月・火曜は学校教育話。今回は、昨日(R7.1.6)の記事に少し関連した内容です。
2学期末、職員室で学年の打合せをしている時、「最近、教室内で出来る遊びが減ってきたよねぇ」と話題になりました。
何故、減ったのか。それは、学級を盛り上げるための遊びが原因で、学級内にトラブルが発生する様になったからです。
例えば、昔の私は、「五色百人一首」や「五色名句百選カルタ」を教室で行っていました。これらは法則化運動で教えてもらったもので、「日本の文化に触れる」や「言葉の感覚が鋭くなる」、「学級の仲が良くなる」などの効果がありました。
ところが、平成20年代くらいから、「学級の仲が良くなる」ではなくなってきました。勝ち負けにこだわる子が増え、ズルをして勝とうとする子が現れたり、負けると暴言や暴力を振るう子が出てきたりしたからです。ズルくらいなら子供同士の話し合いなどで解決出来る可能性もありますが、暴言や暴力となると難しい対応を迫られる事になります。しかも、それが毎回となると、どう考えてもデメリットの方が大きくなってしまいます。
或いは、「ハンカチ落とし」や「爆弾ゲーム」など。それ程ルールが難しくなく、楽しく行う事が出来るゲームでした…が、今は楽しく行う事が難しくなっています。
「ハンカチ落とし」で多くなったのが、自分の親しい友達だけにハンカチを落とす行為です。「まだ、落とされていない子に落としてあげてね」と言っても、やっぱり親しい友達に落とします。同じ子ばかり落とされるので、落としてもらえない子が「つまんな~い」と言う様になってきました。
「爆弾ゲーム」の場合、楽しく遊ぶためには、ボールを手渡しする事が重要です。ところが最近は、自分が爆弾を受け取りたくないから、ボールを渡す時に手渡ししない…と言う子が増えてきました。
手渡しすると、コンマ何秒とかのレベルとは言え、どうしても自分で持っている時間が長くなります。それを防ぐ為に、隣の子へ投げて渡すのです。ひどい時など、ボールを受け取らずに手ではたき、隣の子へボールを飛ばす子もいます。当然、隣の子が受け取れずボールを落とし、拾いに行くのでゲームが間延びします。そんな時に、音楽担当の子が音楽を止めてしまうと、ボールを拾いに行った子とボールを投げた子の間でトラブルが発生します。
だから、最近の私は、「五色百人一首」や「五色名句百選カルタ」はもちろん、「ハンカチ落とし」も、「爆弾ゲーム」も、あまり行わなくなってきました。楽しい活動をして学級を盛り上げたいのに、トラブルが増えるのでは本末転倒ですから…。
そう思っていたら、令和6年の末に面白い情報を得ました。
私が頻繁に読んでいるnoteの記事で、とあるnoterさんが「うまくいかないことやトラブルの原因は、スキル不足!」と書いていたのです。それについて私は、「でも、じゃんけんゲームやカルタで負けた時に起こりだす子が増えて、遊びのネタとして使えなくなっている…と言う事実は、スキルだけの問題ではないと考えています」とコメントしました。すると、それに対して「『自分の感情をコントロールすること』も一つのスキルです。(私のやっているCPSのスキルリストにも入っています。)」コメント返しがあったのです。
成る程…感情のコントロールもスキルか。
そうであれば、それらのスキルをどうやって鍛えればいいか…取り敢えずCPSについて調べなくちゃ。
2学期末、職員室で学年の打合せをしている時、「最近、教室内で出来る遊びが減ってきたよねぇ」と話題になりました。
何故、減ったのか。それは、学級を盛り上げるための遊びが原因で、学級内にトラブルが発生する様になったからです。
例えば、昔の私は、「五色百人一首」や「五色名句百選カルタ」を教室で行っていました。これらは法則化運動で教えてもらったもので、「日本の文化に触れる」や「言葉の感覚が鋭くなる」、「学級の仲が良くなる」などの効果がありました。
ところが、平成20年代くらいから、「学級の仲が良くなる」ではなくなってきました。勝ち負けにこだわる子が増え、ズルをして勝とうとする子が現れたり、負けると暴言や暴力を振るう子が出てきたりしたからです。ズルくらいなら子供同士の話し合いなどで解決出来る可能性もありますが、暴言や暴力となると難しい対応を迫られる事になります。しかも、それが毎回となると、どう考えてもデメリットの方が大きくなってしまいます。
或いは、「ハンカチ落とし」や「爆弾ゲーム」など。それ程ルールが難しくなく、楽しく行う事が出来るゲームでした…が、今は楽しく行う事が難しくなっています。
「ハンカチ落とし」で多くなったのが、自分の親しい友達だけにハンカチを落とす行為です。「まだ、落とされていない子に落としてあげてね」と言っても、やっぱり親しい友達に落とします。同じ子ばかり落とされるので、落としてもらえない子が「つまんな~い」と言う様になってきました。
「爆弾ゲーム」の場合、楽しく遊ぶためには、ボールを手渡しする事が重要です。ところが最近は、自分が爆弾を受け取りたくないから、ボールを渡す時に手渡ししない…と言う子が増えてきました。
手渡しすると、コンマ何秒とかのレベルとは言え、どうしても自分で持っている時間が長くなります。それを防ぐ為に、隣の子へ投げて渡すのです。ひどい時など、ボールを受け取らずに手ではたき、隣の子へボールを飛ばす子もいます。当然、隣の子が受け取れずボールを落とし、拾いに行くのでゲームが間延びします。そんな時に、音楽担当の子が音楽を止めてしまうと、ボールを拾いに行った子とボールを投げた子の間でトラブルが発生します。
だから、最近の私は、「五色百人一首」や「五色名句百選カルタ」はもちろん、「ハンカチ落とし」も、「爆弾ゲーム」も、あまり行わなくなってきました。楽しい活動をして学級を盛り上げたいのに、トラブルが増えるのでは本末転倒ですから…。
そう思っていたら、令和6年の末に面白い情報を得ました。
私が頻繁に読んでいるnoteの記事で、とあるnoterさんが「うまくいかないことやトラブルの原因は、スキル不足!」と書いていたのです。それについて私は、「でも、じゃんけんゲームやカルタで負けた時に起こりだす子が増えて、遊びのネタとして使えなくなっている…と言う事実は、スキルだけの問題ではないと考えています」とコメントしました。すると、それに対して「『自分の感情をコントロールすること』も一つのスキルです。(私のやっているCPSのスキルリストにも入っています。)」コメント返しがあったのです。
成る程…感情のコントロールもスキルか。
そうであれば、それらのスキルをどうやって鍛えればいいか…取り敢えずCPSについて調べなくちゃ。
…と言う事で、この最終段落まで読んでくださった皆様、本当にありがとうございます。今日または明日、皆様が良い一日を過ごせるよう願ってます。