問う

昔の川は澄んでいました。

魚もハヤ、どんこの他ウ

ナギやツガニなどもいて

水浴びなども出来て、初

夏には数えきれない程の

ホタルが飛び交っていま

した。稲作にはまだ農薬

が使われていない頃の事

です。今それらの魚やホ

タルが激減したのは農薬

の悪影響が一番です。

 

　　　「呼べど叫べどホタルの見えない川」

　　　「ニンゲンが住めぬ都にした微罪」

　　　「絶滅種ふえて少子化加速する」

　　　「この星に未来はあるか川に問う」

 

　　　　　本日の歩数 8,688歩

 

芝餅

田の畔などの草刈りが

一応済みました。やれ

やれという所で、当分

の間骨休みです。至福

のひと時です。昔なら

セイロで蒸した芝餅を

食べながら、川へウナ

ギ取りに行く算段など

しているのでしょう。

今はダムが出来てウナ

ギがいなくなりました。

時代は大きく変わった。

 

　　　「ダム一つできて思想を変えて来る」

　　　「ダムの功罪消してしまった川の幸」

　　　「ウナギもカニも鮎もそれから見かけない」

　　　「人のために作ったダムが苦しめる」

 

　　　　　本日の歩数 2,477歩(休み)

 

納得

健康の基準は人によって

微妙に違うと思います。

理想は無病息災でしょう

が、たとえ一病ニ病あっ

ても適切に管理されてい

れば心配はいらないでし

ょう。病院が好きな人も

また嫌いな人もいましょ

う。病院が嫌いでも、自

分が体の状態を納得して

いればこれが一番いいで

す。最終的には自己責任、

寿命以上に生きることは

今の医学では不可能です。

 

　　　「玉手箱あけて最長寿を目指す」

　　　「人生の峠がいまだ見えて来ず」

　　　「ゆっくりと下るしかない人生路」

　　　「慌てない急がないもう後がない」

 

　　　　　本日の歩数 9,541歩

 

真剣

句会に行きますと、宿題を

提出しますが、その場で席

題が出ます。考慮時間は僅

かです。遅れて来たり、隣

の人とお喋りしたりしてい

ると提出出来ません。真剣

に考えます。時間にして十

分程度、三句作りますが出

来なくて一句の人もありま

す。この短時間に多数を作

るのが頭の体操になります。

発想力、瞬発力そして推敲

力などが試されるのです。

 

　　　『老いの坂あまたの趣味を杖とする』

 

(2022年5月・川柳城の和・席題「杖」・山本　節選・入選)

 

　　　　　本日の歩数 3,704歩

 

丸投げ

従兄弟から電話があったが

案の定、親戚のご不幸だっ

た。昨暮に亡くなり家族葬

で済まされたが、それでは

こちらの気持ちが伝わらな

いので連名でご香典をした

いという事だった。僕も乗

せてもらう事にして、全て

世話を丸投げさせて貰った。

今後暫く、こういう葬儀の

仕方が続くのは世の流れで

仕方のないことと思います。

 

　　　「遠縁はもう呼ばれない家族葬」

　　　「亡くなった事も知らない家族葬」

　　　「丸投げは詰まり結局なにもせず」

　　　「家族葬の次はどうなる世の流れ」

 

　　　　　本日の歩数 8,730歩