うために何度身分証を見せたことか。
こちらに来ても年齢を言うと真剣に驚かれることがしばしば。

太極拳をやっていると大体実年齢より5~10歳は若く見えるのでその影響もある
のかもしれませんね。
私が東京で太極拳を習っていた頃、年下だと思っていた女性にタメ口をきいて
「アンタより年上なんだけど」と怒られたことがあります(笑)

実は私がこちらで髭を蓄えた理由の一つに、濰坊学院の韓国人教師が実年齢23歳なのに
「なめられないように」と28歳だと学生に伝えていたという話を聞いて、私も年相応に
見られようとした経緯があります。

今となってはどうでもいい拘りだったと思い返されますね。

と言いつつ、実はまだ髭が恋しくはあるのですが、我慢します。
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英語でトーンダウン、再び

2014年09月27日 | 日記
9月26日(金) 晴れ

今日は昨日一昨日に比べ若干涼しかったのでしょうね。
事務室の同僚の先生方は皆さん長袖と羽織るものをお召でした。
その中、変わらずポロ姿で現れ扇子をパタパタさせてる私は異様な姿に見られますね。

さて、今日は新入生のもう一つの授業です。
そしてこのクラスの総合の先生が主任の先生でした。
大丈夫やろか・・・
一応主任と外教の立場なので、なるべく話を聞くようにはしているのですが、考え方が
対立することも多いので、今後揉めることが多くなりそうな気がしています。

で、いきなり私はその原因になりそうなことをやっているんですけどね。

このクラスもまた3分の1が男子学生で、とても元気な男子が複数いました。
外国語のクラスは女子学生が大半を占めますので、男子は比較的大人しく、あまり
クラスを引っ張るタイプの学生がいないのですよね。
これまでは濰坊の学校で1年生から私の通訳をした毅が自然とそういう雰囲気になった
くらいです。
この元気な男子学生が率先してくれれば面白くなるのですがね。。。
逆方向に向かわないことを祈っています。

今日のクラスではいきなりハプニングがありました。
火曜日に通訳をしてくれた学生が、「今日はもう一人の子が担当します」と言って
帰って行ったのですね。そのもう一人の子というのは前回来る予定が寝坊してしまって
今回は来ると言っていたのですが、今日は連絡さえもない。

しかし、ありがたいことにもう一つのクラスの優秀な女子学生がアシスタントを見学
したいと言って来てくれていたので急遽通訳をお願いしました。
総合力という面では4年生でトップかもしれません。
夏のN1受験で、聴解が60点満点中47点と驚異のスコアを出したそうです。
私は「聴解は30点取れれば御の字だよ」と常々言っています。

ただ、この学生はこの時間帯に他の授業があるため、来週以降は難しいかもしれません。
本人に意思があれば、私から担当教諭に相談するのですが、本人はそちらの授業に
出たいという意向があるようです。

新入生は当然彼女のレベルが分からないのですが、私の彼女への評価もそのまま彼女に
通訳させたため、数人の学生の目が輝き、自己紹介の日本語学習の目標として先輩の
ようになりたい、と書く学生が多く、一躍アイドル的存在になりました。
目標とする対象が身近にいることはとてもいいことだと思います。

で、、、自己紹介が終わった後、私の言葉でまた盛り上がった雰囲気が静かに(笑)

そう、「英語の重要性」を説いた後ですね。
盛り上がっている所に冷や水を浴びせる行為で申し訳ないとは思うのですが

今はN1だけで就職が見つかるほど甘くはない。
この学校の中だけでも専攻は機械系や電子系で英語ペラペラ、もしくは日本語が
第二外国語なのにN2に合格する学生が複数人いるのです。
何の技術も持たず、しかも英語力のない学生が4年生になって立ち往生していまう現実。

私とあまり年齢の変わらない先生が、
「昔は日本語科出身の学生そのものが少なかったので売り手市場でしたが、今は違います」
と仰ってました。
N1取得は当然として他にスキルが必要だと。
最低限英語力はあった方がいいという私の意見に賛成されていました。

新入生の気持ちの高ぶりを下げてしまったのですが、同様にアシスタントをしてくれた
彼女らにも厳しい現実を突き付けてしまったかもしれません。

二重に申し訳ないとは思いつつ、それでも若い時にできることを思い切ってやって欲しい
と願っています。
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英語も

2014年09月25日 | 日記
9月25日(木) 晴れ

昨夜本降りになった雨が今朝はピタリと止んでおりました。
暑くなりそうな気配ですね。

木曜日は一週間で唯一2コマの授業がある日です。
体の改造が徐々に進む中、食事の摂り方には気を遣っていますが、この日だけは朝
学内ホテルのバッフェでしっかりと食べます。

さて、昨日の2年生の授業からある試みを始めました。
授業中の私の話を日本語⇒英語とし、中国語はなるべく使わない。
どうしても必要な場合は中国語で説明しますが、極力封印します。

寝てしまう子はやはり寝ますが、英語が理解できる子は真剣な眼差しを向けてきました。

そして今日の3年生の授業では、苦笑いする学生が数人いましたが、先学期私に例の
依頼をしてきた男子学生が一人目を輝かせていました。
大学院進学の為に毎日英語を勉強しているというのは本当だったようです(笑)
その時間、少しでもいいから日本語を聴く為に割けないか、と逆に依頼したいところ
ですけどね(笑)

昨日から始めたことですが、言うほど簡単ではなく、英単語が出てこなくて結構大変です。
「○段目から」と言いたい時に、「段」は何だっけ?と頭の中で必死に単語を思い出す。

普段英語教師と話している時は、どちらかというと聞く姿勢の方が多いので、こちらから
話すことにはあまり慣れていませんでした。

これから学生の反応がどう変わっていくか分かりませんが、日本語科でありながら
第二外国語と同等、いやもしかしたらそれ以下とも思える環境ですから、英語も真剣に
取り組んでくれるきっかけになってくれればと思っています。
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日本語の授業で英語?

2014年09月23日 | 日記
9月23日(火) 晴れ

今日はいつになく緊張していました。
昨年の今頃はこんな日々だったのかと思い出されます。

新入生の授業が今日から始まりました。
2年生、3年生なら1年間付き合ってますから慣れたものですが、初対面になるとやはり。

先日北京にて広島大学の試験に申し込んだ学生がアシスタントして来てくれました。
彼女をこの学期はアシスタントの中心に据える予定です。

自己紹介で広島出身であることを伝え、広島の印象を尋ねましたら「原爆」でした。
まあ、そんなもんでしょう。

昨年は全てのクラスで行った自己紹介と写真撮影を今年もまた新入生対象に行いました。
昨年はポーズを取る子も少なからずいたのですが、このクラスはゼロでしたね。
中にはふてくされた顔のまま写真に写り、自己紹介で日本語と日本に全く興味がないと
吐き捨てる男子学生もいました。
私が中国語で会話ができることを話していなかったので、素直な発表だったのでしょうね。
その後少しばつが悪そうにしていました(笑)

自己紹介は中国語でも英語でも構わないよと説明したところ、ある女の子から
立て続けに英語での紹介が始まり驚きました。
これには私も驚き、結構上手な英語です。

自己紹介が全て終わった後、ぶっちゃけ質問を始めました。
1.日本語科を志望したかどうか
2.外国語に興味があるかどうか
3.理工系志望だったかどうか

1.については4人が志望
2.については10人程度
3.については2人

この3つの質問は次の話への導線とでも言いましょうか。
この1年間の経験で日本語科ではありながら、日本語に対する意欲があるのは1/3にも
満たないことは分かっていたので、それを踏まえて英語の話をしたかったのです。

今日の授業の学生数は28名、そのうち日本語志望者が4名、15%未満。
第二外国語選択者の方がまだ比率が高いんじゃないかと思えますよね(笑)

こうなると現在の2年生や3年生のように早ければ1年の2学期で脱落してしまう学生が
多くなるわけで残りの大学生活はゲームに溺れるか恋愛に走るかのどちらか。
辛うじてN2を取得したところで日本語に関係する仕事に就けることなんて確率が低い。

元から日本語に興味が無いのであれば、転科を目指すか、卒業するための勉強だけはして
併せて英語もしっかり勉強しなさい、と。

また元々日本語志望の学生であっても貿易関連の仕事に就くのであれば英語は必須ですし
日本への留学も英語力を問われます。
広島大学もある研究科ではTOEICで800点程度の英語力が無ければ、そもそも受け入れして
くれないということでした。

「日本人の日本語の授業なのに英語が重要だと語るなんて可笑しいでしょ」と少々冗談
めいて話しましたが、かなり真剣に話しました。

初っ端からこんな授業でいきなり新入生の顔が曇りましたが、昨年そして今年の4年生に
英語の重要性を知り困惑の表情でいる姿を見てきましたので早めに現状を知っておいて
今後の対策を考えてもらった方がいいと思った末の思い切った話です。

このクラスは幸いに英語を得意とする学生が数人いますので、機会があれば今まで
中国語で行ってきた指示を英語で行うことも考えています。
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曲阜の大学で見た日本語サークル

2014年09月22日 | 日記
9月22日(月) 晴れ

先週のあの低温は何だったのかと思えるような晴天と暑さが戻ってきました。
今日は学生も半袖姿が多く、久々に天井扇を回しました。
とはいえ、教壇には風は届かないので、私は変わらず扇子をパタパタさせながら
話すのですけどね。

さて、昨日の朝ホテルから彼女らの学校に行き、学校に着いて彼女らを待つ間に
校内で新入生を呼び込むサークルの活動を眺めておりましたら、「日本語クラブ」なる
サークルを見つけました。

そこにいた学生に話しかけてみたら2年生だそうで、まだ会話はおぼつかないものの
メンバーの人数を尋ねてみたら20人くらいいるのだそうで。
編入組を入れると日本語科だけで200~250人はいるはずですから約1割程度には
なりますが、そういう活動をしているだけでも大したものだと思います。

先学期、当時の2年生の授業で「日本語コーナー」のようなものを創立してみてはどうか
と話したことがあるのですが、反応が無く、そのまま私も諦めたのですが、実際に
活動している学生たちを目の当たりにすると改めて新しい2年生に打診してみたく
なりました。

先学期の文化祭の動きを見ていると、自分たちで作り出せるのではないかと期待して
しまいます。

もしも彼女らが動き始めたら、もちろん私は顧問役になるつもりでいますので、活動が
軌道に乗るまで、それが来年になったとしたらあと1年頑張ることも考えています。
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曲阜で新たな観光地

2014年09月21日 | 日記
9月21日(日) 晴れ

今日の曲阜は汗ばむ陽気となりました。

さて今日一日はどうしよう、と彼女らの学校へ向かう途中で何気なく道路の案内をみて
ヒントを得ました。
今まで聞いたこともない観光施設の名前があったのです。
「孔子六芸城」

学校に到着してこの施設を知っているか尋ねたところ、名前は聞いたことがあるけれど
どこにあるのか知らないというので、調べてみてさほど遠くない場所なので
行ってみることに。

入場料が60元と少々高めでしたが、学割が半額だったのでOK。

中に入ってみるとかなり古くなった施設であることが分かりましたが、孔子廟とはまた
一味違う展示品もありそれなりに楽しめました。
このたぶん今の孔子廟あたりの昔の姿を模ったものだと思える模型は壮観でしたが
雨の日もそのままなのだろうと思うと、人形が可哀そうになりましたね。

昼は学校近くに戻り芳の勧めで焼き魚を食べることに。
厚子という日本語では「草魚」というそうですが、鯉の一種だという淡水魚を食しました。
焼き魚と言っても、日本のようにただ焼くだけではなく、焼いた魚を汁に浸す料理です。

お店の方は鯉よりも骨が少ないよ、と言っていたのですが、あるわあるわ小骨がたくさん。
口に運ぶたびに骨を出しながらの食事でした。

食事の時にお店の方が彼女らにアルバイト学生を探してくれと依頼していました。
まだできて間もない店のようでした。
彼女らによると、学生は学食か校門の近くで食事を済ませるそうで、学校からさほど離れて
ないこの店付近でもあまりやって来ないそうですが、道路を挟んで向かいに新しい
マンションが出来ており、そこの住人を顧客に見込んでいるようです。

ただ、時給が5元、濰坊よりも安いかも。芳によると他のお店は4元だったそうです。
私がお邪魔した青島のファーストフードが10.5元、ここ曲阜では6.5元だそうで、それが
相場なのかもしれませんね。
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曲阜に来てテレビ鑑賞

2014年09月20日 | 日記
9月20日(土) 晴れ

雲一つない綺麗な秋空でした。
朝いつもどおりの時間に学食で食事をして宿舎に向かっていると2年生の女の子と
すれ違いました。週末になれば9~10時まで寝ている学生が多い中で朝早くから
起きているのですね。勉強しているかどうかは別として、生活のリズムを作る意味で
いいことだと思えました。

さて、今日は曲阜へ。今回が何回目か、慣れた道のりです。
初めて来たころは新幹線駅の周りや駅から市街地へ向かう道が殺風景だったのですが
だんだん整備されてきています。新幹線の経済効果は大きいですね。

迎えに来てくれた芳とバスで彼女らの学校へ向かう途中、どこへ遊びに行くかと
相談していたのですが、既に主な観光地は回ってしまった感があり、何も考え付かない
のですね。
昼食を他の学生と一緒に取った後、とりあえずホテルにチェックインし何気なくテレビを
見ておりましたら、こちらで人気の歌番組があり、それを一緒に見ていました。

私は途中で少し寝てしまったのですが、途中からまた見始めてなんだかんだで4時間ほど
その歌番組を見て、気づいたら夕食の時間。
彼女らの学校まで戻り、ビールを飲みながら食事をして一日を終えました。

この歌番組、出場者が歌っている歌は知らない曲ばかりなのですが、演出が面白いので
土曜日に暇があるときは自室で見ようかと思えるものでした。

たまに学生を呼んで一緒に見るのもいいかもしれません。
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